安達太良山
1699m
2009年9月6日


四章
「白峰に魅せられにて候」


姫、ご利益がありますように静々と御潜りくだされ。。
爺、それじゃ静々と参るかな。
姫、少しあの方にお待ちいただきましょう。
爺、よかった混雑しない時に潜られて。
姫、さようでござるな。もう少し遅かったなら渋滞でござる。


姫、これからは白峰が主役で行かせていただくでござる。




姫、こんなにも美しい白峰なのになしてみんさん紹介しないのでござるかな。
爺、みなさんはみなさんだよ。
姫、さようでござるな。


姫、下るにつれ違った方向からの白峰をたっぷり堪能するでござる。
爺、飽きられないようにほどほどにな。


姫、ご馳走様でござる。


姫、UPでも美しいでござるな。こればかりならだれがこの白峰は安達太良山にあるなんて思いもつかないでござるな。






姫、ここより一気に高度を下げる登山道でござるにここでたっぷりと頂くでござる。
爺、食べ過ぎてゲロゲロするなよ。








姫、すばらしい眺めでござるなきみまろの本領発揮でござる。


姫、我々もそろりと下るでござる。



姫、いやはや惚れ惚れするでござるな。
爺、飽きてきたぞ。
姫、今しばらくの辛抱でござる。






姫、これも智恵子さんの安達太良山なのでござるな。全ては裏と表があるように単なる百名山ハンタ−には解からないすばらしさでござるな。
爺、ひとそれぞれ楽しみ方があるからな。
姫、さようでござる。


姫、先ほどから白峰の下の岩が日陰になり益々白峰が光り輝く感じでござる。




爺、飽きたぞ。
姫、ここは福島でござる。


姫、いましばらく白峰にはお休みいただいて。






姫、胎内岩潜りからああ来てこう来たのでござるな。
爺、それじゃ読者は解からないだろ。
姫、あばうとあばうと。


姫、案内板でござるな。胎内岩を経て鉄山でござる。
爺、こんなんじゃ見落とすかもな。
姫、さようでござる。

姫、以前はあの大岩に何か書いてあったのでござるな。それが風化してしまい判読できない事や景観の事を考慮してそのままにしておくのでござるな。
爺、その代わりに先ほどの表示と左隅の大岩になんか書いてあるんだ。
姫、さようでござるな。

姫、おっとまたしても再登場していただくでござる。

姫、だんだんと白峰が遠くになってくるでござるな。
爺、当たり前だろ。
姫、寂しいかぎりでござるな。
爺好きなようにしたら。




姫、きみまろず-む〜〜〜〜〜〜〜〜。



姫、今生のお別れにて悲しくなるでござる。
爺、大げさなんだよ。


姫、あれ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
爺、馬鹿じゃないの。
姫、馬鹿でござるな。


姫、そんな悲しみを追い払う為に同じ白い色の礫の登山道を激写でござる。
爺、意味が解からんどこが激写だ。



姫、秋でござるな〜〜〜〜〜〜〜〜お月見とお団子でござるな〜〜〜〜。
爺、なんという変わり身の早さだ。
姫、熱し易く冷め易いのは日本人でござる。
爺の場合は単なる気まぐれだろ。


姫、おお姫爺の願いが通じたのでござるか。今一度白峰の優雅なお姿を拝めるとは神の思し召しでござる。
爺、そんな訳ないだろ。単なる登山道のお陰だろ。


姫、湯の花の採取場でござるな。
爺、それだけか。
姫、さようでござる湯に浸かるわけでもなく軽く行きましょう。






姫、あれ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
爺、アホ爺〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
姫、あれ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。




爺、秋の空と爺の心だな。
姫、なんでござるかその諺は。
爺なんでもないよ。


姫、おおなんという気持ちよさなんともはやいい尻加減でござる。姫今しばらくこの湯管にてお尻を暖めて温泉療法していくでござる。
爺、しょうがないな歳は取りたくないな。
姫、3人に一人でござるまあ人並みでござるな。


姫、おおお〜〜〜神様、仏様、おっぱい様。

姫、ここが問題の崩壊でござる。なんら危険な箇所はなくなして通行止めの看板でござるかな。
爺、言っただろ責任逃れの為だよ。
姫、まあ自己責任でござるな。どこかの沢と一緒でござるな。
爺ほんとだな。でもいいんでないか事故責任だから。


姫、どこにもある「白糸の滝」でござる。
姫、事故責任登山口に到着でござる。お疲れ様でござる。


爺、温泉はもちろん沼尻温泉だよな。
姫、さようでござるおっぱい色した温泉でござるあの田村屋さんでござる。

姫、がっくりでござる800両も取るには温泉はオッパイ色ではなかったし設備も古くがっかりでござった。
爺、でもいい温泉だったぞ。
姫、さよう温泉は良かったでござるな沼尻温泉と言うだけあってお尻に優しい温泉でござるな。もっと宣伝しないと「お尻に良く効く温泉」とか。
爺お客さん来ないだろ。
姫ところで今回の安達太良山は「裏に真あり」でござるな、
爺お山は別として出来ることなら裏表の少ない人間でありたいな。
姫さようでござる直江兼続公みたいな方に成りたいでござる。
爺はもう遅いだろ。せめていましばらくその愛の兜をかぶっていな。

一章
「岩峰群とお戯れにて候」

二章
「智恵子さんの空にて候」

三章
「胎内岩でまったりにて候」

四章
「白峰に魅せられにて候」

めでたし めでたし