越後駒ケ岳
2003m
2013年7月21日



 一月ぶりに登山に行ける事になったので体力的に辛くなく期待を裏切らない山ということで悩んだ末、越後駒ケ岳に登る事にしました

コ−ス 枝折峠登山口AM4:30(2時間)小倉山分岐(2時間30分) 駒ケ岳山頂(1時間30分)小倉山分岐(2時間)枝折峠登山口
タイム 登り4時間30分<山頂付近散策休憩2時間>/  下り3時間30分  



一章
「貴婦人とまったり温泉気分」

二章
「餡子はやはり小倉が好きだ」


 綺麗になったトイレという事で覗いてみるとあまりの汚れに愕然としてしまう。そんな汚いトイレの脇を通って登り始める。登りながら予報は晴れなので日の出と雲海を期待したがどちらも期待どうりにはならずがっくりしながら登っていく。

 明神峠を過ぎるとなんと予報とは裏腹に雨も降ってきました。しかしたいした雨にはならず止んでくれて一安心でした。そんな天気なので展望も期待できずただただ黙々と道行山を目指す事にします。そんな気持で登っているので4名の方に追い越されてしまいました。

 道行山を過ぎ小倉山分岐点に着いても相変わらずの空模様で撮影意欲も登行意欲もまったく湧かず仕舞でした。しかしここまでの道中は以前は泥んこ登山道で閉口しましたが近年木道が整備され歩きやすくなったのが唯一の救いです。

 百草の池からの駒ケ岳の雄姿を期待しましたがそれも叶わないまま前駒への急登を登り始めます。

 青空が期待できないので足元のヒメシャガなど撮ってみたがイマイチ意欲も湧かず重い足取りで前駒を目指します。

 そんな重い足取りで前駒を目指しているとなんと駒ケ岳方面に青空が広がってきました。

 そうそうこれを期待していたのです。残雪と新緑そして青い空と白い雲。

もう激写モ−ドに突入です。

ちょっとワイドです。

足取りは軽くなりましたが進みません。

兎岳や中ノ岳も見えてきました。

いい感じで青空が広がってきます。

筋雲です。

これは温泉マ−クです。


なんとキスゲさんが咲いていてくれました。


もうまったりと温泉気分で歩いています。


温泉に浸かりながらなのでいっこうに山小屋に近づきません。

いい気分です。

中ノ岳方面も青空が広がっているようです。ならば

 ズ−ムです今年は小屋前のキスゲさんや貴婦人は元気でしょうか気にかかります。


 そんな温泉気分もほんの僅かな一時でした。岩場が近づくにつれまたしても山頂は雲に覆われてきました。

枝折峠登山口から4時間ようやく駒の小屋に到着しました。この小屋前には冷たくて美味しい水が引かれており何よりのご馳走です。
あなたには青空が似合います青空が欲しいです。

今年は例年より残雪が多いそうです。

 中ノ岳方面の分岐手前に少し雪渓を登ります段差が切ってあり登りやすくなっていますアイゼンは入りませんでした分岐を過ぎ山頂に向う登山道には貴婦人がお出迎えです。

そしてシャクナゲも出迎えてくれました。

巻機山方面は陽が射しているようですが八海山も曇っています。

 4時間30分やっと駒ケ岳山頂です。もう山頂のベンチは多くの登山者が休憩をしていました今日は展望よりもお花がメインなので山頂は記念撮影のみにしてお花畑に向いつもりでした。

 でも我がふるさとに近い旧西蒲三山方面のみ撮影しました。日本海と佐渡もしっかりと確認できます。

山頂を後にお花畑がある中ノ岳方面を散策します。


まずはこちらでもキスゲさんが歓迎してくれました。

そして今年のメインはやはりこちらですね。貴婦人です。


多くの登山者が登ってきます。


 今日登って来た明神峠、道行山、大倉山、前駒としっかりと確認できます。


平ヶ岳、燧ヶ岳、至仏山など曇っていますが展望は効きます。


そしてあの可憐なさくらさんが咲いていてくれる事を願いながら。


咲いていてくれましたしかし遠すぎます。


ちょっと失礼して斜面を下りますがここまでです。


そんなお花と戯れていると中ノ岳方面から登山者が登ってきました。


 今年は貴婦人とたっぷりとお戯れできそうなのでうれしいのですが何回出かけられるか???。


 もっとし中ノ岳方面まで行って貴婦人のみなさんとお戯れしたのですが帰りが心配なのでここまでとしましたここで休憩します。


 休憩も終わりお腹も満腹になったので少し散策します。まずは八海山からです。

八つ峰を登っている人が確認できました。やはり八海山は初夏か秋ですね。


こちら側のほうがかっこいいですね。


実は今回丹後山のキスゲさんも候補でした。避難小屋が見えます。


この時期限定の滝でしょうか。


山頂の賑いとは裏腹にまったりとお花と戯れます。

荒沢岳をバックに。


ニッコウキスゲとお戯れ。


 名残惜しいいのですが帰りの時間も気になるので支度をしている時に一人の熟年男性が駒ケ岳から歩いてきました。彼はあのなだらかな稜線まで行って戻って来るとのことでかろやかな足取りで歩いていきました。



二章
「餡子はやはり小倉が好きだ」




めでたし めでたし