西俣ノ峰(1368m) | 頼母木山(1730m) |
お龍まだまあ拳銃の弾丸はいっぱい残っているやき連射しながら登山口にも戻ったぜよま。大雪原でたっぷりお戯れしたぜよ。 |
お龍、まずは青い空と風紋なんぞいかがなが。 | |
龍馬はんぱっとせんがやき。 | |
お龍、ぱっとせんかよ。 |
お龍やっぱりえぶり差岳は凛々しいぜよ。 | |
龍馬はん私もそう思うやき。 |
お龍そしてこの雪原もうたまらんかったぜよ。ピストルの乱れ撃ちだったぜよ。 |
お龍前を行く男性はわしがえぶり差岳とお戯れしているときに下山してきた方で、わしと同じく今日始めてこのコ−スを歩いて感動しっっぱなしだったらしいぜよ。男性とお互いに記念写真を撮りあったぜよ。 | |
龍馬はんこの男性は頼母木の母に逢えたやき。 | |
お龍なんとか頼母木の母にあえたと言っていたぜよ。 | |
龍馬はん今日はあんただけ仲間はずれだったやき。 | |
お龍、まあ硬いことはゆうなよ。 |
お龍、母とえぶり差と充分お戯れして西俣ノ峰にむかったがや。 |
お龍、朝見る頼母木の母とも素晴らしかったが午後の頼母木の母もなかなかいい感じだったぜよ。 | |
龍馬はん女子は二つも三つも顔を持っている焼き。 |
お龍頼母木の母ばかり連射して西俣ノ峰に近づかなかったぜよ。 | |
龍馬はんの大好きな後がお好きやき。 | |
お龍、正解焼き。 |
お龍先ほどの男性もまだあんな所を歩いているぜよ。少し歩いてはぱちりぱちりしながら歩いていたぜよ。 |
お龍、倉手山のキツネ君も午後の陽光を浴びて気持ちよかそうぜよ。 |
お龍、本山付近も午後の陽光を浴びて輝きだしたがでず-むしちゅう。 |
お龍こちらにも柔らかな午後の陽光が射し始めたがや。 |
お龍陽光の4連発だったぜよ何度見ても絶景ぜよ。午後になると黄砂の色も目立たなくなりいいあんばいだったぜよ。 |
お龍、頼母木の母のず-むぜよ。 | |
龍馬はんあんまりめっそうむつこいと嫌われやき。 | |
お龍、みなさんとっくに承知の助ぜよ。 |
お龍、ようやく西俣ノ峰が見えてきたぜよ。 |
お龍午後の日差しが全山に降注いできたぜよもう最高だったぜよ。 |
お龍、やっと西俣ノ峰に到着ぜよ。 |
お龍、梅花皮荘が見えたぜよ。 |
お龍、十文字池まで一気に駆け下ったぜよ。 |
お龍、がしかしまだまだ弾丸がたっぷり残っていたので午後の陽光から夕暮れ時の暮れなずむ頼母木の母など激写しながら下ったぜよ。 |
お龍激写わん。 |
お龍激写わんわん。 |
お龍今日の最後の難関だったぜよこの鎖場が。此処でこけたら笑いもんになるやき。あの男性にわしが追いついてしもうたがや。 | |
龍馬はんどなんしたやき。 | |
お龍どうもしないやき。一丁ピストルを治めたがや。 |
お龍、やっと籠場にたどりついたがや。素晴らしくもあり挫折感もありの長かった一日が終わったがや。頼母木の母に感謝だったぜよ。そして改めて飯豊はでっかくて厳しい山だったぜよ | |
龍馬はん、鍛錬してまた登ればいい焼き。 | |
お龍、すき焼きが喰いたくなったぜよ。 | |
龍馬はん、今晩はそんじゃすき焼きやき。 |
第一章
「今が旬のお山ぜよ」
第二章
「母は遠くにありてぜよ」
第四章
「暮れなずむ母もいいぜよ」