西俣ノ峰(1368m) 頼母木山(1730m)

2010年5月3日

第三章
「母は厳しくあり優しくもありぜよ」

お龍やはり頼母木山のままはきびしかったぜよ。半月ぶりの山行でいきなり6時間もの残雪登山は甘くは無かったぜよ。
龍馬はんこの半月弥彦山でも登っておらんかったやき。
お龍その通り焼き。やっぱり国上山でも登って鍛錬しないいかんぜよ。


お龍、なかなか風を防げる場所がなくて困ったぜよ。


お龍それでもしっかりとえぶり差岳は連射したぜよ。






お龍連射の最後はず-むぜよ。



お龍ここも休憩するには風が強くてやめてぜよ。


お龍だいぶ下ってしまったがえぶり差岳も展望できるしここが良かったのお昼にしたぜよ。


お龍お昼を食べながら思ったぜよ。倉手山にキツネの雪形ができていたぜよお龍キツネに見える焼き。
龍馬はんまあみえると言えば見えるやき。



お龍またひとり男性が登って来たぜよ。彼も苦しいらしく少し登って休み休み登ってきたぜよ。


お龍、えぶり差岳ばかり連射では飯豊山に失礼になるので本山方面を連射したぜよ。
龍馬はん、その通りやかどちらも連射してやりよらんといかんちや。
お龍、解かっちゅうが。



お龍、鋸尾根のダイクラと梶川尾根そして丸森尾根ぜよ。



お龍このダケカンバいい感じぜよ。


お龍先ほどの男性もなんとか登っていったぜよ。



お龍、お昼も終りここで少しえぶり差岳とお戯れしたぜよ。
龍馬はん、どうしたが帰りが心配じゃなかったが。
お龍、先ほど男性はこんな時間でも登っていったので少し安心したぜよ。わしが最後でなくなったがや。


お龍、登山道から離れてえぶり差岳に近づいてみたぜよ。




お龍この斜面はスキ−ヤ−以外は来ない斜面ぜよ。

お龍、みなさんが願っているのはこの鉾立峰にトラバ−ス道があったらどんなにうれしいかぜよ。
龍馬、ほがーにきついがかぇ。
お龍、ほんとにきついが。

お龍えぶり差岳とのお戯れも終り下山しようと三匹穴に向かったその時ぜよ。なんと馬鹿晴れだった青空に雲が湧いてきたぜよ。もうこれこそ今日一番の乱れ撃ちだったぜよ。


お龍やはり青い空と白い雲そして残雪こうでなくてはいけないぜよ。
龍馬はん頼母木のままが粋な計らいをしてくれたんやき、きっと。
お龍そうやろうか。
龍馬はんそうぜよ。


お龍ここより2丁拳銃の乱れ撃ちだったぜよ。











お龍それにしたち飯豊はでかいぜよ。
龍馬はんほんと広大いやき。


お龍またご夫婦が下山してきたぜよ。うれしいやか。
龍馬はんよかったやき。
お龍よかったやき。でんも奥方が大分お疲れのご様子だったぜよ。


お龍、頼母木の母の粋な計らいをしっかり堪能したので下山することにしたぜよ。


お龍、えぶり差岳と今日はだれの足跡もないこの景色を独り占めだったぜよ。





お龍、一時前の気分とこの時の気分ははや雲泥の差じゃったが。はや帰りの心配など何処吹く風やった。またまた気分が高揚してきちゅう。
龍馬はんみんな頼母木山のままのおかげやき。
お龍そうとおりやか下山時に高揚することらぁてめったがないからなそればあに飯豊はデカイということぜよ。


お龍、せっかくのお天気ながで来た道をいぬるのはおもしろくないがちくたあお戯れしながら下山することにしたぜよ。
龍馬はん雪庇には注意したやき?。
お龍それはもう充分注意したぜよ。






お龍三匹穴で、下山してきたご夫婦が木陰で休んでいたぜよ。やはり奥方は大分お疲れのご様子だったぜよ。
龍馬はんなんか言葉を掛けてやったやき。
お龍それが。
龍馬はんあほやな〜〜〜〜〜。


お龍こんな時間になんと登ってくるペアに出会うとはまっこと驚いてしまったぜよ。でもいいなスキ−ぜよ。
龍馬はんしたい〜〜〜〜〜。
お龍したいな〜〜〜〜〜。
龍馬はん、来年は考えんといかんかな。




お龍またひとり下山してきたぜよ。


お龍、登りでわしを追い抜いていった半そでの方だったぜよ。ところで枯松峰は帰りの登りがキツイらしいぜよ。


お龍ダイクラ尾根と飯豊本山が輝いていたぜよ。


お龍ず-むぜよ。



お龍、わっしゃ登る時苦しかった斜面ぜよ。

お龍、枯松峰の登りにアタックぜよとも思ったけんどやっぱりえぶりを一枚ぜよ。




お龍、やっぱり登りはだらしぃかったがで休憩しちゅう。夏登山道の木々での休憩はきもちがいいやか。


お龍、枯松峰に着いたけど雪庇が怖くてよう足がでなかったぜよ。
龍馬はん無理はしやーせん方がいいやき。
お龍解かっていたぜよ。枯松峰の登りさせクリア−すれば楽しい大雪原でのえぶり差岳とのお戯れができるぜよ。







お龍その前にここですこし連射したぜよ。よく見ると大石山が見えたぜよ。
龍馬はん、大石山といえばイチゲさんやき。
お龍、そうじゃ今年もきっと大群落が見られるはずぜよ。でんも今年はえぶり差岳のイチゲさんを狙うぜよ。







お龍、先ほどのスキ−ヤ−ぜよ。






お龍そろそろお楽しみの大草原ぜよ。

第四章
「暮れなずむ母もいいぜよ


めでたし めでたし