粟ヶ岳 |
1292m |
2007年1月4日 |
第1幕
「小吉かな?の粟ヶ岳」
第2幕
「千変万化の粟ヶ岳」
姫明けましておめでとうございます。今年の初登山は粟ヶ岳でござる。新年からにはちときついかもしれないでござるが。 | |
爺おめでとう。おみくじ大吉だったんだって奥方が話してくれたよ。また新年そうそう温泉だったんだ。 | |
さようでござる。だいぶお疲れだったようで。まあやすいものでござるな。 |
姫今年は登山口まで籠でこれましたでござるな。 | |
爺ほんと少ないね今年はいったいどうなるんだろうね。ところで爺ライトは点いてないね。 | |
姫今回は大丈夫でござる。昨年は大失敗してしまったでござるゆえ。ほれ指差し確認でござる。ライト良〜〜し。わすれものな〜〜し。キ-〜〜〜〜もったよ〜〜〜し。 | |
お年玉ちょうだ〜〜〜〜い。 | |
お年玉よ〜〜〜〜し。いやお年玉な〜〜〜し。 | |
爺のけち〜〜〜〜〜いいいいいい。 |
姫夏道とまったくかわらないでござるな。まだはしごがでているでござる。やはりエロニ-ニョ現象でござるかな。 | |
エロは爺。異常気象はエルニ−ニョ現象というんだよ。ちなみに意味はわかるの。 | |
姫海水面の温度が高くなることでござる | |
爺半分は正解ほんとはいわしが取れないという意味なんだよ。 | |
姫さようでござるか。 |
姫3合目でござるなまだお日様はこちらまでのぼっていないでござるな。西蒲3山がくっきりと。 | |
爺その西蒲3山なんだけど合併されたじゃん。なにかいいよびなはないかな。 | |
姫そうでござる。なきれいに雪割草3山などいかがでござるか。 | |
爺いいでな〜〜〜〜い。そうしよう〜〜〜〜。 |
姫ようやくお日様が顔をおだしでござる。きもちよいでござるな。ありがたやありがたや。 | |
爺婆様の口癖だよそれ。ありがたやありがたやって。 |
姫大栃平でござるな守門岳もくっきりとみえないでござるな。 | |
爺白山のほうはくっきりと晴れている感じじゃん。 |
姫守門岳の大岳をズ−ムしてみたでござる。 | |
爺守門岳も今年は雪が少ない感じだね二部まではいれるんとちがう。 | |
姫ましかするとはいれるかもでござるな |
姫みえてきたでござるよ粟ヶ岳殿が。改めて新年あけましておめでとうございます。昨年の秋から熊騒動でたいへんでござったな。 | |
爺ほんともう熊さんは冬眠したんだろ。でもこの気候でひょっこり目覚めたり南下して(~_~)。 |
姫雪割草3山の雲が気になるでござるあのどす黒い雲が。 | |
爺またはじまったな新年早々から心配症の病気が。 |
姫まるで夏といっしょでござるなここまで雪が少ないとはいささかがっかりでござる。 | |
爺ほんと少ないね。 |
姫あっけなく鎖場まできてしまったでござるな。例年ならば大栃平から鎖場までは気が抜けないところでござるが。 | |
爺ほんとぜんぜん問題なしだったね。それにしても誰も来ないね。 | |
姫普通のお役所はきょうから仕事始めでござるに少ないでござるよきっと。 |
姫では鎖場を登るでござるか。 | |
爺でも陽が差していないから凍結しているよ注意しないとね。 |
姫さようでござるな凍結しているでござる。ここだけはちと注意してのぼるでござる。 | |
爺かえって雪がない方が不気味な感じ。 |
姫鎖場も無事通過して大展望台の粟庭のお頭でござる。やはりここからの粟ヶ岳はいいでござるな。 | |
爺ほんとでもあの雲がじゃまだね。 |
姫粟ヶ岳ヒュッテもほらよくみえるでござる。青い空白い雪とまではいかないでござるが気分は最高でござるな。 | |
爺お日様があるだけでもありがたいじゃん。ゆっくり休憩してから行こう。 |
姫ちと雲がでてきたでござる先をいそぎましよう。 | |
爺わかったよせっかちなんだから。 |
爺そんなに心配しなくてもいいみたいだけど。 |
爺お頭さんの頭は青空が広がっているよ。 | |
姫山の天候は山の神と一緒でなかなかてごわいでござる。 |
姫やはり粟庭の頭方面の雲があやしい雰囲気でござるいそぎましょう。 | |
爺わかったよせっかちなんだから。 |
姫やはり山の天候は解らないでござる。もう雲がひろがってきたでござる。 | |
爺ほんとさっきまでのあの青い空白い雲はどこにいったのかな。 |
姫白山方面も雲行きがあやしくなってきたでござる。 |
姫とりあえずいけるところまでいきましょう。もしもホワイトアウトになるようならばと引き返しましょう頂だけが目的ではないのでござるに。 | |
爺そうだね新年早々こんどは遭難騒ぎなんてしゃれにもならないからね。 | |
姫さようことでござる。まあ景色も無い山頂も意味が無いでござるに。 |
姫長岡藩方面の雲行きが怪しいでござる。 | |
爺だいじょうぶじゃないの。 |
姫角田山の後の青い筋は日本海でござるな。 | |
爺佐渡島もみえるのにね。あの雲がなければ。 |
姫すこしあかるくなってきたでござるこれは期待できるかもでござるよ。 | |
爺大丈夫だよキット晴れるよ。 |
姫これをまっていたのでござる雪の華でござるな。 | |
爺もっとすてきな樹氷はないの。 |
姫北峰と中峰がみえてきたでござる。 | |
爺いいじゃんもっと晴れるといいね。 |
姫またしてもいやらしい雲が。 | |
爺大丈夫はれるってば!!!。 |
姫いままでとはちとちがうでござるこれは一荒れくるかもしれないでござる。 | |
爺ほんと真っ黒になってきたぞ。 |
姫やばいでござる。 | |
爺でももうすこしいかない。 |
姫これは一大事こちらもぶきみな雪雲がわいてきたでござる。 | |
爺ひきかえそうか。 |
姫引き返しましょう山頂までの時間と雲の晴れる確立を考えるとこの雲は晴れるのに少し時間がかかるかんじでござる。 | |
爺そうだね残念だけど引き返そう。 |
姫きょう始めて会ったかたでござるなこの天候で登っても????。 | |
爺人は人我々はわれわれさあもどろ。 |
姫まったくのホワイトアウトになってしまったでござるな休憩後もし晴れるようならばもう一度山頂を目指すも良しでござる。 | |
爺そうだめはやく小屋であったかい鍋など食べよう。 |
姫今日の鍋はつくね鍋と鮭の入った石狩鍋でござるまずはつくね鍋など召し上がれ爺は燗娘で温まるでござる。 | |
爺おいしそういただきます。 |
爺と姫は小屋の中で食事をしながら天気が晴れるのを待っていたが一向にはれる気配がなかった。そんな小屋に二人の方が入ってきた。最初の方は元旦に弥彦山で初日の出を拝みその足で粟ヶ岳の5合目まで登った方。デジカメで初日の出を見せていただいたがパナソニックで液晶が2.5インチもありやはり綺麗に写っていた。 次の方は8合目ですれ違った方だった。まったくのホワイトアウトでがっかりしており無線をやっているようだ。でも無口な人。 |
第2幕
「千変万化の粟ヶ岳」