八海山 |
1778m |
2008年10月18日 |
一章
嬉しき再会にて候
二章
八ちゃんは大人気にて候
三章
ス−パ−姉さんにて候。
コ−ス | AM:6:30屏風道登山口(4時間)千本檜小屋(1時間30分渋滞あり)八つ峰大日岳(30分)入道岳(3時間30分)新開道登山口 |
タイム | 合計タイムは9時間30分(休憩含み)。 |
姫、紅葉前線よ〜〜〜〜〜し!!予報もよ〜〜〜〜〜〜し。登山道も今月から解禁でござるに良き日でござるよ今日は念願の屏風道を登る日が来たでござる。 | |
爺、鎖が多く急登の連続で手強そうな山行記録ばかりじゃん。 | |
姫、まあ山行記録などは少し誇張しておいたほうが読者も喜ぶものでござるよきっと。 | |
爺、まあでも気をつけて登る事にしょう。 |
姫、もうこんなに籠が多く停めてあるでござるな。 | |
爺、みなさん屏風道からの新開道への周回コ−スだろうか。 | |
姫、そうでござるよきっと。 |
姫、まずはこの沢が増水し渡渉出来ない時に使用する籠場でござるな。 | |
爺、水の中を渡らないのか修行だろ?????。 | |
姫、ところで先ほどのご夫婦は屏風道は初めてらしいでござるな。 | |
爺、新開道は大丈夫かと聞いていたけど事前に登山情報を確認しないのかな。 | |
姫、まあ爺とて人のことは言えないでござるが今回はしっかり八海山ロ−プウエ−のブログより情報収集してきたでござる。 |
姫、3合目、4合目まではなんの変哲もないジメジメした杉林などがある登山道でござったな。途中追い越した年配の男性はこんな天気のいい日はゆっくりゆっくり紅葉を愛でながら登りますと話されていたでござるが。 | |
爺、ほんとだな。あんなお歳なのにお元気だこと。ほんとに登るのかな。これからが本当の屏風道の鎖の連続と急登がまちかまえているんだろ。 | |
姫、大丈夫でござる元気な男性でござるな。 |
姫、まずは最初の鎖場でござるな。 |
姫、西の空にはいまだ月がそして徐々に朝日があたり輝き始めてきたでござる。 | |
爺、この屏風道の紅葉を見るにはもう少し出発を遅らせたほうがいい感じ。 | |
姫、さようでござるな。屏風道のみだけならば30分から1時間程遅くした方が日の出の時間との関係からして得策かと思われるでござる。 |
姫、それにつけても残念でござるゆっくりしたいのはやまやまなれどさすれば入道岳を断念しなければならなくなる可能性がでてくるでござる。 | |
爺、そしてゴンドラからの登山者で八峰は大渋滞をするかもだし。 | |
姫、困ったもんでござる |
姫、5合目まずは一休みでござる。 | |
爺、ここまではそんなに危ない鎖場はなかったな。 | |
姫、さようでござるな。 |
あああ朝日よもっと早く登ってちょんまげでござる。 | |
爺、そうはいかぬいかのちょんまげ。 | |
姫、しょうがないのでとりあえず朝日の当たっている所をズ−ムでござる。 |
爺、あまりぱっとしないなぼつにしたら。 | |
姫、しかしでござる。 | |
爺、しかしなんだ。しょうもない。 |
現実と違い空の色がイマイチでござるな | |
爺、爺のデジではこれが限界か。 | |
姫、さようでござるな。 |
姫、屏風岩でござるな。 | |
爺、おしいなやはりもう少し遅い時間がベストだな。 | |
姫、さようでござるな。 |
姫、登山口から一緒だったご夫婦はもうあんな所を登っているでござる。 | |
爺、けっこう健脚だね。 | |
姫、さようでござるなもうあんなに遠くまで。ところで誰も下から登ってこないでござるな。 | |
爺、ほんと我々が遅かったからかな。 |
姫、来ましたでござるよこれからが本番でござるな。 | |
爺、きたねしっかりしな。 | |
姫、がってんだい。 |
爺、こちらも来たぞえげつない鎖場が増えてきたぞ。 | |
姫、さようでござるな修行もなかなか大変でござる。 |
姫、きたでござるよ下界の展望も屏風道も!!!!!!!。 |
姫、そろそろ木拓殿の登場でいかがでござる。 | |
爺、まだ早い!!!!!もっといい場面があるかもしれないのでまだいい。 | |
姫、出し惜しみしていると後悔するかもでござる。 | |
