巻機山 |
1967m |
2007年5月12日 |
弐の章 |
頑張りマショ− |
姫、先程の方々もしっかり休憩されておりますな。少し思惑がちがって来たでござる。 | |
爺、こんなもんダヨ爺の考えることは。みんなで登れればいいじゃない。 | |
姫さようでござるみんなで登りましょう。 |
爺、でもしっかりとしんがりじゃん。 | |
姫、さようでござるな。 |
爺、ちょっと大宮のおにいちゃん苦しそう。 | |
姫、さようでござるな。 |
爺、とうとう休憩してしまったよ一声かけていきましょう「ゆっくりどうぞ」。 | |
姫、さようでござるな。 |
姫、この山並みを見ていると残雪期に縦走をしてみたくなるでござるな。 | |
爺、夢は見るのはかってだけど爺の度量では絶対に無理だね。 | |
姫、さようでござるな。 |
姫、武尊山でござる。 | |
爺、ほんとかな。 |
姫、まもなく8合目でござる。8合目になればもう心配はござらん。もうすこし残雪が多いとアイスバ−ンになり危険な7合目でござるが、今日は問題なしでござったでござる。 | |
爺、ほんとか信用できないな。 |
姫、8合目でござる。 | |
爺、ほんとここからは青空の下絶景のなかを登っていけばいいんだ。 |
姫、風紋など撮りながら天狗ショ−を堪能して上りましょう。 | |
爺、そうするか。 |
爺、でもまたしてもしっかりしんがりじゃん。 | |
姫今回は偶然でござるっけっして思惑などありません。 |
姫、ほれいつのまにか追い越してしまったでござる。 | |
爺、連れの奥方が苦しそうだね。それに大宮のおにいちゃんも。 |
姫、だいぶ遅れてきたでござるな。 | |
爺、大丈夫なのかな。 |
姫、そんな事はお構いなしにぐんぐん登っていっているでござるなあの方は。 | |
爺、ほんと少しは待っていてあげてもいいのにね。 | |
姫、さようでござるな。 |
姫、まもなく9合目でござる。割引岳が大きく聳えております。 | |
爺、今回は割引岳は行かないんだろ。 | |
姫みなさんもいかれないと思われます。牛ヶ岳方面ではないでしょうか。なぜならばかれらは関東の方々なるゆえに関東方面の山々を見たいでしょう。爺は越後にて越後の山並みを優先したいのでござる。 |
姫、ニセ巻機でござるここでしばらく大宮のおにいちゃんとご夫婦が到着するまですばらしい景観を堪能していましょう。 | |
爺、そうだね。やはりみんなで登った方がたのしいからね。これも一期一会だからね。 | |
姫、さようでござるな |
姫、あともうすこしでござるがあの急登がちとつらいでござるな。 | |
爺、そんなにたいしたこと無い感じだけど。 |
姫、樹氷でござる。実はこれもねらっていたのでござるがちと時間がおそかったでござるな。 | |
爺、の欲張りめ。その性格死んでもなおらないな。 | |
姫、さようでござるか。 |
姫、多分至仏山でござる。 | |
爺、あんな大岩あったかな。 |
姫、そしてこちらが燧ヶ岳でござろう。 | |
爺、ほんとか、まあしんじるかな。 |
姫、そして尾瀬ヶ原でござるな。 | |
爺、この景色ではじめて確信できたぞ。 |
姫、みなさん行ってしまいましたな。 | |
爺がしょうもない写真ばかり撮っているからだぞ早く行こう。 | |
姫。さようでござるな。 |
姫、いましばしお待ちを。 | |
爺、置いていくよ。 |
姫、もうあんな所まで登っているでござるあの前橋の3人は。 | |
爺、ほら大宮のおにいちゃんも呆れていっちゃたぞ。 |
姫、ちと小屋の内部など。 | |
爺、後々、早く行こう。 |
姫、♪青い空、白い雲、♪。 | |
爺、音痴な歌はいらないけどほんと雲は芸術だね。 | |
♪青い空、白い雲、羽衣雲♪ |
姫、前橋ぐる-ぷは休憩するようでござる。 | |
爺、早く追いつかねばならないぞ。 |
姫、前橋3人組はこのような景色を眺めながら休憩していたのでござるな。 | |
爺の言っていたようにキツイはこの最後の登りは。 |
姫、天狗様の粋な計らいでござるなこのうろこ雲ショ−は。 | |
爺、ほんとさきほどまでの羽衣雲といいうろこ雲といい粋な計らいをしてくれる天狗様だね。 |
♪青空〜〜〜〜〜青〜〜〜〜〜〜〜空♪。 | |
爺、前橋3人組は稜線にでたようだぞ。 | |
さようでござる〜〜〜〜〜な。 |
姫、到着でござる。 | |
爺、まずは越後三山にご挨拶だね。 |
姫、なかなかいい眺めでござる。 | |
爺、みんなかっこいいね。 |
姫、ではUPできかんぼうの三男「八海くん」から。 | |
爺、八海くんの後の雪をいただいているのは秀峰守門岳だね。 | |
姫、さようでござる。 |
姫、次男のかっこい駒ケ岳でござるな。 | |
爺、駒ちゃんはほんとどこからみてもかっこいいな。 | |
姫、さようでござる。 |
姫、そして長男の中ノ岳でござる。 | |
爺、でもおっとりな長男の中ちゃんは手ごわいらしいじゃん。 | |
姫、さようでござるな。ある人は飯豊よりもキツイともいっていたぐらいでござる。 |
姫、ところで、ここで終りにしましょうかそれとも前橋組の後を追って牛ヶ岳までにしますか。 | |
爺、もちろん牛ヶ岳までいこうせっかくの機会だから気がすすまないのか爺は。 | |
姫、あまりすみませんが大宮のおにいちゃんも向ったことだしいきましょう。 |
姫、前橋組はもうあんなところまですすんでいるでござるこれはちと追いつくのは至難の業でござるな天気もちと下り坂の感じもしますし。 | |
爺、まあおいつかなくてもいいじゃんゆっくりいこう。また青空もでてきたことだし。 | |
姫、さようでござるか。 |
爺、絶景だね。 |
爺、あの湖はなんという名前なの。 | |
姫、奥利根湖でござるな爺もここまではのぼっているのでござるが天候などに左右され牛ヶ岳ははじめてでござる。 | |
爺、それならば尚のこと行かなくっちゃ。 |
姫、燧ヶ岳の手前の平らな山が平ヶ岳でござる。 | |
爺、のよく言うらくちんコ−スからでいいからのぼってみたいな。 | |
姫、さようでござるな。 |
姫、まんなか奥の山は会津駒ガ岳かもでござる。 | |
爺、ほんとか?????。 | |
姫、地震はありませんが。 |
姫、なかなか追いつけないでござるな。 | |
爺、よっくりゆっくり。 |
姫、うみでござる日本海でござるあれは雪割草三山と佐渡が島が。 | |
爺、そんなに喜ばなくてもいいじゃん。いつでも見ているじゃん日本海や佐渡など。でもやっぱりうれしくなってくるね。 | |
姫、さようでござる越後人でござるに先程までは関東の山々でしたから。 |
爺、ついに牛ヶ岳に到着したよ。前橋組さんもう出来上がっているみたい。お礼を言わなきゃ。 | |
姫、さようでござるな爺だけだったらこなかったかもしれません。 | |
爺、じゃ我々もお昼にしよう。爺はいつもの燗娘だろ。 |
参の章 |
大花火ショウ |