日本平山
序章
錦織りなす早出川渓谷
(11月9日)
姫、いろんな方のブログを拝見していると11月の中旬で紅葉が綺麗な所というと日本平山の紅葉がすばらしいとの記事が多くあり午後から少し時間が取れたので下見を兼ねて金ガ谷近くまで散策してきたのでござる。 | |
爺、日本平山と言えばトコヤだの癌がなどと面白い名前がついているお山だろ。 | |
姫、さようでござるな。ところで姫、癌がはガンガでござる。 | |
爺、解かってるよ。銃弾、冗談。 |
姫、登山口の早出川ダムの手前にこんな案内板があったのでござる。浦土原林道と言えば川内山魂の登山口がある悪場峠がある林道かもしれないでござるな。 | |
爺、悪場峠と言えばいかにもヤマヒルが居そうな名前だな。 | |
姫、さようでござるなヤマヒルの時期は勘弁でござるな。 | |
爺、ところで夫婦滝は撮ってきたのか。 | |
姫、いまさら夫婦滝でもないでござる。 |
姫、9日は生憎の曇り空なれど紅葉は今が盛りだったでござるな。ダムサイトのへつり道で出会った人は、トコヤの付近のぶな林の紅葉が最高に綺麗だったと話していたのでござるが午後からではトコヤまでは無理なのでせめて金ガ谷付近まで散策してきたのでござる。 |
姫、晴れていればすならしい光景なのでござろうがいかんせん曇り空では。 | |
爺、でも曇り空のほうが綺麗な場合もあるからな。 | |
姫、さようでござるな。赤系統は綺麗に見えるでござるな。 |
爺、ほんと黄とまっかかのオンパレ−ドだな。 |
姫、最後にはまっかかなお顔のお猿さんも登場してくれたのでござる。 |
姫、ところで姫来年の大河ドラマは姫の曾曾曾曾おじ様にあたる謙信公に心酔した直江兼続公のドラマが始まるでござる。メインカラ−は赤でござるぞ。赤は元気が出る色でござるにこの不景気を吹き飛ばしてもらいたものでござるな。 | |
爺、そうなのよもううれしくてわくわくしているのだ。来年は坂戸山や兼続公ゆかりの山を重点に登るぞ。 | |
姫、さようでござるな。手始めは冬快晴の坂戸山でござるなしかし八石山も登らないと「義」がたちません。 | |
爺、八石山は今年だろ。 | |
姫、さようでござった。 |
日本平山 |
1081m |
2008年11月12日 |
早出川ダムコ-ス |
AM7:00登山口(2時間)金ガ谷出合(30分)駒の神(1時間)トコヤ | |
タイム | 登り3時間30分(トコヤまで) |
姫、急なお誘い相済まなかったでござる。今日は何処の山でも絶好の登山日和でござる。予報は晴れマ−ク9日に訪れた日本平山に行くしかないでござる。 | |
爺、姫はいいけど爺はどうしたんだ今日は平日だぞ。ずるか。 | |
姫、先週の土曜休日出勤の代休でござる。今日は夕方に用があり遅くなれないのでトコヤさん付近まで行けたらと思ってござ候。 | |
爺、承知仕りござ候てか。 |
姫、先程のダムの籠場で一緒になった御人は登山ではなく写真でござるな。大きなカメラバックを持って歩いて行かれたでござる。 | |
爺、なにをどう狙うんだろう。爺も参考にさせてもらったら。 | |
姫、さようでござるな。 |
姫、ようやく朝日が湖面近くまで照らすようになってきたでござる。これからが本番でござる。 | |
爺、しっかり♪リンダ♪せよ。 | |
姫、承知仕り候。今日は木拓殿ときみまろさんのだぶるで頑張るでござる。 |
姫、きみまろず-むでも無理でござるなこの紅葉を捕らえることは。出来ることならば湖畔まで降りて行きこの素晴らしい湖面に映る紅葉をUPで撮りたい衝動にかられるでござる。 | |
爺、困ったな!!また始まったかよくばり爺が。 |
姫、そして湖面から少し目線を上げれば山肌も紅葉で輝いておるでござる。 |
