第２幕
守門岳もいいでにて候

	爺、Ｈ氏なぜいつも綺麗どころが一緒か解かったよ良く見てたら「こまめ」なんだ綺麗どころ到着するまでにビ−ルを飲みながらきのこ汁やおつまみをを作ったりしているんだもの。あれではもてるわな。爺とは大違いだね。
	姫、さようでござるな。山のスペシャリストでもありいざというときに頼りなるでござるな。それはさておき網張にて帰りの時間を調整したいと思いますが
	爺、いいよあそこの紅葉はいまが盛りって感じだからね

	姫、粟ヶ岳が姿をあらわしたでござる。
	爺、もうすこしＵＰならない。

爺、よくわからないな。

	姫、これならばいかがでござるか。
	爺、こんなもんだね。

	爺、新潟からのおじさんはここでテントを張っていたんだ爺テントもいいね。
	姫、さようでござるここでゆっくり写真を撮って行くそうでござる。爺テントも欲しいのでござるが体力と金力がありませんな。

	爺、網張で時間調整じゃないのそんなに撮って綱張の時間がなくならない。
	姫、それなんでござるがまあなんとかなるでござるよ。
	爺、遅刻はだめだよ遅刻は。
	姫、大丈夫でござる。

	爺、お日様が当るとまた紅葉がはえるね。
	姫、さよう光と影がなんともきれいなのでござるがなかなか進歩しません。

	爺、みんな狙い撃ちしているね。
	姫、さようでござるなこの火口跡が一番のベスト紅葉でござる。

	爺、大岳も先ほどより青空が広がってきたぞ。
	姫、ようやく快晴にむかうのでござるな。しかしああ時間がないでござる。
	爺、うまくいかないね時間無い時に限って晴れてくるんだから。
	姫、これもまた人生でござる。

	爺、上のほうがいいんじゃない。
	姫、さようでござるか。

	姫、ダテカンバに日差しがあたりだしてきたでござる。
	爺、ほんと白く輝いてきたぞ爺チャンスチャンス。
	姫、それではダテカンバを狙い撃ちするでござる。

	爺、狙い撃ちのわりにはほとんんどはずれじゃん。
	姫、そのようでござるがまあまあでござる。
	爺、他人に厳しく自分に甘いのも直らないな爺は。
	姫、ははははは。

	爺、気持ちいいあおぞらが。
	姫、なんでもっと早く晴れてくれなかったのでござるかな。
	爺、これも人生だよ。
	姫、はははは。

	爺、時間は大丈夫だいぶ無駄玉がおおいみたいだけど。
	姫、狙い撃ちしておるのでござるが目がしょぼしょぼしだしたでござる。
	爺、目のせいじゃないだろ。
	姫・・・・・・・・、。

	姫、登る時は拝めなかった大岳の西斜面の紅葉もまだ健在でござるな。
	爺、ほんとまた充分鑑賞できるじゃん。

	爺、ようやく網張りだよ。いっぱい無駄玉をつかってしまったね。
	姫、だいじょうでござる。まだ玉はいっぱいあるでござるに。時間の許す限りばしゃばしゃと撮るでござる。
	爺、もう病気だね。

	姫、やっぱりあそこにはなにかあります。時間があれば降りてみたいでござるがな。
	爺、姫も快晴の時に降りてみたいな。
	姫、それほど摩訶不思議なサ−クルでござる。守門の下田コ−スを歩いてみたくなったでござるな。

	姫、そろそろかえりましょう山ノ神の顔が。
	爺、そうだねこれから帰れば温泉に入ってからでも充分間に合うし。
	姫、さようでござるな。

	姫、後ろ髪ひかれるおもいではありますが。
	爺、そうだよ。

	爺、。ようやくみなさん揃い踏みになったね。
	姫、さようでござるな浅草岳もみえてきたでござるな。
	爺、袴岳から左方向の袴腰の後のお山だね。
	姫、さようでござるな。いそぎましょう大岳にでもこの登りがキツイでござる爺には。

	爺、とかなんとかいってほんとは下手な鉄砲を撃ちたかったんだろ。
	姫、解かったでござるか。
	爺、爺の魂胆はお見当しだよ。

	姫、ようやく大岳でござるな雪山でみる大岳からの展望になりましたでござるな。
	爺、もっと噴火口にお日様が当るといいんだけどねちょっと時間的に難しいね。
	姫、さようでござるな。

	爺、浅草岳もくっきりと浮かんできたね。
	姫、さようでござるなあの草紅葉の草原は天狗の庭かもしれませんな。
	爺、秋の守門岳もなかなかいいで
	姫、さようでござるまだまだ爺には未知数の守門岳でござる。そしてやはり守門岳は名峰でござるな。

	爺、完璧にはれてきたね。
	姫、さようでござるな後１時間あれば。
	爺、だめだめ。
	姫、さようでござるな。

	爺、かえろ。
	姫、さようでござるな。
	爺、爺そっちじゃないだろこっちだろ。
	姫、今しばらく中ツ又岳のほうに行ってみたいのでござる。
	爺、時間がないんだから程ほどにしないと。まったく困ったもんだ爺は

第3幕
守門といえばにて候