平標山
1983m
2010年10月14日

一章
「熊さんに逢いたくて其の壱」

二章

「熊さんに逢いたくて其の弐」
三章

「衝撃的な出逢いの再来ぜよ」

コ−ス 平元新道登山口AM6:00(1時間)林道終点(1時間)平標山の家(1時間)平標山頂/地塘散策(1時間)(40分)仙ノ倉山/松手山経由下山(3時間30分)登山口
タイム 登り3時間40分     下り3時間30分  

 お龍、瓦版は毎日熊さんの記事が無い日が無いぜよ今日は予定がキャンセルになったので熊さんに逢いに行ってくるぜよ。飯豊も考えたが天気予報良くないぜよ。江戸に近いほど予報は良好ならばここしかないぜよ平標山。
 この山は花の百名山で有名だが実は紅葉も捨てたもんでないぜよ。
龍馬はん、あのお山は熊さんも出てこないやきおおぜいの登山者で賑やかやき。
お龍、わしもそう思うぜよでもなぜかあの籠場には熊さんの看板が以前からあったやききっとどこかにいるぜよまあポピラ−なコ−スは心配ないぜよ。
龍馬はん、それでもき-つけて行ってきてや。


お龍、さすがに平日のこの時間は籠はなかったぜよ。でも準備をしていると長岡藩の籠が到着したぜよ。籠から6人の男性が降りてささっと出かけていってしまったぜよ。
龍馬はん、なにもたもたしてたん。
お龍、先に行ってもらった方が安全やき。


 お龍、先ほどのみなさんはどっちからかと思案したけどこっちと思ってえらんだが外れたみたいだったぜよ。まあしかたないので黙々と林道を歩いていったぜよ。


お龍、丁度いい準備運動の林道ありきも終りここからは木道の登山道歩きが始まったぜよ。
龍馬はん、かわいい石像やき。
お龍、以前にはなかったと思うぜよ。でも和むぜよ。



お龍、山の家が近づくにつれ紅葉もいい色をだしてきたぜよ。



お龍、朝靄もまたいとしぜよ。




お龍、雲海の棚引いている高さからすると松手山コ−スのハイライトは雲の中かもと思ったぜよ。

お龍、小屋に到着ぜよまあそれほど疲れずに稜線にでれるらくちんコ−スぜよ。でもここから山頂までは小一時間程かかるぜよ。

お龍、このあたりが丁度いい感じだったぜよ。


お龍、相変わらず仙ノ倉山は雲のなかで全貌はみれなかったぜよ。




お龍、パノラマじゃとこんな感じぜよ。




お龍、こちらはず-むぜよ。


お龍、良い頃合いぜよ。




お龍、もうちょっと青空があればぐっどぜよ。




お龍、実は帰りは三国山方面から下山しようかとも考えてバスの時刻表まで用意してきたぜよ。
龍馬はん、どうなったん。
お龍、結局は時間が足りず諦めたぜよ。その代わりと言ってはなんじゃがあの衝撃の紅葉に出逢えたぜよ。あれは思い出すぜよ。まだ山登りを始めて最初の年1995年の秋に登ったこの山の紅葉の見事さ。10月10日馬鹿晴れの朝、松手山から見えた錦織り成す紅葉の素晴らしさ。いまでもしっかりとあの時の感動が蘇ってくるぜよ。ますます登山にのめり込んでいったぜよ。
龍馬はんはけっこう淡白のようでねちっこい性格やきわからんでもないやき。




お龍、かる-くためし撃ちぜよ。





お龍、このあたりで山頂方面から下ってきた数人とすれ違ったぜよ。いでたちからして山小屋泊まりの方々だったぜよ。


お龍、仙さんは姿が見えたけれどが今度は青空がなくなったぜよ。

お龍、何時もの賑わいがない誰一人居ない山頂ぜよ。まあ時間的には健脚な人ならば松手山経由でも3時間を切る事ができるから、もしかすると籠場で会ったみなさんがいるかと思ってみたが。
龍馬はん、みなさんも紅葉を堪能しながら登っていたんやき。
お龍、そう思って少松手山方面に下ってみたぜよ。

お龍、それらしき人影は見当たらなかったぜよ。そしてあの雲海では紅葉はどんな塩梅なのか解からんぜよ。


お龍、こちらの斜面は山の家方面の紅葉ぜよ。





お龍、この斜面は松手山方面の斜面の草紅葉ぜよ。

お龍、こちらもかる-く撃ってみたぜよどちらも雲海が邪魔してぱっとしなかったので諦めてあのお気に入りにむかったぜよ。


お龍、お気に入りとはあの地塘ぜよ。賑やかな平標山で唯一静かな所ぜよた。




お龍、笹原の緑の中に一際輝いているブル−の瞳ぜよ。




お龍、美しいブル−の瞳も近づいてみると思っていた程でもなくかっがりしたぜよ。よくある話ぜよ。
お龍、それでも、少しばかり平標新道を探索してみたぜよ。


お龍、憧れの東谷山と日白山ぜよ。


お龍、日白山のず-むぜよ。




お龍、雲海に見え隠れする東谷山と日白山その後にタカマタギぜよ。


お龍、巻機山、朝日岳、七ツ小屋山、武能岳、茂倉岳、一ノ倉岳、谷川岳、万太郎山ぜよ。
龍馬はん、大源太山は見えんな。
お龍、ちょうど雲海の中やき。


お龍、やはり美人は少し遠眼のほうがいいぜよ。




お龍、ぶる−の瞳とのお戯れはこれくらいにして平標山山頂に戻ったぜよ。


お龍、ところがぜよ朝方は左のブル−の瞳ばかりに眼を奪われていたけんど帰りには余裕もでき右側斜面の紅葉が眼に入ったぜよ。


お龍、タカマタギ、足拍子山、土樽方面ぜよ。大源太山と七ツ小屋山。手前の沢の紅葉が朝日に照らされて輝いていたぜよ。


お龍、ここで今日始めて連射したぜよ。
龍馬はん、ブル−の瞳でもしたやき。
お龍、そうやったかな。
龍馬はん、したやき。




お龍、やはり紅葉は紅が鮮やかでなといけんぜよ。




お龍、ず-むぜよ。





お龍、これはご馳走様だったぜよ。


お龍、右の斜面のず-むぜよ。




お龍、思いもよらないご馳走にありつけ感激だったぜよ。次は仙ノ倉山に向かうどうかはちっとばかし思案したぜよ。どうせ行っても雲の中では意味ないし、それなら三国山方面に下るが方策かとも。
龍馬はんの何時もの優柔不断の虫やき。


お龍、さていかがしたものか。


二章

「熊さんに逢いたくて其の弐」


めでたし めでたし