高妻山 |
2353m |
2008年10月12日 |
二章 |
山が燃ゆる似て候 |
姫、五地蔵山を過ぎてもガスは晴れず失意のなか手前の小高い丘の六弥勅とその先の頂の七薬師までのUPダウンに閉口しながらすすんだのでござる。 | |
爺、でもお二人は楽しそうじゃん。 | |
姫、さようでござるがすのなか快調に登っておるのでござる。 |
姫、やっとでござるいまいましいがすがすのなかようやく山頂が姿を現してくれたのでござる。このまま青い空、白い雲、そして錦輝く紅葉が鑑賞できればと心おどりはじめたのでござるそして前方から登っているみなさんの歓喜の声が聞こえるのでござる。 |
姫、こんなチャンスは最後かもと思い思わずズ−ムでござるな。 |
姫、がしかしそれも束の間またしてもガスのなか八薬師をめざしたのでござる。 |
姫、しょうもないので少しぱちりなどしながら失意のダケカンバでござるな。 | |
爺、爺はよくばりだからな。 | |
姫、さようでござる。快晴の予報を恨みつつでござるこれならば火打か焼にすればよかったなど思いながら。そういえば火打が晴れても高妻や黒姫がガスの中なのどよく見ておるゆえ。 | |
爺、ほんと内陸と海岸側では違うからな。 |
姫、憎たらしい登りでござる。 |
姫、八薬師の登りの中みなさんが立ち止まりぱちりぱちりしていたのは白馬連峰と戸隠連山の山並みでござった。 |
姫、こんな感じでござるな。がすがすでござるいまさら白馬でもなかろうなどと思いながらぱちりでござるな。 |
姫、まあこんなもんで。三山、天狗おおおくだり、キレット、唐松、五竜、。 | |
爺、まあそうだな。 | |
姫、意見があいましたでござるな。 | |
爺、玉にはな。 |
爺、おいそう言う割りにぱちりだぞ。 | |
姫、まあ他にぱちりの対象がなくしかたなくぱちりでござるな。 | |
爺、手前のダケカンバや紅葉などいい感じじゃん。 |
姫、さよう爺もそう思いぱちりしたのでござるがいまいちでござった。 | |
爺、少し遅かった感じだな。 | |
姫、さようでござるな。 |
姫ガスが晴れ青空がひろがってきたのでござるもうわくわくらんどでござるな。 |
姫、八薬師で念願の青空が広がってきたのでござる。いままでのもやもやしていた気分は吹き飛ぶほどのすばらしい錦織り成す紅葉ともったのでござるが山頂付近は緑とダケカンバの白山頂こちらはと言うと黄色が主体でちとがっかりしたのでござる。。 |
姫、ところが右側斜面のガスがはれるとなんとすばらしい紅葉たちがガスの切れ間から現れたのでござる。もう最高すばらしい、綺麗、こんなありふれた言葉しか浮かばない爺はかなしかったでござるな。 | |
爺、まあじいの表現れべるではそんなとこだろうな。 | |
姫、ならなんと。 | |
爺、♪山が〜〜〜〜〜〜〜燃える♪なにがなくてももういいの♪かな。 |
姫、。 | |
爺、。 | |
姫、。 | |
爺、。 |
姫、そしてガスの晴れ間から妙高連山がお姿を表し始めたのでござるそして手前をみれば♪山が〜〜〜〜〜〜燃える♪でござる。 | |
爺、講釈はこれくらいにしてみてもらったらみなさんに。 | |
姫、さようでござるな。 |
姫、先に進んでいるのがIさんで手前の会長さんも元気に登っており爺はもうぱちぱちりの連射連射しながらんも登りになったのでござる。 |
姫、五、六、七、八、九とようやくいままで登ってきた登山道をかえりみることができたのでござる。 | |
爺、やはりUPダウンがありきつそう。 | |
姫、見えぬが仏と言うこともありでござるかな。 |
姫、定番時刻AM10Hの妙高山のガすは引いていっったのでござる。 |
姫、黒姫山が噴火?????????かなもしでござる。 |
姫、山が燃える〜〜〜〜〜〜〜。 |
姫、パノラマでござるが迫力や美しさが伝わらないのが残念でござる。 |
姫、最後の急登がまっているのでござる。 | |
爺、そんなにきついのか。 | |
姫、きつかったでござる見ると登るととでは大違いでござる。 | |
爺、さようか。 |
姫、しかしそんな急登をやわらげてくれるのが焼山であり、火打であったりしたのでござる。 | |
爺、そして山が燃える〜〜〜〜〜〜〜〜〜だろ。 | |
姫、さようでござる。 |
姫、こんな感じの急登でござるな。 |
姫、ようやく急登もおわり水平道になり山頂まであと少しになってきた時にはるか南方に富士山と八ヶ岳連山が目に飛び込んできたのでござる。 | |
爺、しかし富士山はどこからみてもかっこいいな。 | |
姫、さようでござるな。 | |
爺、まるで私みたい。 |
姫、ようやく山頂でござる狭い山頂周りには多くの登山者が休憩しており記念写真は諦め食事にすべく少し乙妻山よりに居場所を確保したのでござる。 |