岩菅山 |
2295m |
2006年8月21日 |
第1章
「くそ暑さを逃れて」
第2章
「カヤの平の巨木、変木,珍木たち」
エイホ!エイホ!ヒデ爺を乗せた籠はくそ熱い越後の長岡藩よりみの姫が避暑に来ている信濃の国の志賀高原に向っていた。長岡藩のお殿様からおてんば娘の指南役である爺にみの姫がどのように過ごしているか気になるらしく様子を見てきてもらえないかと頼まれたのであった。爺はこれ幸いにと志賀高原の岩菅山にみの姫をも誘って登ってきた。その後阿弥陀堂だよりの舞台になったカヤの平高原でぶな林などの散策し爺はお城に戻ったのであった。 |
聖平岩菅山登山口往復 |
AM6:30 登山口(30分)アライタ沢(1時間30分)ノッキリ(30分)山頂 |
タイム | 登り2時間30分 下り2時間 |
姫おはようございます。お元気そうでなによりでござる。 | |
爺越後はくそ暑いらしいね志賀高原は下界の暑さはなく涼しくて最高だよ。でも今日は天気が悪く最低。 | |
姫それでは早速まいりましょう岩菅山へ。 |
爺ここが登山口だよここからが一番早く山頂にたてるんだよ。 | |
姫さようでござるなそれだは参りますか。 |
きになるき〜〜〜。 |
爺ここが底清水だよ岩の間から清水がこんこんと湧き出ているよ。 | |
姫さようでござるなそれでは一杯いただくでござる冷たくておいしいでござるな。 |
爺ここまで30分は平坦な用水路沿いの道で楽チンだったね。 | |
姫さようでござるなここより本格的なとざんどうでござるな。 |
爺さすが1500mだね天気が悪くても明るい感じこの明るさがすき。 | |
姫さようでござるな。越後の山々の登山口は標高が低く暗いでござるな守門や浅草岳の山頂あたりから登っているんでござるなしかしこの木道の多さはいさいさかげんなりでござるな。 | |
爺日本中の登山道はみんな木道ばっかりになるかもね。 |
爺ようやく土の登山道になったなやっぱりこの感触がいいね。 | |
姫さようでござるなそれにしても天候がわるいでござる。 | |
爺しょうがないな。爺の日々の行いが悪いからだぞ!! |
爺中間点だって。登山口のりっぱな道標と比べるとあまりにも陳腐だね。 | |
姫まあこれも愛嬌でござるな。 |
爺ここがのっきりだ。ここより山頂まで35分だって。 | |
姫ここですこし休憩しましょうベンチもあることでござるな。 |
爺とりあえず山頂に向おう。 | |
姫さようでござるな。 |
爺ちょっとガスが晴れたよ今登ってきた登山道が見えているよ。 | |
姫さようでござるなあんな感じだったんでござるな。 |
爺山頂だよ。なんにもないし、見えないし最悪最低だね。 | |
姫そこまで言わなくてもなにか爺に言われているようにきこえるでごzるが。 | |
爺その通り、爺のほかに誰もいないんだから。 |
爺天気はだめ。お花もだめ。まったくなんでこんな山を選んだのか爺の気が知れないな。 | |
姫まあ余り攻めないで下され。天気が良ければこれから志賀山と四十八めぐりを考えていたでござる。それもこの天気では気が進まなくなったでござる。第3案はぶな林散策を考えてあります。鍋倉山より樹林が濃く巨木もあるらしい木島平のカヤの平高原でござる。 | |
爺そのぶながいいな。そこは暑くないんだろうね | |
姫大丈夫でござる。標高は志賀高原とほぼ同じくらいでござる。それではカヤの平高原へ向いましょう。 |
第1章
「くそ暑さを逃れて」
第2章
「カヤの平の巨木、変木,珍木たち」