姫、ここからの湖面もまた先程とは違った輝きや美しさを放っているでござる。 | |
爺、ここは思い切ってきみまろず-むで左の湖面を迫ってみたら。 | |
姫、さようでござるな。 |
姫、今度は右側の湖面をず-むでござる。 |
姫、これ位にしておくでござる。まだまだ先はながいでござるに。 | |
爺、珍しい事をこれはしたり。 | |
姫、湖面ばかりでなく登山道も金色に輝いているでござる。 |
姫、なにか別世界の絶景が待っているようなわくわくランドに向かう気分でござる。 | |
爺、そうかな、この先もたんなる登山道だろ。 | |
姫、ろまんがないでござるな。 | |
爺、爺に言われたくない〜〜〜〜〜〜〜。 |
爺、ろまんね????ただお日さまが当たり始めて輝いてはいるけど。 | |
姫、まああまり気にしないくだされ。 |
姫、やはりこれしかないでござるな。 | |
爺、たまりませんな〜〜〜〜〜〜か。 | |
姫、さようでござる。 |
姫、先程のわくわくらんどの入り口からS字に回り込んだ登山道からの絶景でござる。 |
姫、ナマズ淵が見えてきたでござる。 | |
爺、なんでナマズ淵なんだ。 | |
姫、あの岩の形が9日に見たときから何故か爺にはなまずに見えたのでござる。 | |
爺、なまずね????。 |
姫、見えないでござるか。 | |
爺、見えないね〜〜〜〜〜〜〜〜感性の違いと言いたいんだろが。 | |
姫、まあござ候。 |
姫、なまず岩にも朝日が当たってほしいのでござるがいまだ目覚めずでござる。 |
姫、困るでござるなぱちりばかりで先に進まないでござる。はたしてトコヤまで行けるのか心配になってきたでござる。 | |
爺、木拓殿ときみまろ対決もあるし遅くなってしまうな。 | |
姫、まあだめならだめでしょうがない事にするでござる。 |
爺、そう木拓殿にも頑張ってもらわないといけないので少しぱちりタイムだ。 | |
姫、それではここからはしばらくは木拓殿にお任せするでござる。 |
爺、どうだ木拓殿は。 | |
姫、やはり接写がお得意でござるな。 | |
爺、だよな。 |
爺、このあたりはきみまろさんにまかせるよ。 | |
姫、さようでござるか。 |
姫、金ガ谷の渡渉口が見えてきたでござる。 |
爺、軽く〜〜〜〜ひと渡りだな。 | |
姫、さようでござるな水量は今の時期が一番少ないでござるに。 |
姫、ここから駒の神までのへつり道も紅葉が素晴らしいのでござる。 |
姫、ちと遅かりし紅葉って感じでござるがまあまあでござるな。 |
姫、2枚目は木拓殿でござる。さすがお若いなりの感性で物を視られるのでござるかな。1枚目がきみまろでござるが。 | |
爺、木拓殿は2まいめなのは解かっているけどあの空と緑だろ。じいも-どを間違えたんじゃないのか?。 | |
姫、モ−ドはお山モ−ドでござる。 | |
爺、わかさかな |
爺、木拓殿だ。これならどうだ。 | |
姫、まあこれ位なら爺の感性でも解かるでござるな。 |
姫、渡渉まえに歩いてきたへつり道でござるなもうすこしお日さまが当たってくれるといいのでござるが。 |
姫、朝の御人があんな所を歩いているでござる。われわれより先に歩き出したのに何処で追い越したのでござるかな。 | |
爺、いなかったよな登山道には。きっと何処か秘密のポイントがあるんだ地元の方らしいから。 | |
姫、さようでござるな。駒の神でお会いできるかもでござる。 |
爺、木拓殿じゃ。 | |
姫、はああ。 |
爺、もう一枚木拓殿で。 |
姫、しばらく駒の神にて休憩でござる。これより急登が待っておるのでござる。それに先ほどの御人ももしかすると登ってくるかもしれないでござるに。 | |
爺、そうだな休憩していこう。 |
二章
[とこやさんで金髪に染められて候その弐」