| 谷川連峰馬蹄形縦走 清水峠 （１４４８ｍ） |
| 200６年1１月３日〜4日 |
| 11/3日 |
AM６：００白毛門登山口（3時間40分）白毛門(１時間3０分）笠ヶ岳（１時間40分）朝日岳（２時間30分）清水峠白崩非難小屋 |
| タイム | ９時間２0分 |
| 11/4日 |
AM６：００清水峠白崩非難小屋発（３時間）武能岳（2時間20分）茂倉岳（１時間５０分）谷川岳（2時間）ロ-プウエイ乗場（10分）ロ−プウエイ山ろく駅（20分）白毛門登山口 |
| タイム | ９時間40分 |
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姫なんとか日暮れまでには清水峠に着きたいものでござる。 |
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爺そうだよ早く、くだらないと。 |
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姫もうこのようような快晴の日はもうないかもでござる。 |
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爺ほんとすばらしい天気だね日本海まで見えそうこれも姫の行いのせいだよ。 |
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姫巻機山や越後三山がよくみえるでござるな。 |
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爺どれが越後三山。 |
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姫一番奥に可愛くならんでおるのが越後駒ケ岳と中の岳でござるきかん坊の八海山はちと影になっているでござるが。 |
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爺あの雲のところだね。 |
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姫さようでござる。 |
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姫朝日岳が遠くになってきたでござるな。 |
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爺ほんと残念だったね。 |
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姫巻機山にとりあえず今日はおわかれでござるな。 |
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爺清水峠から遅い時間だから見えないね。 |
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姫草紅葉もいいでござるな。 |
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爺ほんといい色出してるね。 |
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姫いましばらく朝日岳を拝ませてくだされ。 |
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爺わかったよでも日が暮れないように行かないと。 |
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姫このこのあたりを池ノ窪というらしいでござる。 |
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爺ここまでくればもう清水峠はちかいね。 |
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姫まもなくでござる長くなんぎいな初日でござった。 |
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爺でもよかったねお天気がさいこうで。 |
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姫さようでござるお天気がないよりでござる。しかしテント場にもうあんなにテントがならんでいるでござる。小屋は大丈夫か心配になるでござる |
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姫もういちど朝日岳にご挨拶でござる。 |
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爺も質恋ね。 |
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姫お疲れ様でした。小屋もなんとか泊まれるらしいでござる荷物を置いてまずは清水権現様に登山の安全を願ってお参りをしましょう。そして熊さんに逢わないことも。 |
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爺そうだね明日も爺がこけないようにお願いしなくちゃ。谷川岳からの3名の方は監視小屋の脇の登山道で小熊と遭遇したらしいからこんな所にもいるんだ熊さんが。シンジラレナ〜〜〜イ。 |
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姫さようでござるなさきほどの御仁はなんと熊スプレ−を持参していたでござるに。 |
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爺でも逢ってみたかったりして。 |
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姫お月様が顔をだしてきたでござる送電線の上とはいかにも峠でござる。 |
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爺清水峠といえば送電線だもんね。 |
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姫みなさんも晩秋の暮れなずむ清水峠を堪能しているようでござる。 |
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爺しずかにこんどは夕陽が沈んでいくよ。 |
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姫なにかににているでござるな。 |
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爺亀さんだよ亀さんが泳いでいるみたいだね。 |
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姫亀さんは竜になり谷川岳の空に昇って行ったでござるな。 |
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爺おしまい。ご飯ごはん。 |
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姫さようでござるな姫今日は大奮発してすき焼きでござるにいっぱい食べてくだされ。 |
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姫よろしいんですかお肉より野菜ばかりで最後のうどんなどいかがでござる。 |
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爺こそ鍋物はあまりたべさせてもらえないらしいから食べたら。姫はいつもおいしいものたべてるからたまには質素にしなくちゃ。 |
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姫お腹も満腹になりもうした。お酒も少しだけいただきほろ酔い気分のところでおやすみなさいでござる。 |
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爺いびきをかいたら鼻をつまんでやるから。おやすみ |
第4章
武能岳
「おまえだけが頼りじゃ」
