火打山 |
2462m |
2006年7月23日 |
第1章
「サクラさんに逢いたくて」
第2章
「ここは百名山?の巻」
深夜2時エイホ!エイホ!みの姫とヒデ爺を乗せたお籠は謙信候ゆかりの城下町高田をすぎ妙高市笹ヶ峰の火打山登山口にむかっていた。登山口の駐車場に着いてみるとあまりにも籠の少なさにヒデ爺は驚いてしまった。こんなことはいままでではじめてであった。これも天気予報が悪かったせいなのか、すこし肩透かしをくったようであったが、かえって静かで1時間程仮眠するには都合がよかったようである。 |
コ−ス |
AM4:30登山口(210分)高谷池(30分)天狗の庭(90分)山頂 |
タイム | 5時間30分 下り5時間 |
爺眠い〜〜〜〜〜〜よ。 | |
姫その割には大口あけて眠られておりましたが。 | |
爺見たな”””” |
姫この山は夏の時期は朝10時までに山頂に登らないと雲が沸いてきてせっかくの絶景が見れないでござる。 | |
爺解ったよでも今日のメインはさくらさんなんでしょ。” | |
姫せっかくですので両方おいしくいただきましょう。 | |
爺のいつもの強欲な欲張り爺の本性を現したな。 |
爺。 | |
姫そうでござる。 |
爺この道はいいねぶな林を綺麗だしなんといってもこのなだらかな傾斜が最高。 | |
姫さようでござる丁度よい準備運動の小路でござるしかしどこの百名山も木道が多くなってしまい残念でござる。 |
爺黒沢にでたよ。 | |
姫、鉄橋を撮り忘れたので秋の黒沢橋を拝借したでござるよ以前はこの丸木橋を渡っていたでござるこれより第一の急登である十二曲がりにはいるでござる。 |
姫う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。 | |
爺の独り言が又始まった。 |
爺う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。 | |
姫一独り言でござるか。 |
爺タイプその1だね。 | |
姫さようでござるなたしか03年来たときは股くぐりの大木があったでござるが。 |
爺まだなのそろそろ飽きてきたんだけど。 | |
姫今しばらくの辛抱でござるつつじ等干渉。 | |
爺感傷の自我違うでしょ鑑賞だよ。 |
爺ようやく急登が終わってオオシラビソ林はいいんだけど残雪で登山道がびちょびちょだね。 | |
姫左様にて爺は長靴でござるかっこよりも実を取るでござる。分岐でござる。 |
爺青空が出てきたよ。 | |
姫やはり山はどんなときでも朝早くが基本でござるな。 |
爺この大きな岩が展望岩だね。 | |
姫左様でござるみなさんまずは岩から1枚が定番でござる。 |
爺名前は。 | |
姫う〜〜〜〜〜〜〜〜。 |
爺高谷池ヒュッテに着いたよ。 | |
姫青いそら残雪そして火打山最高でござるな。 |
爺コバイケソウが咲く頃もいいんでない。 | |
姫コバイケソウは名前の如く女性でして気分やでござる。その年によって咲いたり咲かなかったりでこまります。まるで・・・・・みたで。 |
姫さくらさんでござるさくらさん。 | |
爺そんなにあせらなくても年は逃げるよ。 |
爺ご対面〜〜〜〜〜〜〜〜だね。 | |
姫どうしましょうこの胸のときめきどうにもとまらないでござるしかしこんなん時かぎってピンボケとは。 | |
爺何時ものことじゃん。 落ち込まない追い込まない。 |
爺水芭蕉さんが咲き誇っているよ。 | |
姫さようでござるなそれでは2枚だけ。 | |
ケチ爺め。 |
姫高谷池はこれくらいにして天狗のお庭にマイルでござる。 |
姫ここは雪が解けると日本庭園にような庭が現れる所でござる。 | |
爺火打山は日本庭園そのものみたいな感じだね。 |
爺ここのさくらさんはいい感じじゃん。 | |
姫さようでござるなさきほどの胸の高まりがまたわきあがってきたでぎざる。 | |
あせらないあせらない。さくらさんは逃げないよ。 |
爺のこんな真剣な眼差しいままで見たことないな「爺ぼけてないかい」。ありゃ聞こえてないわ これは重症だね。年寄りの火遊びは本気だから怖いらしいじゃん。 |
爺〜爺〜〜。 | |
姫なにかお呼びになったような気がしたでござるが。 | |
呼んでないよ。余りにも真剣だったからちと心配になっただけさくらさんに。 | |
姫それでゃ今日のメインデッシュと参りますか。 天狗のお庭とさくらさんでござる。 |
爺ほらみて天狗さんは子犬さんと御戯れ中だよ。 | |
姫さようでござるな。こんな偶然があるのでござるな。 |
爺さくらさんがいないよその代わりにいいねこの光景どこかでみたような。 | |
姫さようでござるな。良く見かける定番中の定番でござる。 |
第2章
「ここは百名山?の巻」
めでたし めでたし