守門岳 |
1537m |
2007年10月28日 |
第1幕 | 第2幕 | 第3幕 |
偶然の再会にて候 | 守門岳もいいでにて候 | 守門といえばにて候 |
姫今日は「羊刻」過ぎに山の神と出かけなければならず近くの守門岳にいたしました。 | |
爺、いいんじゃない秋の守門岳は姫もお城から眺めているけれど初めてだから。怖い奥方の言うこと聞いておかないとね。 | |
姫、さようでござるなはははは。 |
コ−ス | 保久礼登山口AM8:00(2時間)大岳(1時間)袴岳山頂 |
タイム | 登り3時間 |
爺、どうしたの急に街道から二分の登山口に曲がったばかりなのに。 | |
姫、紅葉が綺麗だったので籠を停めたでござる。 | |
爺、いいんじゃない。 |
爺、大丈夫?まだ登山口に着かないのにまた籠を停めて夕方の時間もあるんだろ。 | |
姫、さようでござるがつい。 | |
爺、しょうがない病気は治らないな。 |
姫ここが保久礼登山口でござる。一番らくちんで尚且つ短時間で守門岳山頂に登れるでござる。 | |
爺、ここも普請が行われているね広くなりトイレも新設されるね来春には。 | |
姫、さようでござるなますます人気が出てまいりますな。 |
姫登山地図などみてからのぼるでござる。 |
爺、紅葉がいい感じだね。 | |
姫、さようでござるな。 |
姫第一展望台でござる。今日は天候はだんだん良くなっていくはずでござる期待してくだされ | |
爺、期待していいのかな?爺いままでなんどとなくうらぎられたからね。 | |
姫、あまりに御厳しいおことばでござる。でもその通りゆえに反発できないかなしい爺でありますなはははは。 |
姫いい色してますな昨晩の雨で光っております。 | |
爺、ほんと。 |
姫信号機揃い踏みでござる |
姫ここは美味しいキビタキ清水とキビタキ小屋がありますが登りはパスして先を急ぎましょう | |
爺、いいよ別に喉も乾いていないし。 | |
姫、さようでござるな。 |
姫ちょうど見ごろでござるな |
爺、なんにも見えないじゃないの展望台なのに。 | |
姫、さようでござるなこんなはずではそうそう先ほどのご婦人のご一行は昨晩は大雲沢ヒュッテ(演奏付き)に泊まったらしいでござる。 | |
爺姫も知ってるよ背は高く歌はくろうとで素敵な男性で爺とまるで正反対だね。 | |
姫さようでござるな。神は不公平でござる。 |
姫どうせガスで何も見えません。いままでなんどとなくこのコ−スをのぼっておりますが一回も見ていない「天狗水場」でござる今日は覗いてみましょう。 | |
爺、いいよ。 | |
姫、看板には100mと書いてあります。ちと考えさせる距離でござるな。 |
姫天狗様のお社でござるな。 | |
爺、ほんとだね。 | |
姫、100mは往復でござるなとても片道100mはありません。もっと早く解かっていればよかったでござる。いい水場でござる。 |
爺、もう大岳だろうパッとしないな。 | |
姫、さようでござるな回復が遅れている感じでござるみなさんこちらで休憩されておりますが山頂に向いましょう。保久礼コ−スで一番苦しいのがこの大岳からいったん網張まで下ってまた登り返し二分の登山口との分岐点まででござる。 | |
爺、まあ見ると登るととではまた違うから問題なしだよ。 |
姫大岳より下りそして130m程ののぼりになるでござる。 |
爺、ぜんぜん問題外だね。 |
姫ここ網張付近ではまだ紅葉がみれますな少し時間をかけていきましょう。それにしてももっと青空が欲しいでござるな。 | |
爺、すこしお日様も顔を出ししてきたじゃんもう少しの辛抱なんじゃないの。 | |
姫、さようでござるか。 |
姫ここの鞍部の下はなにか自然な感じがしませんな。なにか人間の手が加わった様子でござるな。下田村につながる登山道はみえておりますが幕場でもないかんじでござる。 | |
爺、たしかに場違いな感じだね。また貪欲な人間の夢の後かな。 | |
姫、かような気がしないでもありませんな。 |
姫すこし天候が回復傾向でござるなあれは袴腰山でござるな。 | |
爺、ほんと粟の神のみなさんはお元気かな。 | |
姫、また白く雪化粧をしたらお伺いしましょう。 |
爺、毛並みのよさそうな草紅葉だね天気がよければお昼寝などしてみたい感じ。 | |
姫、さようでござるな。 |
姫あそこが分岐点でござる。それにしてもはれませんな |
姫、下田方面は陽がさしかけているのでござるがいまだ |
爺、青雲岳も雲の中。 |
姫ちょっと大岳方面と青雲岳直下の火口群の紅葉をのぞいてみるでござる |
姫袴岳にむかいましょう | |
爺、そうしよう寒くなってきたよ山頂で暖かい飲み物を取ろう。 | |
姫、さようでござるな。 |
姫袴岳でござるな。 | |
爺、ようやくだね休憩しよう。 |
姫、あの方はH氏でござる昨年米山で始めてお会いして感激したのでござる。まさかこんな所で再会できるとはまずは記念写真をお願いしなければ。もう足もとにはビ−ルの空き缶が2本転がっております。いつもながらの酒豪でござるな。 | |
爺、よかったねそれにしても片足のお方と二人だけだよ。いつも綺麗どころが一緒なのにね。 | |
姫、さようでござるな今日はおふたりだけなのでござるか。我々も食事にしましょう。 |
爺と姫が食事も終わりかけたころご婦人3名と男性1名がH氏に所
にやってきた。やはり今回も綺麗どころとご一緒だったのである。
山頂の天気は回復せず帰りの時間もあるのでH氏に挨拶して山頂を後にした。
第2幕
守門岳もいいでにて候