大力山 |
504m |
2009年3月30日 |
コ−ス | 宝泉寺より(1時間20分)山頂 |
人情の里魚沼にて候
姫、予報は晴れマ−クこんな美味しい日向倉山はないでござるよ。 | |
爺、大丈夫か昨日は雪だったようだしトレ−スはあるのか。 | |
姫、大丈夫でござるよきっと心やさしいお方が登っているでござる。 | |
爺、まああまり期待しないで行ってみるか。 |
爺、トンネルを抜けると雪国だったじゃんしゃれにもなんないぞ。 | |
姫、さようでござるな。それに他の籠もなくちと心配になってきたでござる。しかし空は明るくなっているので晴れてくるでござる。いましばらく待ちましょう。 | |
爺、爺がそこまで言うなら待つとするか。 |
姫、今日は時間もたっぷりあるでござるが未丈が岳はまでは燗がえておりせぬ。 | |
爺、考えていないだろ。燗が違うぞ燗が。 | |
姫、さようでござるなこれはしっけい仕り候。おもむろにワカンの準備などしてあるきだすでござる。まず目指すは一番左の尾根でござる。いざ出陣でござる。 |
姫、荒沢岳も出陣を祝っているでござる。 |
爺、だいぶ沈むぞ新雪が多いぞ大丈夫か。 | |
姫、さようでござるな。しかし、大丈夫でござる前進でござる。 |
姫、大丈夫ではなかったでござるな。尾根の取り付く以前に討ち死にでござる。あんな雪の状態のラッセルでは爺の体力ではどこまで持つか不安ゆえあっさりと断念でござる。 | |
爺、今日はあっさり諦めたな。さてこれからどうするかな。 | |
姫、駒ケ岳とも思ったのでござるが轍の後がないようでござるここは里に戻り考える事にするでござる。 |
姫、しばし籠を停めるでござる。このシルバ−ラインから駒ケ岳の絶景ポイントでござるゆえしばしお待ちを。 | |
爺、まあゆっくりぱちりしていいぞ。 |
姫、ところでこれからでござるが快晴、浅草か守門か。 | |
爺、どちらもスキ−がメインなので気乗りしないな。 | |
姫、それならば大力山から「黒禿の頭」など如何かなと。 | |
爺、大力山までならトレ−スもあるだろうし越後三山も綺麗に見えることだしよきにはからえ。 |
姫、秋葉堂を過ぎ送電線鉄塔付近はマンサクが満作でるんるんで登ってきたでござったがなんと途中からトレ−スがなくなってしまったでござるぞ。これからが急登になるというのに。 | |
爺、今日みたいな快晴の朝は誰か登っているかと思っていたのにちょっと意外だな。 | |
姫、さようでござる。坪足ではちと苦しいでござる。まさかここでワカンを履かなければならないとは。とほほでござる。 | |
爺、そう楽ばかりできないようになっているんじゃないのか。 |
姫、姫と若様が登った鳴倉山でござるな。 | |
爺、展望がよく噂どおりのいい山だったぞ。 | |
姫、新雪のラッセルで疲れるでござるに今日は「黒禿の頭」は中止でござる。 | |
爺、おやまあまたまた弱気の虫が騒ぎ出したかな。 |
姫、それにしても素晴らしい青空でござるなああ恨めしや日向倉山。 | |
爺、でも新雪のラッセルも楽しいじゃんこれくらいではほら雪の結晶が輝いて光っているよ。 | |
姫、さようでござる。よく志賀高原などのスキ-−場などでみられた現象でござるかな。 |
姫、もう山頂でござるとりあえず山頂展望でござるな。 | |
爺、あんまり元気ないな。 |
姫、三山もいまだ目覚めずでござるな。 | |
爺、とにかくあそこまでいってみよう。 | |
姫、さようでござるなでもいっても同じような気がするでもないでござるに。 |
姫、とりあえずでは三山を撮っておくでござる。 |
姫、駒&中ノ岳とい期待のでござるがいまだ目覚めなし。 |
姫、八海山もはいまだ目覚めなし。 |
姫、いつかバ−ジンロ−ドを娘と・・・・・・・・。 | |
爺当分無理だな |
姫、相変わらずの三山でござるな。 | |
爺、ほんと雲が八海山に当たりその雲が中ノ岳と駒ちゃんに流れて行くんだ。 | |
姫、困ったもんでござる。 |
姫、あの雲軍団はこれでもかこれでもかと湧き上がり此方に向っているでござる。 | |
爺、ほんと限が無いな。 |
姫、帰りましょう。 | |
爺、もう帰るのか。 | |
姫、いや今一度銀山平に戻るのでござるもしかするとトレ−スがあるかもでござる。 | |
爺、そんなうまい話はないよでもあったりしてなかったら駒ケ岳でも登るか。 |
姫、それとも下権現堂山などもがいいのか。それにしてもラッセルでござるな。 | |
爺、銀山平にかけてみるか。 | |
姫、さようでござるな。 | |
爺、そうと決まれば急ぎで下山しなくちゃ。 |
姫、それでは急いで下山でござる。 |
爺、はやかったね下山はなんにもなしか画像は。 | |
姫、さようでござるこの一枚のみでござる。 | |
爺、薄情な爺だこと。 |