鬼が面山 |
1465m |
2007年6月23日 |
第1幕 | 第2幕 |
ふられて候 | いやされて候 |
コ−ス | 六十里登山口AM7:00(1時間30分)南岳(1時間)鬼が面山山頂(1時間)北岳(40分)狢沢カッチ(1時間)鬼が面山山頂(2時間)登山口 |
タイム | 登り4時間10分 下り3時間 |
爺、鼻の下を長〜〜〜〜〜〜〜〜くなってるぞ。 | |
姫、さようでござるか。もうたれっぱなしでござる青い空そしてあの麗しく可憐なお姿のさゆりさんに逢えるのでござるゆえもうたれっぱないでござる。 |
姫、登山道からの田子倉ダムの展望といい、ぶな林といいこの鬼が面山はいいでござるな。 | |
爺、ほんと電波塔までの六十里越え街道のこの道はいい感じだね。 | |
姫、さようでござるなそして歴史を感じるでござる。 |
姫、電波塔でござるな。ここから南岳までの雑木林が無ければもっと大好きになるのでござるがさゆりさんに逢えるから我慢して登るのでござる。 | |
爺、苦労して逢えたほうが感激も大きいんだから。 | |
姫、いやいやラクラクして逢えればもっとうれしいでござる。 |
姫、それも1時間以上でござるよこんな登山道が続くのでござるよ。 | |
爺、お花など撮りながらいけばいいだろう。 | |
姫、さゆりさん以外は。 |
姫、いやでござるなこの展望の効かない暗い登山道は。 | |
爺、夏の炎天下での時などかえって助かるんだから。 | |
姫、まあふたついい事はないということでござるな。 |
爺、もう少しで南岳だろ。 | |
姫、さようでござるなもう少しでござる胸がどきどきしてきたでござる。 |
姫、やっと南岳でござる、電波塔がみえるでござるな。そして左奥からは荒沢岳、越後三山は雲の中でござるが。手前は毛猛山魂の山々そして手前が前毛猛山。 六十里越街道でござるな。 |
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爺、大展望じゃん。 | |
姫、さようでござるな。 |
爺、爺と同じく鼻の下を長〜〜〜〜〜〜〜〜〜くした男性が登ってきたぞ。 | |
姫、わかるでござるその気持ち。梅雨の貴重な晴れ間の今日咲き乱れるさゆりさんたちに逢えるのでござる。 |
姫、まずは可憐に咲くさゆりさんとご対面でござるな。今年も逢いにきたでござる故よろしくでござる。 |
姫、今日は浅草岳まで行くつもりでござるゆえよろしいでござるか。 | |
爺、大丈夫???また昨年みたいにリタイヤするんじゃないのか。 | |
姫、心配無用でござる今日は体調も水も充分でござる。 |
姫、なんたることか雲が湧いてきたでござるこれは想定外でござる。 | |
爺、そんなこと言ってるからほらおじさんに抜かれてしまったぞ。 | |
姫、さゆりさんたちは逃げないでござるゆっくりとお逢いするでござる。 |
姫、一年ぶりのご対面でござるがちと思っていたほど咲き誇っていないでござるないまだ5分咲きでござるあああああああ早すぎたらしいでござる。 | |
爺、さゆりさんにふられて候でか。 | |
姫、さようでござるもうがっくりでござる。姫ここが5分咲きと言う事はこの先鬼が面山や浅草岳は押して知るべしでござる。 | |
爺そうがっかりせずとも色香香しき絢爛のさゆりさんもいいけど5分咲きの可憐なさゆりさんもまたいいんじゃない。 | |
姫、左様申されても爺はやはり・・・・・・・ |
爺、いまだ蕾のさゆりさんもいんじゃない。 | |
姫、さようでござるかな。 |
爺、ほら雲も取れてきたことだしも鬼が面山まで行こう。まだ午前中の早い時間だからさゆりさんも下向きだけど午後になれば咲き始めるかもしれないよ。 | |
姫、さようでござるかな。 |
爺、ほら越後三山も徐々に顔を出し始めた事だし景色など撮りながら行けばいいじゃんさあげ元気だして。 | |
姫、しかし姫の機転の速さにはおそれいるでござる。 | |
爺、女性は現実的なの。男性の方がよほどロマンチストだよ、 | |
姫さようでござるか女子とはいまだ摩訶不思議でござる、 |
爺、越後三山も見えてきたぞ。それに毛猛山魂の山々もくっきりと姿を現しているよ。げんきだして。 | |
姫、さようでござるな。 |
姫、もう充分でござる。リックのように亀ではござらんがもうお手上げでござる帰りましょう。 | |
爺、まだ早いし、せめて北岳まで行かないか。せっかくここまできたんだから鬼が面山の西面の岸稜群も見てみた見たいし爺行こう北岳まで。 | |
姫、さようでござるか爺はあまりすすまないのでござるが。そのようにするでござるそのまえに腹越しらいなどしていくでござる。 |
第2幕
いやされて候