火打山 |
2462m |
2007年7月7日 |
第1章 | 第2章 | 第3章 |
「君に逢いたくて] |
「ポ-ズは入らない」 | 「君は美しかった」 |
火打山は朝が勝負である。10時には雲が湧きはじめる。そんな火打山にも今年も雪解けとともにさくらさんの咲く季節がやってきた。今年も懲りずにさくらさん詣でがはじまった。深夜2時エイホ!エイホ!みの姫とヒデ爺を乗せたお籠は謙信候ゆかりの城下町高田をすぎ妙高市笹ヶ峰の火打山登山口にむかっていた。登山口の駐車場には3時に到着し3時半より。ヘッドランプを点けての登山である。 |
コ−ス |
AM3:30登山口(3時間)高谷池(30分)天狗の庭<1時間撮影休憩>(1時間30分)山頂 |
タイム | 登り5時間 |
姫、やはりさくらさんはここでござるな最初からここからさくらさんに逢えばそうふられる事もなかったのでござるが。 | |
爺、まあ、ふられべたな爺だからしょうがないよ。 | |
姫さようでござるなでは皆様はいまだ就寝中にて静かに参いるでござる。 |
姫、黒沢は休憩はなしで先を急ぐでござる。 | |
爺、いいよ。 |
姫、予定通り登山口から1時間30分で十二曲がりでござる空が明けてきたでござるな。残念ながら雲で日の出は拝めないでござる。 |
爺、朝もやのシラビソ林は気持ちいいね。 | |
姫さようでござるな。 |
姫、今日も期待できそうな青空が広がってきたでござる。雲が横に舞っておるでござる。 |
姫、今度は上空に昇っていったでござるすばらしい雲の舞でござる。 | |
爺、里ではちと見れないねこんな雲の舞は。 | |
姫さようでござるな山中ならではでござる。 |
姫、お月さんも雲の龍の舞を御覧になっているでござる。 |
姫、登山口から2時間30分でござるな予定通りでござる。 | |
爺、でもここからがけっこう長く感じてしまうのは姫だけか。 | |
姫爺もでござる高谷池が見えているのに近くならないもどかしさがあるでござるな。 |
姫、こんなはずでは。展望大岩からの火打山はまたしても拝めずでござる。 | |
爺、大丈夫なのか今日の天気は。 | |
姫大丈夫でござるいつものように午前中が勝負でござる。 |
姫、雲が少しあるでござるがいい感じでござる。 |
姫、高谷池のさくらさんは後でまたお会いすることにして天狗殿の所に急ぐでござる。 | |
爺、高谷池もいいんだけど遠くてね。 | |
姫さようでござるな近くには幾らも咲いておりませぬ。 |
姫、水芭蕉も咲いておるのでござるが小枝が邪魔しており残念でござる。 |
姫、定番を1枚それにしても今年は小雪でござるなそれ故におさくらさんも早く咲き乱れるとおもい昨年より2週間もはやくまいったのでござる。 | |
爺、昨年はまったく雪の下だったんからね | |
さようここまで少ないとはいささか驚きでござる |
姫、妙高山も帰りは拝めないかもしれないので今1枚撮っておくでござる。 | |
爺、ほんと10時には雲が湧き始めるからね。 | |
姫さようでござる。 |
姫、さくらさんが咲いておりますなよかったよかった。 | |
爺、ほんとやはりさくらさんは火打山だね。 | |
姫さようでござる。 |
姫、朝露に濡れてしっとりと輝いているさくらさんもまた艶っぽいでござるな。 | |
爺、なんでそういくのかなエロ爺。 | |
姫はははははは。 |
爺、高貴な貴婦人も火打山ではたくさんいらっしゃるんだろ。 | |
姫さようでござるな。よく写真などみるでござるがいまだにお目にかかっていないでござる。 |
姫、今年の天狗殿のお庭には雪が少なくだれもお戯れはしてないでござる。 | |
爺、ほんと昨年はわんちゃんがお戯れしていたんだ。 |
姫、爺のだいすきなアングルでござるそれにしてもワイドが欲しいでござる。 |
姫、天狗殿のお庭はこれくらいにして山頂に向うでござる10時までが勝負でござるさくらさんはまた下山時にたっぷりとお話が出来るゆえ。 | |
爺、解かったよ。 |
第2章
「ポ-ズは入らない」