頼母木山 |
2007年6月12日 |
1730m |
足の松尾根より |
第1幕 | 第2幕 |
お久しぶりにて候 | 杁差岳でお戯れにて候 |
第3幕 | 第4幕 | 第5幕 |
イチゲさんとお戯れにて候・弐 | イチゲさんとお戯れにて候・参 | 手ごわい姫にて候 |
コ−ス | 奥胎内ヒュッテAM4:00(50分)登山口(50分)姫子の峰(1時間50分)水場(1時間20分)大石山(40分)頼母木山小屋 |
タイム | 登り5時間 下り4時間 |
姫、ひさしぶりでござる。足の松尾根は術前に杁差岳には何度となく登ったことがあり大好きな尾根だったでござる。夏の杁差岳はまさに百花繚乱のごとく花々が咲きみだれるのでござる。 | |
爺のよく言っていたハイジ−の世界だろう。 | |
姫、さようでござるな。そして飯豊といえば初夏のハクサンイチゲも有名でござるな。しかし昨年の門内岳では盛りは過ぎており残念な思いをしておりました。ようやくチャンスが来たのでござる。なんとか仕事をやりくりしお休みをいただいたのでござる。 |
姫、山は朝が勝負でござる林道歩きは暗くても大丈夫ゆえ4時から歩きましょう。 | |
爺、この林道歩きも夏にはバスが運行されるんじゃん6月から運行してくれればいいんだけどな。 | |
姫、さようでござるな新発田のお殿様にお願いしてくだされ。さてそれはさておきヒュッテから50分で登山口でござるな予定通りでござる。 |
姫、なつかしいでござるな登山口から直のこのぶな林は。 |
姫、さらに直に急登が待っているのでござる。 | |
爺、でもしっかりとした気の根っこがありのぼりやすいじゃん。 | |
姫、さようでござるかそれはよかったでござる。 |
姫、姫子の峰でござる。遠くは頼母木山と避難小屋が朝日に輝いておるでござるしばし休憩をさきはまだながいでござるに。 | |
爺、解かったよ。 |
姫、この胎内尾根も魅力的な尾根で門内岳経由で奥胎内ヒュッテを基点とした周回ができればいいのでござるが歩く人が少なく藪化してしまったらしいでござるな。 |
姫、定番の岩場でござるな。 | |
爺、ぜんぜん問題なしじゃん。 | |
姫、さようでござるか。 |
姫、さきほどから山小屋の荷上げの為にヘリが飛んでいるでござるな。 | |
爺、これなら熊さんも大丈夫だね。 | |
姫、さようでござるな。 |
爺、いいねこの登山道は。 | |
姫、さようでござるかそれはうれしき言葉でござる。 |
姫、馬鹿晴れのと二つ峰でござるな。 | |
爺、ほんと馬鹿晴れだね。 |
姫、まもなく水場でござる水場がちょうど中間点くらいでござるな。 |
姫、水場の80m下るはすこし思案する距離でござるな。以前は夏の時期のみもうすこし先のぶな林にホ−スで水を引いていたのでござるが近年はないらしいでござるな。 | |
爺、誰か来たよ。 | |
姫、さようでござるな。 |
姫、この方は新潟市かららしいでござるが指をさしているのは熊の糞らしいでござる。 | |
爺、固さなどからして数日前らしいよこわいね。 | |
姫、さようでござるなここは熊の通り道になっているのでござるな。 |
爺、またひとり抜かれてしまったぞ。 | |
姫、時間はたっぷりあるでござるにまあそう気になさらくともよろしいでござるこのぶな林を楽しみながら登るでござる。 |
姫、ブナの急登を登り終えたでござるここあらは眺めのよい尾根歩きでござるな。 | |
爺、遠くにみえるのは二王子岳だろ。 | |
姫、さようでござる。 |
爺、また後から来られてよ。 | |
姫、さようでござるな。平日なのに登る人が多い感じでござるみなさんやはりお目当てはハクサンイチゲでござるなきっと。 |
姫、五頭連峰でござるな。 |
姫、ようやく大石山でござるこれよりご対面でござるよ。 | |
爺、たのしみだねわくわくするぞ。 | |
姫、爺もでござる。 |
第2幕 |
杁差岳にてお戯れにて候 |