安達太良山 |
1699m |
2009年9月6日 |
コース | 沼尻登山口(2時間)船明神山(40分)安達太良山山頂(30分)鉄山(30分)鉄山避難小屋(1時間)胎内潜り(1時間30分)沼尻登山口 |
タイム | 登り2時間40分 / 下り3時間30分。 |
姫、この時期初秋の9月の山には何時も悩んでしまうでござる。紅葉にはまだ早い事もあり、人気の山は登山者が少ないこの時期を選ばなければならないのでござる。 | |
爺、それでなんで今回安達太良山なんだ。安達太良山といえば秋だろ全錦織り成す紅葉と爆裂火口である沼ノ平の凄愴な姿の対比はまさに絶景だろそれ故登山者も多過ぎる感があるけど。 | |
姫、さようそこなのでござる。また前回登った焼山は活火山であったでござるがなにか噴火した爪あとが残っている山に登りたかったので安達太良山を選んだのでござる。それも岳温泉からのコ-スは以前2回登っておりガイドブックで他のコ-ス見てみるとこの沼尻コ-スがあったのでござる。調べてみるとなかなか面白いコ-スと言う事が解かり今日の決行と相成ったのでござる。 | |
爺まったくの裏コ-スだな。 |
爺、磐梯山も大噴火したお山だろこっちでも良かったんじゃないか。 | |
姫、磐梯山も選択肢になったのでござるが今回は安達太良山でござる。 |
姫、沼尻温泉街の最後にある田村旅館の脇から左折して沼尻スキ−場の管理道路の終点が登山口でござるな。 | |
爺、帰りの温泉はここで入るのか。 | |
姫、そうするでござるかな。 |
姫、最後はなかなかの悪路でござったな爺のボロ籠は心配でござった。 | |
爺、なにか書いてあるぞがけ崩れで危険進入禁止だって(赤の矢印)。 | |
姫、この看板なのでござるがどうも問題はないらしいのでござる。みなさん下山にも登りにも使っているようなのでござる。 | |
爺ようするに「自己責任」でということだな。 |
姫、真意の事は後にして一般的な白糸の滝展望台があるコ−スから登るでござる。 | |
爺、この慰霊碑は沼の平で有毒ガスを吸ってしまい亡くなったみなさんを供養する為の慰霊碑だって。 | |
姫、さようでござるな以前は火口源の沼の平を横切るコ−スが許可されていたらしいのでござるがあの事故以降は登山禁止になっておるようでござる。 | |
爺お参りしてから行くぞ。 |
姫、白糸の滝は帰りにじっくり展望することにするでござる。 | |
爺、そのほうがいいな遠く過ぎて迫力がないもん。 |
姫、ここまでの道は足慣らしに丁度いい感じの登山道でござるな。下に見えるのが湯の花採取場らしいでござるあそこには蓮華温泉のような野湯があり温泉気分を味わえるらしいでござる。 | |
爺、後のお楽しみだな。 | |
姫、それでゃず-むにて様子など見てみるでござる。 |
姫、左隅になにやら湯桶のような囲いがあいその脇にはテントがあるでござるがこれは脱衣所でござるなかな。 |
姫、ここよりなかなかの急登でござるな。一気に高度を上げていく感じでござるな。 | |
爺、ほんと急登じゃん。 |
姫、そんな急登も思った程続かずに展望が開けてきたでござるな。 | |
爺、左から磐梯山、桧原湖、そして吾妻連峰の山並みだ。 | |
姫、けっこうあばうとでござるな。 |
姫、噴火口や鉄山、鉄山避難小屋、それに胎内岩などが見えてきたでござる。 | |
爺、帰りのコ−スだろ遠い感じ。 | |
姫、でもみなさんの登山記録では然程時間はかかっていないでござるに心配御無用でござる。 | |
爺それが一番心配だな。 |
姫、このハイマツ帯は苦しいでござる真っ直ぐに立って歩けないでござる。 | |
短足の爺でもたいへんだこりゃ。 |