爺、それは爺の場合だろ。木拓殿はくだらない画像は公開しないの。 |
姫、えげつない登りでござるな。 | |
爺、修行修行。 |
姫、六合目 摩利支天でござるな。おや下からなにやら登山者が一名それも若そうな女性でござるよ。早速挨拶をしなければならないでござるな。 | |
爺、まったく若そうな女性を見ると直に声をかけるんだから。 | |
姫、凄いでござるなこの女性、先週もこの屏風道を登っており紅葉は先週のほうが綺麗だった事。また昨年は連休後の次の週が綺麗だったとかを話ながら登っていったでござるな。 | |
爺、地元の方なんだな。それにしてもこの屏風道を単独で登ってくるとはたいしたもんだね。 | |
姫、さようたいしたもんでござるこの鎖ばかりのコ−スをそれもあんなに軽やかに。 |
姫、のぞきの松でござろうか。 | |
爺、たいした景色でもないな。それに先ほどの女性が言っていたようにこのあたりのお紅葉は少し遅かった見たいだね。 | |
姫、さようでござるな。 |
姫、ちと遅い感じでござるな。 |
姫、八ちゃんはいまだ逆光にて今しばらくの辛抱でござるな。 | |
爺、八ちゃんはいいよ後で木拓殿にお願いするから。 | |
姫、さようでござるな。 |
姫、おや右隅に見える棒のようなものは?もしかすると避雷針かもでござる。 | |
爺、そうするとあそこが避難小屋ということか。 | |
姫、さようでござるなでもどうのようにして登っていくの解からないでござるなこのコ−スは。 | |
爺、まあ何とかなるさ。 |
姫、絶景でござる。 |
爺、真ん中へんの沢に誰か人影が。 | |
姫、どこでござるか。 | |
爺、ほらあそこにあああああもう”””””。 |
爺、そこじゃな無いだろ。 | |
姫、でござるな。 |
姫、八つ峰ももうたくさんの人が登ったり迂回路を通っているでござるな。 | |
爺、もうこの時間ならゴンドラからの登山者も早い人はのぼってくるからね。 | |
姫、さようでござるなしかし逆光では。 | |
爺、我々が登る時は渋滞しなければいいけど。 | |
姫、渋滞もまた楽しござる。 |
姫、きた-〜〜〜〜〜〜〜〜〜でござる。 |
姫、困ったでござるあまりの美しさで足が進まないでござる。 | |
爺、まあしょうがない下手な鉄砲いっぱい撃っていいぞ。 | |
姫、さようでござるかそれではと。 |
姫、きた〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜でござる来たきたでござる。 |
姫、またしてもkita~~~~~~~~~~~~~~~~~でござる。 |
姫、う〜〜〜〜〜〜〜〜お〜〜またしても来た〜〜〜〜〜〜〜〜でござる。 | |
爺、う〜〜〜〜〜お〜〜とか魚釣りじゃないんだから来たはないだろもっといい言葉はないのか。 | |
姫、う〜〜〜〜浮かばないでござる。 | |
爺、しょうがないか。 |
爺これくらいしていけよ呆れられるぞ。 | |
姫、もう呆れられておりますゆえ。 | |
爺、解かっているじゃん。 |
姫、ようやく休憩できそうな所でござる秋の陽だまりに中でしばし休憩でござるな。 | |
爺、ほんと気持ちのいい秋の陽だまりだな。 |
姫、おやあの人は先ほどの姉さんでござるな休憩中でござるか。 | |
爺、アノ沢から右に曲がって行くんだ。前にも見た人も右に反れたからな。 |
姫、来た〜〜〜〜〜〜〜〜〜でござる。 | |
爺、解かったよ。 |
姫、たまりませんな〜〜〜〜〜〜〜。 | |
爺、よだれたらすなよ。 | |
姫、は〜〜〜〜〜〜〜いいでござる。 |
姫、たまりませんな〜〜〜〜姫。 |
姫、うららうららうらうらで連射でござる。 |
姫、♪うららうららうらうら♪でぱちりぱちりでござる。 | |
爺、それは。 | |
姫、あまりにも美しいものを見るとつい歌がでてしまうのでござる。狙い撃ちでござるな。 | |
爺、どうにもとまらないか。 | |
姫、お解かりで。 |
姫、よだれが〜〜〜〜〜〜〜〜〜でてとまりませんでござる。 | |
爺、こんどはよだれか勝手にたれてろ。 | |
姫、はあ食べてしまいたいほどござる。 | |
爺、よだれがでそうな絶景の紅葉だから解からないでもないが。 |
