御神楽岳
1387m
2010年10月23日


一章
「股ずりが癖になりそうぜよ」

二章
「錦織り成す紅葉に絶景ぜよ」
三章
「神楽を舞ってしまったぜよ」
四章
「お頭と神楽を舞うぜよ」


コ−ス 蝉ヶ平登山口PAM6:30(1時間)湯沢の出合(2時間)高頭(1時間)湯沢の頭(1持間)雨乞峰(10分)山頂(30分)山頂散策
タイム 登り 5時間10分     下り3時間30分  

お龍、とうとう今年は飯豊に行きそびれてしまったぜよ。やはり先週までだったぜよ。せっかくの飯豊ならばピ−カンでなければと考えすぎたようぜよ。紅葉前線も今週辺りは1000m位まで下がっているので今日も股ずりをしたくなったので御神楽岳ぜよ。コ−スはもちろん蝉が平コ−スからぜよ御神楽岳なら絶対このコ−スがお勧めぜよ。
龍馬はんは何回目やき。
お龍、今回で4回目ぜよ。今までの3回は新緑の5月だったので今回の秋の紅葉が楽しみぜよ。(1回は室谷コ−ス)
龍馬はん、鎖場が多いらしいやき気ーつけて行って来てや。
お龍、籠場にはテントが三張りあり一張りは不在らしくもう二張りはお目覚めしたばかりだったぜよ。この登山口からまもなく遭難碑があり今回も手を合掌せて通過したぜよ。1時間程ほとんど傾斜のない登山道歩きがもったいないと思えばもったいないが準備運動と思いながら今回も歩いたぜよ。
お龍、こんな沢を2回渡渉しなければならないがロ−プがあっても岩が滑り易く神経を使うぜよ。小一時間で湯沢の出合ぜよ。これより本格的な登りぜよそれも急登ありの鎖場ありの股ずり岩ありのすりりんぐなコースが待っているぜよ。


お龍、湯沢の出合からの湯沢の大スラブが見えるのだが今日は霧が濃く拝めなかったぜよ。しかし登るに従い霧も晴れていったぜよ。


お龍、行きも帰りもこのぶな林には癒されるぜよ。帰りは尚のこともう鎖も岩場もなく緊張を解かしてくれるぶな林ぜよ。




お龍、霧が完全に晴れないけれどまさに絶景ぜよ。


お龍、会越の谷川岳と言われる由縁ぜよ真っこと壮観ぜよ。
龍馬はんだから遭難碑が幾つかあったんだ。




お龍、ぱのらまぜよもう最高だったぜよ。これで今日の目的は達成できたと思うほど感動したぜよ。後はおまけだったぜよ。
龍馬はん、そんなにもすばらしかったやき。
お龍、おまえにも感じて欲しかったぜよ。凛とした秋の朝のあの感覚の中での湯沢のスラブの凄さを。
龍馬はん、残念だったやき。




お龍、鎖や草つきの急登など全然苦にならなかったぜよ。こんな絶景を眺めながらもう連写連写だったぜよ。


お龍、湯沢の頭は少し紅葉している感じだったぜよ。




お龍、もう貯まらんぜよ。
龍馬はん、愛嬌?。


お龍、高頭が見えてきたぜよあの右の頂ぜよ。




お龍、もう何も言うことはないぜよ正に絶景ぜよ。


お龍、鎖場などもう楽しくて気分よく登っていったぜよ。


お龍、まもなく股ずり岩が見えてもいいはずなのだが。


お龍、たしかまん中の岩壁の上あたりが股ずり岩ぜよ。そのまえに登山道の真ん中付近になにか下ってくるモノが見えたぜよ。もしかして熊ではないかと一瞬思ったぜよ。こんな時こそず-むぜよ。


お龍、なんと男性だったぜよ。すれ違った時に聞けば股ずり岩が通過できそうも無いので引き返してきたとうぜよ。一緒に行きませんかとお誘いしたけんどやはり初老の彼は遠慮して戻っていったぜよ。
龍馬はんせっかく遠くからきたやきもったいないやき。
お龍、まあ人それぞれやし彼は高価な一眼カメラを持っていたのでこのすばらしい絶景だけでも満足して帰ったのかもしれないぜよ。


お龍、言葉は要らない言葉を知らない。
龍馬はん、無恥なお人やき。




お龍、引き返したかれも一緒になってこの赤い葉をカメラで撮っていたぜよ。。



お龍、この鎖場を過ぎると楽しい股ずり岩ぜよ。


お龍、これは通過した後ぜよ。戸隠山と比べればまあかわゆいもんぜよ。

お龍、正面からだとのっぺらした感じでよう解からん。やっぱりモデルがほしかったけんどまだ誰も登ってこなかったぜよ。



お龍、股ずり岩を過ぎてもしばらくこんな岩の道を登っていったぜよ。


お龍、この辺りから良い色になってきたぜよ。


お龍、ところがぜよガスが晴れてよかったと思ったのも束の間、またしてもガスが湧き始めてしまったぜよ折角の絶景が見れないのではもったいないのでしばらく休憩方々がすがはれるのも待ったぜよ。


お龍、そう長い時は待っていられないのでしかたなく歩き出したぜよ。ところで手前の岩何かに似てないかい。
龍馬はんまた始まった妄想癖やき。
お龍、蝦蟇蛙に似てないかい。
龍馬はん、見えんやき。

お龍、煮てないかな。
龍馬はん、煮てない。


お龍、この山伏ノ頭をあるお人はジャンヌダルクだと。
龍馬はん、かわゆじゃんぬだるくさんやき。


お龍、湯沢ノ頭付近もガスは切れて始めたぜよ。

お龍、もうたまらんぜよ。



お龍、危険な鎖場もなくなり青い空、白い雲はないか。もうたまらんかったぜよ。




お龍、がすも晴れもう連写連写の乱れ撃ちぜよ。






お龍、あの稜線を歩いて湯沢ノ頭へと登っていくぜよ。




お龍、反対側の稜線ぜよひょこっと高い山は磐梯山かな。
龍馬はん、いい加減なことは。
お龍、気にしない気にしない。


お龍、この付近は帰りにみなさん下りで道を間違いそうになるらしいぜよ。よく見れば解かるが季節によっては解かりづらいのかもしれないぜよ。それはさておきようやくというかまだというかこの先の稜線から少し登った頂が高頭ぜよ。まだまだ先は長いぜよ。


二章

「錦織り成す紅葉に絶景ぜよ」


めでたし めでたし