姫、稜線というか噴火口の外壁にでたでござる。いやはや絶景でござるな。しかし綱があり進入禁止でござるがここも自己責任にてよっこらしょでござる。 | |
爺、困った爺だな。。 | |
姫、この岩の先端からの展望を楽しむでござる。 |
姫、先ほどの湯の花採取場から。 |
姫、遠く右の奥におっぱい山が逆光でござるがかすかに見えるでござる。 |
姫、そして圧巻は沼の平の荒涼とした噴火口でござるな。 | |
爺、噴火で災難にあわれて痛ましい出来事なのに沼の平を見ていると神秘的な何かを感じてくるな。 | |
姫、さようでござる自然が生み出す芸術でござるな。ここがもしかすると障子ヶ岩でござるなたぶん。 |
姫、この若者は爺達を追い越して行った若者でござるがあの岸壁で先ほどからじっ動かずチャンスを狙っておえるでござるがいいアングルでもあるのでござるかな。 | |
爺、そっと覘いてみたらどうだ。 | |
姫、あんまり変わらないでござるにいいでござる先に進むでござる。 |
姫、大展望でござるな。 |
姫、こちら南側は和尚山からなるなだらかな緑の台地が連なっておるでござる。 | |
爺、秋は素晴らしいだろうな一度秋の安達太良山も登ってみたいな。 | |
姫、安達太良山の秋は瓦版では全国版でござるにそれはもう最高らしいでござる。 |
姫、この岩の上には登山道はなく左から巻いてきたでござるな。 | |
爺、なんか登山道の色が違うな茶色になってきたぞ。 |
姫、絶景でござる岳温泉側よりこちらからのほうが断然すばらしいでござるな。 | |
爺、姫はまだ見てないけど今日後で見れるから比べてみるかな。 |
姫、なにかに似ている岩でござるな。 | |
爺、なんだろな似ているのは確かなんだが馬でもないしまあいいや。とにかくアニマル岩にしていこう。 | |
姫、さようでござるな。 |
姫、何度見てもすばらしい光景でござる。 |
姫、これはさかなのお頭岩でござるな。 |
姫、ここには3匹の動物らしきものがいるでござるが解かるでござるかな。一匹2匹まではお解かりになるはず残りが難問でござるな。 | |
爺、爺のしょうもない感性でも捉えられるものはと????。 |
姫、:船明神池でござるそして前に見えるのは船明神岩でござる。 |
姫、ここは確か大岩の脇を左から右に横断するはずでござるそして最後にちょこっと直登のはずでござる。 | |
爺、何も知らない人はちょっと躊躇してしまうかもな。 |
姫、こんな所を登りきると。 |
姫、こんな感じでござるな。 |
姫、障子ヶ岩と船明神池でござる。おやけっこう後から登って来ているでござるな。 | |
爺私達は早かったんだきっと。 | |
姫、さようでござるな。 |
姫、オッパイ山と船明神山でござるな。あの祠のある所が船明神山の頂でござるな。 |
姫、なんでござるかなこの小さな虫たちはそれも岩にびっしりと張り付いて折るでござる。気持が悪く退散でござる。 | |
爺、なんなんだこの虫たちは退散退散だ。 |
姫、イルカ岩でござる。なかなか安達太良山はいろんなお魚や動物の宝庫でござるな。 | |
爺、ほんとたのしかったな。 |
姫、失敗したでござる。実は後から解かり申したのでござる。最初から解かっておればしっかりとイルカにまたがったのでござるが残念でござった。 | |
爺、後の祭りだな。 | |
姫、何時かもう一度秋に訪れた時にはかならずまたがりポ−ズを撮るでござる。 | |
爺好きにしな。 |
姫、磐梯山が噴火したようでござる。 | |
爺、するわけ無いだろ爺。 | |
姫、冗談でござる。 |
姫、智恵子さんの言われた本当の空が見れるかもしれないでござるな。 | |
爺、ほんとけ。 |
二章
「智恵子さんの空にて候」