姫、うお〜〜〜〜〜〜〜この鎖の先にはなにがまっておるのでござろうか。もしかするとすばらしい光景がまっているような予感が。 | |
爺、爺の予感ね。ジャンボだな。 | |
姫、こころは。 | |
爺解かるだろ。 |
姫8合目でござる。 | |
爺、解かってるよ。 |
姫♪らららららららら言葉にできない〜〜〜〜〜〜〜ららららららあ〜〜〜♪。 | |
爺、今度は小田和正か。 | |
姫、お解かりでござるか。 | |
爺、音痴な爺の歌でもそれくらいはな。 |
姫、もうたまりませんでござる。 |
姫おお彼女はもうあんな所に左の大岩の先でござる。 | |
爺、ほんとあそこに出るんだ。 | |
姫、さようでござるな。それにしても早いでござる。 | |
爺、おまえが遅すぎなんだよ音痴な歌ばっかり歌ってるから誰かに聞かれたら恥ずかしいだろ。 |
姫♪言葉に出来ない〜〜〜〜らららら♪。 | |
爺、ただすてきな言葉がわからないだけだろ。 |
姫♪はっちゃんはね後で♪。 |
爺、歌は。 | |
姫、♪言葉にできない〜〜〜〜♪。 | |
爺、誰か登って来たぞ3合目付近で追い越したゆっくり登りますと話していたあの男性だよ。 | |
姫、さようでござるな。かめさんの勝ちでござるな。 |
爺、お元気でなによりだね爺モデルになってもらったら。 | |
姫、さようでござるな。 |
爺、爺早く登らないとモデルさんがいなくなるぞ。 | |
姫、そういわれましてもぱちりも棄てがたく。 | |
爺、まったく!!!!。 |
爺、だからいっただろ絶好のチャンスだったのにアホ爺。 | |
姫、さようでござった。 |
姫この大岩は左に迂回するのでござるな。それにしても鎖場がおおいでござるな。 | |
爺、もうそろそろ飽きてきたな鎖も。 | |
姫、さようでござるなもう終りでは。 |
姫まだまだ登ってきているでござる。 | |
爺、ほんと。 |
姫まだ鎖でござるな。 | |
爺、これはけっこう長いぞこれで最後にしてほしいなもう飽きてきたよ。 |
姫出たでござるよ稜線でござる。 | |
爺、やっぱり紅葉は遅い感じだな。 | |
姫、さようでござるな。 |
姫これからは楽しい稜線歩きができるでござる。 | |
爺、もうやっちゃんまで鎖はないしな。 |
爺、誰また登って来たぞ後を振りかえってみな。 | |
姫、ほんとでござるな。あれあれあれ。もしかするとおおおYさんでござるよ。 | |
爺、Yさんって、もう一人の山のお師匠、確か会長さんは飯豊からでこの方は山登りの楽しさを教えてもらった方か。 | |
姫、さようでござる。快晴の中残雪の守門岳の大岳登山が始まりだったでござる。たしか八海山は大好きな山だったはずでござるしばしお時間をいただき再会の喜びを分かち合いたいのでござるがよろしいでござるか。 | |
爺いいよいいよ久しぶりなんだから登りながらお話をしながらどうぞ。、 | |
姫、かたずけないでござる |
爺、一緒に登らないのか。 | |
姫、ラベルが違うでござる。健脚で爺など足手まといゆえ入道岳でまたお会いすることにしたのでござる。 | |
爺、ところで師匠はどの位の時間で登ってきたんだろ。 | |
姫師匠はここまで3時間弱だといっていたでござる。 | |
爺やっぱり早いね、 |
姫今日は良き日になる予感でござるな青いそらそして紅葉そしてなんといっても師匠にお会いできたこと。最良なり秋の一日でござる。 | |
爺、よかったな我々も早く入道岳に急がなければ。 | |
姫、師匠は混まないうちに休まずはっちゃんを制覇してしまい五竜岳まで行くつもりらしいでござる。爺はとてもそんな事はできないでござるな。 | |
爺、そりゃ無理だわな。 |
姫ようやく避難小屋でござるここまで4時間でござる爺のペ−スではこれぐらいが丁度いい感じでござるな。 | |
爺、さきほどのおじいさんもここで休憩だね左手にソ−セ−ジ、右にビ−ルだぞおいしそうに飲んでるね。 | |
姫、だいたいおつまみで年代がわかるでござるなこの方は案外お若いかもでござるよ。 | |
爺、爺と同じかもね。ご挨拶していこう。 | |
姫、さようでござるな。我々は静かな地蔵岳の山頂にて休憩タイムでござる。 |
二章
八ちゃんは大人気にて候