胃胃日旅立ち/山/070６１７

万太郎山

１９５４m

2007年６月17日

第２幕
「守り神と遭遇にて候」

	姫、万太郎山の全貌がはっきりとながめられるでござる。この大ベタテノ頭からいったん下ってから正面の樹林帯を抜けやせ尾根を登り切った頂が井戸小屋沢の頭、そこから右にトラバ－スして岩峰群を右に巻き山頂へとむかうでござるな。
	爺、本当～～～～頭。
	姫、本頭でござる間違いないでござる。

	爺、正面の樹林帯はなにかに似ていないか。
	姫、なにかに似ているでござるか、爺にはたんなる樹林としかみえませぬが。
	爺は何時までたっても感性が豊かにならないな、ほら丸い顔したお頭が、
	姫そう言われて見ればあっぽん口を開けた間抜けなお頭が見えるでござる、
	爺なんて言うこというの、守り神に向ってばちが当るぞ。
	姫、神は冷酷なものでござるよ

	姫、ところで岩峰群をUPしたでござるが今のトラバ－ス路とは別に岩峰群を直登すコ－スがあったような形跡があるでござるな。
	爺、そういわれてみればそのような気もするな、きっと吾策さんは安全を考えて今のトラバ－ス路を作ったのかもしれないぞ。
	姫、さようでござるかな。

姫、それにしても、もったいないでござるないったんくだりとは。

	姫、あっぽん口のお頭に挨拶して進むでござる。
	爺、！！！！！！！！！。

	姫、アッポン口の神も粋な計らいをするでござるな。
	爺、口を慎まないとばちが当るぞ。

	姫、団子鼻のお頭も通り過ぎいよいよ痩せ尾根の難所って感じでござるな。
	爺、守り神に向って団子鼻も失礼だぞ。
	姫、爺はうそがつけないのでござる。

	姫、そのまえに青い空すがすがしい風気分爽快でござるな。
	爺、爽快。

	姫、ロ－プなどありいやはや、なかなかえげつない痩せ尾根でござるな。
	爺、いままでの登山道ここが一番危ない感じだね。

	姫、あそこのお頭が大ベタテノ頭でござるな、その後のお頭はなんというかご存知でござるか。
	爺、しらないな。
	姫、あのお頭は北ゲドウノお頭というらしいでござる。

	姫、後１時間軽く行くでござる先ほどの痩せ尾根からすればこちなど容易いでござる。
	爺、そんなに甘く見ないほうがいいぞ油断大敵だぞ。
	姫、はははだいじょうでござるおや先ほどのお二人があんなところに。

	姫、がんばっておるでござるなもっと先に行ったと思ったのでござるが。
	爺、それよりも岩峰群のみUPしてみてよ。
	姫、こうでござるか。

	姫、これはわんころでござるな。
	爺、なんと言ういいぐさなの。万太郎山の守り神のお犬様だよきっと。
	姫、お犬様は綱吉でもう結構でござるわん。

	爺、５つの耳を持つ万太郎犬だよ。
	姫、さようでござるか。

	姫、よく見るとこの万太郎犬は独眼犬でござるな。政宗公や山本勘助殿みたいに。
	爺、まあなんでもよいが守り神だよこの万太郎犬は。
	姫、さようでござるか。

姫、お犬様はさておき先にいくでござる。

姫、ここはなんの看板でござるかななにも読めない看板でござるなわんわん。

	姫、いよいよお耳の裏側をのぼるでござるがくすぐったりしてわんわん。
	爺、アホ爺め。

姫、これはおまけでござるわん。

	姫、帰りの井戸小屋沢のお頭からダイベタテのお頭のUPダウンがきつそうでござるなわんわん。
	爺、いまから帰りの心配などして情けないな。
	姫、わんわんわん。

姫、こちらも今は軽くでござる先を急ぐでござるわんわん。

姫、もうすこしだわんわん。

	姫なかなか長が～～～～～～～いお耳だったでござるなわんわん。
	爺、誰の居なくてよかった。

	姫、わんわん北の肩でござるな、ここまでくればもう山頂は目と鼻お先でござるわん。
	アホのとなりの肩休憩するんだろ。
	姫、もちろんでござるわんわん。

	爺、この画像ゆがんでないか。
	姫もやはりそう思われますかまあ愛嬌でござるなわんわん。

	姫、大展望でござるなわんわん遠くは守門岳金城山でござるか。
	爺、いいかげんなことは言わない方がいいぞ。
	姫、まあご愛嬌でござるわんわん。

	姫、左から巻機山、その後は駒ケ岳、中ノ岳、大源太山、七ッ小屋山、手前に武能岳そいて大好きな茂倉岳、一ノ倉岳のぞき、谷川岳、オジカ沢の頭、大障子ノ頭でござるわんわん。
	爺、まあこれはあたっているようだね。

姫、わかりませんわんわん。

	姫、富士山でござるわんわん。
	爺、これはだれでもわかるだろ。

姫、では山頂でまた大展望を堪能するでござるわんわん。

姫、わんわんわんわんわん。

第３幕
演歌を唸うにて候・参

めでたし　めでたし