火打山 |
2462m |
2008年7月13日 |
第3章
「天気晴朗なれど波高し」
姫雷鳥の親子でござるな。カメラ目線もしっかりしておるでござるゆえ これぐらいにしておくでござる。他にだれもいないでござるなこんな時に。 |
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爺、まったく誰か来てもよさそうだけでまだ少し早いかな。9時半では。 | |
姫さようなのかもでござる。 |
姫やはり雲がでてきたでござる。 | |
爺、すたこらさあっさと下ってきたな。 | |
姫さようでござるテント−ミタカさんのようにはいかないでござるが。 | |
爺、またしてもぱくったな。 | |
姫はははははでござるな |
姫ここは立ち止まりぱちりでござるな。 |
鬼さんありがと〜〜〜〜〜〜〜。 |
姫振り向いてぱちりでござる。 |
姫火打山山頂には雲がかかっていないでござるそれに天狗の庭の地塘にも陰火打ちが波だっているでござるがはっきりと。 | |
爺、ほんとよかったな少しぱちり休憩にしよう。 | |
姫さようでござるかそれでは。 | |
爺、姫は日焼けするのが怖いから日陰にてたたずんでいるから。 |
姫ていばんでござるが好きです爺は。 |
姫今年も咲いていたでござる白いさくらさんが。 | |
爺、まああそこなら盗掘の心配もないだろう。 |
姫愛嬌でござるな。 | |
爺、解かっていれば良しだな。 |
姫サンキュ*−−でござるな。 |
姫妙高山も今だ健在でござる今日はもしかするともしかするかもでござるよ。 | |
爺、そうだなもしかするかもしれないぞ。 | |
姫さようでござるな。 |
姫さていよいよ黒沢池のさくらさんとお戯れ出来ると思うと心わくわくでござる。 | |
爺、今日ついているからきっと素敵なさくらさんに逢えるかもね。 | |
姫それでは待っていてくだされさくらさん。 |
姫ここまでは登りも終り後はほぼ水平道の道でござる。 | |
爺、昨年の秋に通っているから大体は解かっているしさあ参るぞ。 | |
姫了解でござる。 |
姫見えてまいりました黒沢池がわくわくでござる。 |
姫青い空白い雲、そしてさくらさんはと〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。 | |
爺、ほらあそこにさくらさんが咲いているよ。 | |
姫まさかこんなさくさんではなくもっと乱舞しているさくらさんに逢いたいのでござる。 | |
爺、まあここは到着したばかりだし黒沢池のほうにもっと咲いているかもしれないぞ。 |
姫がっくりでござる。 |
姫クソ暑い中さくらさんとお戯れ出来ると思って勇んで来たと言うのにどっと疲れがでてきたでござる。この日陰で大休憩でござる。 | |
爺、まあそがっかりしないで。 | |
姫少し爺は眠るでござる30分程。 | |
爺、解かったよ。 |
姫そろそろ帰るとするでござる。 | |
爺、そう落ち込まなくても。 | |
姫そういわれましても天狗の庭のさくらさんのしたたかさといい、こちらのさくらさんといいがっくりでござる。 | |
爺、また振られただけじゃんいつもの事だし。 |
爺、これなんかいいじゃんぱちりしていきな。 | |
姫さようでござるなそれでは一枚だけ。 |
爺、定番のダケカンバだぞぱちりだろ。 | |
姫はあぱちりでござる。 |
爺、さくらさんはだめだったけどワタスゲが盛りじゃんぱちりしておきな。 | |
姫さようでござるな。 | |
爺、しっかりしな。 | |
はあ〜〜〜〜〜(ため息〜〜〜〜〜〜〜〜) |
姫黒沢池にさよならでござるな帰りましょう温泉でござる。 | |
爺、困った爺だ。 | |
姫はあ〜〜〜〜〜〜。 |
姫やっとついたでござるもうくたくたでござる。なして爺は試練に耐えねばならないのでござるか。 | |
爺、それはな振られべただからもっと気楽にならないと。 | |
姫さようでござるかさようでござるな。さて今度は何処のさくらさんにふられるでござるかな。 | |
爺その調子その調子、。 |
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