丹後山 |
1808m |
2007年7月1日 |
第1幕 | 第2幕 |
さくら詣でにて候 | 貴婦人に癒されて候 |
コ−ス | 十字峡AM5:00(40分)丹後山登山口(4時間)丹後山非難小屋(1時間10分)大水上山(40分)兎岳手前 |
タイム | 登り6時間30分 下り4時間30分 |
姫、先週のさゆりさんにはふられてしまいましたが、今年もさくらさん詣ででいくでござる。今年最初のさくらさん詣では丹後山でござる。 | |
爺、大丈夫なのか。またふられたりして。 | |
姫、ネットにて調べてきたでござるに大丈夫と思われるでござる。それでは林道を歩いてまいるでござる。 |
姫、林道歩きはいやでござるがこの林道は別でござるな。このような滝を鑑賞しながら歩けることと美しい三国川の渓谷を眺めながらの歩きで時間などあっという間に過ぎてしまい登山口に着くでござる。 | |
爺、ほんときれいな渓谷なんだ。 | |
姫は、はじめてでござるな丹後山は。それでは順に説明などしながら登るでござる。 |
姫、ここより登山道でござる。初めから急登にてこころしてくだされ。 | |
爺、爺の急登など姫にはそんなのかんけいね〜〜〜〜〜え。 | |
姫、さようでござるか。 |
爺、急登だけどしっかりした登山道じゃん。 | |
姫、さようでござるかそれはよかったでござるな。 |
姫、1合目の鉄砲平でござる。この鉄砲尾根まだまだ急登が続くでござる。 | |
爺、どんだけ〜=〜〜〜〜急登かな。 | |
姫、こんだけ〜〜〜〜〜〜〜でござるかな。 |
姫、二合目でござるなこれより展望が開けてくるでござる。 |
姫、中ノ岳の反対側のこちらは本谷山でござるかこの山もいいらしいでござるな。 | |
爺、来年あたりどうかな。 | |
姫、検討してみるでござる。 |
姫、ようやく中ノ岳方面の展望がひらけてきたでござるな。 | |
爺、晴れるといいな。 | |
姫、さようでござる是非とも晴れてもらわねば。 |
姫、こなあたりをカモエダズンネという地名らしいでござる。カモエダとは沢の事でズンネは尾根の事らしいでござる。 | |
爺、ほんとけ。 | |
姫、カモネ。 |
姫、三国川ダムがみえるでござる。 |
姫、爺はここがすきでござるな三合目から四合目までのぶな林でござる。 | |
爺、はすきだねぶな林が。 | |
姫、さようでござるなぶな林はいいでござるよ。 |
姫、おにいちゃんもかっこいいでござるな。 | |
爺、ほんと駒ケ岳の次男坊よりイイカモネ。 |
姫、どうか晴れますように。そしてさくらさんに会えますようにでござるな。 | |
爺、神頼みじゃなく山頼みしたりして。 | |
姫、さよう神は冷酷山は嘘付かない。 |
姫、かるくながすでござる。 |
姫、こちらの軽く流しましょう。 |
姫、七合目からは気持ちのいい稜線歩きといきたいのでござるがこれでは。 | |
爺、まあがっかりせずとも。こんな天気もたまにはあるよ。 | |
姫、さようでござるか。爽やかな笹原の稜線を姫から歩いて欲しかったのでござるが。 |
姫、ほんらいならば中ノ岳、兎岳、丹後山の稜線がながめられるのでござるが今日はちと無理でござるな。 |
姫、あのもっこりした所がシシ岩でござる晴れていればすばらしい展望台なのでござるが。 |
姫、なにもありませぬな。 |
姫、ここからは笹原の歩きになるでござる足元には姫の大好きなタテヤマリンドウが咲き誇っているはずでござる。 | |
爺、ほんとかな。 |
姫、いかがでござる爺は今年最初のニッコウキスゲさんとご対面でござる。 | |
爺、タテヤマリンドウは何時見て姫みたいに可憐で高貴な色合といいすてきだね。 | |
姫、と 々でござるか〜〜〜〜〜〜〜〜。 |
姫、水場の所にさくらさんが咲いているはずでござるわくわくでござるな。 |
姫それでは爺はさくらさん、さくらさん、さくらさん、さくらさん〜〜〜〜〜〜〜〜。 | |
爺、そんなに徘徊しなくても結果は同じだよまたふられたね。 | |
姫、いやまだ諦めていないでござる。兎岳手前にも咲くところがあるはずでござる。 | |
爺、無理だってまあ2回目だからそんなにショックはないだろう避難小屋で温かいコ−ヒ−など飲もうよ。 |
姫、小屋の脇にコバイケソウとキスゲさんが咲いて折るでござる。 | |
爺、さくらさんは諦めこちらにしたら今日は。 | |
姫、まあとりあえずぱちりでござるな。 |
姫、小屋のなかには毛布などあり綺麗な小屋でござるな。 | |
爺、今度とまってみたいね。 | |
姫、越後三山と中ノ岳周遊コ−スは来年度の課題でござるな。それはさておき休憩後は兎岳まで足を伸ばすでござるよ。 |