大朝日岳 |
1870m |
2006年10月13〜15日 |
第4章
「後悔先に立たず」
10/15日 |
AM7:00大朝日小屋発(2時間30分)小朝日岳山頂(4時間 )日暮沢登山口 |
タイム | 6時間30分 |
姫大朝日岳の一番の綺麗どころで我慢しなければならず、がっかりしてしまい意気消沈して小朝日岳の山頂にたどり着いたでござる。 | |
爺それはさっき聞いたよ。でもなにか策はあるんでないか。たとえば月山みたいにみなさんから譲ってもらうとか。 | |
姫それも考えたでござるが会う人はこれから大朝日岳を目指す人ばかりで余り期待できなかったでござる。小朝日岳山頂となるとこの時間ではもっと会う人はいなかったのでござる。ところがでござる爺は馬鹿でござるな。山頂でよく考えてみるとそうだラジオの電池が2本それとヘッドランプの電池が2本と予備が2本ある事に気がついたでござる。それにしても残量が不明でありしかたなく画像を落とし枚数をかせがなければならなかったでござる。 | |
なんでもっと早く気がつかなかったの。 | |
そこなのでござる。なんででしょうか爺にもわかりません。余りの自分の不甲斐なさにあきれたでござる。プレッシャ−に弱いでござるな爺は |
姫そんなこんなですこし画像があらくなってしまったでござるがしかたないでござるな。まずは定番でござる | |
爺あまり解んないよ爺の腕では。 | |
姫さようでござるな。大きく伸ばすわけでもないので。 |
姫古寺山にむかって下っていったのでござる。 | |
爺ほんとはもっといい色だしていたんだろ。 |
姫こもあたりもすてきなダテカンバがたくさんあったのでござるが我慢でござるな | |
爺たまには我慢もいいんでないの。 |
姫ここでも我慢我慢でござった。 | |
爺あざやかに紅葉しているじゃん。 |
姫ここで朝日連峰のみなさんとはお別れでござる最後の連峰の雄姿を感謝を込めて納めたのでござるああもっと電池があれば。 |
姫パノラマでも以東岳が収まりません。 |
姫以東岳付近を今一度納めたのでござる。これからは樹林帯を下るのみで展望はありませんでした。 | |
爺これだけいっぱい撮れば朝日連峰さんも許してくれたんじゃないきっと。 | |
姫しかし、熊越付近から紅葉をもっと |
姫そしてまずいことは重なるものでこの当てにしていた三沢清水が枯れていたのでござる。なんということ最悪でござる。銀玉水で、もう少し汲んで置けばよかったと思ったがもう後の祭りでござった。これも重さを減らすためだったのでござるが。もうこの先の水場は古寺鉱泉と日暮沢の分岐点であるハナヌキ峰分岐近くの一服清水まで水場はないのでござる。 | |
爺のけちな性分丸出しだね。駄目だこりゃ。 |
姫そして爺の気持ちを見据えたようにこの古木は天を仰いでいたでござる。 | |
爺古木も爺を見て駄目だこりゃ。と思ったんだ。 |
姫みなさん綺麗に紅葉しているのでござるがああ電池がああ水が最悪でござる |
姫ようやくハナヌキ峰分岐点でござる。ここより右が古寺鉱泉で真っ直ぐが日暮沢方面でござる。運よく古寺鉱泉側から登ってきた人がおり一服清水までの時間を尋ねると5分位と教えていただいたでござる。もう脱兎の如くとはいかなのいが急いで汲みにいったでござるところが5分たってもありませんもう5分ほど下るとようやく一服清水があったのでござる |
姫この5分程長く感じたことはありませんでした。常日頃の5分は短いのでござるがまだかまだかと思いながらだんだん不安になってきたでござる |
姫それでも10分でようやく一服水場でござるこれで一安心でござったこれで後は電池だけ何とか持たせねばと。 |
姫下りは素晴らしい紅葉前線を堪能しながらあるいたでござるもっと撮りたかったのでござるが | |
爺電池がか |
姫このころから沢音がきこえはじめたでござるな。林道までもう少しのがんばりでござった |
姫、最後はみなさん整列して爺を見送ってくれたでござるうれしかったでござるな | |
爺アホな爺を哀れに思ったんじゃないの。 |
姫最後は沢の脇につけられたシダ類がしげっている湿気の多い道を林道まで歩いたのでござる |
姫ようやく林道にでて途中の掛かっている橋からの光景でござる | |
爺きれいな沢じゃん。 |
姫そして6年ぶりの自炊山行が終わったでござる。最初はどうなることかと思っていましたが何とか無事日暮沢にまた戻れたでござる。まあいろんな失敗もありましたが大朝日岳に感謝感謝でござった。 | |
爺そうだよ感謝の心が大切だよ。 | |
姫さようでござるな。すばらしい紅葉に感謝でござる |
姫最後は二日間の汗臭い体を温泉で洗い流し疲れを取り越後に帰ったのでござる。 |
姫月山道路の手前から見た左が湯殿山で右が月山でござる |
姫最後はやっぱり日本海に沈む夕陽を撮りたくて笹川流れ経由でかえったのでござえる。 | |
爺よかったね無事帰ってこれて来年は姫もかならずいきたいな。 | |
姫さようでござるな。来年は古寺鉱泉からでいかがでしょうか。 |
第1章 「ユ−フン山でコウフンの巻」 |
第2章 「大朝日岳は海の家?」 |
第3章 「たがが4本されど4本」 |
第4章 「後悔先に立たず」 |