平標山 | 仙ノ倉山 |
1983m | 2026m |
2007年9月2日 |
第2章
「確信するにて候」
姫、虹がでてるでござる。 | |
爺、虹よりも青空が見たいぞ。 | |
姫さようでござる。でも今日はどうもいかんようでござる。 |
姫、少しは青空がのぞくのでござるが。 |
姫、青空ほしいでござるな。 |
姫、山頂にて晴れるのを待つとするでござる。 | |
爺、日差しが気まぐれだから寒くてコ−ヒ−を姫は飲もう。爺は焼酎のお湯割りだろ。 | |
姫、さようでござるな体を温めねばなりませぬ |
姫、巻機山も武能岳も雲海のなかでござるな。朝日岳や手前の万太郎山や茂倉岳、一ノ倉岳、谷川岳は姿を見せているのでござるが。 | |
爺、今日一番覘いてみたかったエビス大黒の頭は雲の中で残念だね。 | |
姫さようでござるな姿を現すまで平標山方面をちとぱちりでござる。 |
姫、晴れませぬな帰るでござる。 | |
爺、そうしようこちらは駄目みたいだね平標山方面は少しはマシだけど。 | |
姫さようでござるな残念無念でござる。 |
姫、平標新道がはっきりと確認できたでござる。 |
姫、相変わらずの光景でござるな。 | |
爺、まったく少しは流れてもよさそうなのにまったく。 | |
姫いたしかたありませぬ。この時期といわずにこれが谷川連峰の特徴でござるな。 |
爺、もういいよ。 |
姫、下界は晴れているようでござる。 |
姫、この最後の階段が苦しいでござる。 | |
爺、足の短い爺は歩幅が合わなくてたいへんだね。 | |
姫さようでござるだから木道は嫌いでござる。 |
姫、長居は無用でござる。 |
姫、時々このように青空がのぞくのでござるが直に雲の中に。 | |
爺、まったくだね気まぐれだぞだれかさんんに似て。 | |
姫さようでござる。 |
姫、しょうがないのでお花などぱちりでござる。 |
姫、このような方が登山道の整備をしてくれるお陰で我々はこうして安全に登山が出来るのでござるありがたいことでござるな。 | |
爺、爺もたまにはいいこと言うじゃん。 |
姫、松手山までもが雲の中にはいってしまうようでござる早く下山するでござる。 | |
爺、温泉温泉。 |
姫、なにもありませんな。 | |
爺、さようなにもないね。 |
姫、平標山は雲の中でござるが苗場山の山頂は朝から見えており一回も雲に覆われなかったでござる。 | |
爺、苗場山にすればよかったんだ。 | |
姫左様かもしれませぬ。苗場山はちとまた気候が違うらしいでござるな。 |
姫、それにしてもこの時期なのに籠場は多くの籠が停まっているでござる。 | |
爺、温泉温泉。 | |
姫さようでござるな。 |
爺なにおするの高速道路の路肩に停めて。 | |
姫やはり谷川」連峰は雲の中でござるな何故か大源太山だけは雲がかからなかったでござるな。 | |
爺今日みたいな日の山行の参考にしないとね大源太山と苗場山は |
姫、巻機山は大丈夫だったようでござる。 |
姫、きかん坊の八海山や中ノ岳も雲に覆われているでござるな。 | |
爺、ほんといったいどうなっているのかな山の天気は。 | |
姫さようでござるでも姫一つだけ確信したでござる。通過点の山としか紹介されなくてかわいそうな万太郎山でござるがこの山からの展望はすばらしいということでござる。11月の山行が楽しくなってきたでござる。 |
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「静かなる百名山にて候] |
「確信するにて候」 |