金 山 | 天狗原山 |
2245m | 2197m |
姫、お腹も満腹になったことだし焼山と火打山、妙高山などに戯れる雲などをまったりと眺めてみるでござる。 | |
爺、そうだなお昼ねしてしまうと見れないからな。 | |
姫、さようでござるもったいないでござる。 |
姫、そう言えば妙高山や焼山は10時までが勝負でござる今日はどんな感じになるのやらこちら側からは初めて故楽しみでござるな。 | |
爺、そうだよいつも火打山からばかりだからな。 | |
姫、さようでござる。 |
姫、遠くの山は鉾が岳と権現岳でござるなきっと。 |
姫、だんだん雲が湧き始めて来たでござる。 |
姫、きみまろず-むでござる。 | |
爺、そろそろいいんでないか一時程まったりしたし下山しないか。 | |
姫、さようでござるな。 |
姫、登山道はしっかりと下草を刈ってあり、ありがたいことでござる。 | |
爺、ほんと感謝しなければならないな。 |
姫、ではお花と焼山などで遊びながら戻るでござる。 |
姫、さくらさんの咲き乱れる頃に焼山をばっくで撮ってみたいものでござる。 |
姫、こちらはおじんくるまが気持ちよさそうにそよ風と御戯れでござる。 |
姫、それにしても静かでござる。こんなにも他の登山者に会わない山も珍しいでござる。 | |
爺、みなさん雨飾山とか火打山とかにお出かけなんだよきっと。 |
姫、天狗様のお庭でまた御戯れしないといけないでござるな。 | |
爺、そうだよ。 |
姫、その前にやはり神ノ田圃で今一度御戯れするでござる。 | |
爺、少しだけだぞ。 |
爺、これ位にしな。また下って登らなければならないし。 | |
姫、さようでござるな。 |
姫、帰りの登りはキツイでござる。 | |
爺、いい感じに金山に雲が架かっているぞ。 | |
姫、さようでござるなそれではぱちりでござる。 |
姫、おまけでござる。 |
姫、おや天狗様のお庭に先客がおるでござるよ。 | |
爺、めずらしいな。いままであまり人に会わなかったのに。 | |
姫、さようでござるな。 |
姫、天狗様のお庭で楽しもうと思い勇んできたのでござるがどうしてもいいアングルになるとあのご婦人が入ってしまうでござる。 | |
爺、長男と二人で登ってきたんだけど母はここで充分なので長男が金山まで行って来るのを待っているらしいよ。 |
姫、おお戻ってきたでござるよ。さすが若さでござるな早いでござる。 | |
爺いい後景だねそっとしておいてやろう。 | |
姫、さようでござるな。 |
姫、先程の親子はたしか笹ヶ峰林道を通って金山登山口まで来たと言っていたでござる。そして道路の状態は問題ないと言っていたでござる。 | |
爺、帰りは笹ヶ峰林道経由で帰るか。焼山の登山口も確認できるし。 | |
姫、さようでござるな。 |
姫、ガレの頭でござるここよりは展望なしになるのでぱちりタイムでござる。 | |
爺、まだあるのかメモリ-は。 | |
姫、大丈夫でござる。 |
姫、白馬連峰も雲が架かってきたでござるな。この時期の午後はしょうがないでござるな。 |
姫、でも今日の妙高山はちがうでござるな。 |
姫、北峰も南峰もはっきりと確認できるでござる。 |
姫、雨飾山もはっきりと確認できるでござる。 |
姫、なにやら騒がしいでござるな団体さんでござるかこんな時間に。 | |
爺、ちょっとちょっと違う感じだぞ。なにか調査しているみたいだぞ。 | |
姫、ぶなの巨木を探究するツア−らしいでござる。 |
姫、やはりこのぶなは只者ではなかったでござる。幹まわり6m樹齢は400年以上であのぶなの巨木で知られている鍋倉山の「森太郎」「森姫」より古いらしいのでござる。 | |
爺、そして名前は「天狗ぶな」。 | |
姫、正解でござったな。そして今も元気に伸びておるでござる。 | |
爺あまり知られたくないな。そっとしておいてやりたいな。 | |
姫、さようでござるな。 |
姫、さてと笹ヶ峰林道経由で帰ることにするでござる。 |
姫、天狗原山が林道からみえるでござる。 |
姫、ズ−ムでござる。 | |
爺、あの親子はもう下山したかな。 |
姫、県境でござるここまでは快適な道でござるな。ほんとあの親子の言う通りだったでござる。 | |
爺、さて問題は越後側だな。 |
姫、なんだかわくわくするでござるな。このトンネルを抜けると越後でござる。 | |
爺、姫も始めてだからなにかわくわくするな。 | |
姫、それではゆっくりと通るでござる。 |
姫、乙見山峠からの眺めでござるな。 | |
爺、妙高山の山裾の長さがよく解かること。 |
姫、乙見峠からここまでの道はなかなかダ−トでござるな爺のボロ籠ではちと心配だったでござるもう通りたくないでござる。 | |
爺、そうだなあんまり越後側は整備されていなかったな。 | |
姫、ところでここが焼山の登山口でござるこの道の奥に登山口があるはずでござる。 | |
爺今度は焼山だな。 |
姫、さようでござる昨年来からの課題でござるにもう多くのみなさんが登っているのでル−トもしっかりしているはず。 | |
爺、今日の天狗原山、金山もすばらしい山だったな。 | |
姫、さようでござる天狗原山も金山もいいで。 | |
爺温泉だ!!!!!。 |
一章
「天狗原山は巨木ぶなの里にて候」
二章
「花の楽園をまったりにて候」
三章
「雲の流れに身をまかせにて候」