茂倉岳
1978m
2006年6月17日


第2章
「黄門様もお戯れの巻」




爺の心配症は大はずれだよ。ハクサンイチゲさんの大歓迎を受けたじゃん。
姫さようでござるなようやく逢えた出ござるイチゲさんに。







爺よかったねイチゲさんの可憐でシンプルな白それでいてしっかりと存在感があるじゃん。
姫シンプルいずベストでござる




爺非難小屋が見えてきたよ。
水場と小屋の距離がこれほど近い非難小屋はそう多くは無いでござる



爺きれいになっているね。
姫帰るときはきた時よりもきれいにでござる




爺左から一ノ倉岳、のぞき、オキの耳、トンマの耳、そして肩の小屋かな。
姫さようでござる一番右がオジカ沢のお頭でござる。



爺万太郎山から仙の倉山、平標山だね爺それにして谷川連邦は頭がいっぱいいて大変けんかしないのかな。頭進め。
姫大頭当は仙ノ倉山で。中番頭は朝日岳、小番頭が谷川岳でござろうか。
爺そのなかで紅一点は平標山だね。それじゃ爺頭右
あいあいあさ〜〜〜〜。




爺小屋からのお花畑もすごいじゃんイチゲや他のお花もいっぱい咲いているのに撮らないの。
姫お花は帰りにいっぱいとりますですでござるまずはこの大展望を優先するでござる。




頭止まれ!!お疲れさん山頂だよ。
姫いかがでござるこの360度の大展望これが見たくてきたのでござるこの茂倉岳山頂だけでござる谷川連邦が見渡せる所は。




爺すごいね大源太山は雲に隠れているけれど最高だね。
姫さようでござる欲をいえば雲がなければ。






爺の欲張りめ。
姫いま登ってきた茂倉新道がはっきりと確認できるでござるな。川棚のお頭と矢場のお頭がよくみえるでござる。







頭とまれ!!あれ爺一の倉岳にほら何処かで見たようなおじいさんがいるよ。
姫おお!!!姫おおお!!!!。


爺おおお!!!だけじゃ解んないよ。
姫なんとかの副将軍水戸の光圀候であらせられまするぞ。
爺あのしょぼいおじいさんだ。どっかでみたようなきがしたんだよね。でもお供の格さん助さんは?



爺。早速ご挨拶にあがらなきゃなの。
姫急がなくてもいいでござる。






爺。清水峠の小屋がみえるね。真ん中に朝日岳がでん〜〜と鎮座しているんだ。
姫さようでござるな。






爺。黄門様もお花たちに逢いにきたのかな。
姫さようでござろう。








ご老公お久しぶりでございます。長岡藩元家老のヒデでござります。お花の鑑賞でござりますか
さよう。ヒデ爺殿久しぶりだのう元気そうでなによりじゃ。お連れのかわゆい娘は爺の孫であるか。
御老公。この娘は上杉謙信候の血筋を継ぐおてんばみの姫でござる。いま爺は教育係りをお殿様よりおおせつかっておりまする今日はイチゲさんなどのお花の勉強でござる。
ヒデ爺殿こんなきれいで利発そうな若い姫と一緒とはうらやましいかぎりじゃ
御老候。なかなかどうしていまどきの若い娘とおなじで手をやいておりまする
御老公。なかなか見る目があるじゃん。姫がいつもお世話しているの。ところでお供はいないのですか
先程すれ違わなかったかな。今日は弥七とお銀さんがおともじゃよ
爺。さきほど会った二人?女性は顔が隠れるほどの虫除けのカバ-をつけていたよね。爺写真撮ってある?
実は撮ってないのでござる。(小声で)あまりいい雰囲気ではなかったので。
武能岳方面の視察にでかけたんじゃ。
さようでござるか。もう少しお話をしたいのでござるが天気が心配でとりあえず山頂にいってくるでござる。






爺。山頂だね。
姫さようでござるな少しのぞきのほうまでいってみたいでござるが時間の件もありここで帰ることにするでござる。






御老公。山の天気はわからなおでござるな一瞬にしてホワイトアウトになってしまったでござる。
ヒデ爺殿まったくでござるな。はよう帰られたほうがよいのではないか
御老公。ではお言葉にあまえせていただきますでござる。またどこかでお会いできましょう。






爺。今一度御老公様に挨拶して帰ろう。
姫さようでござるな御老公さまお元気で〜〜〜。
姫様も爺さんもお元気で〜〜〜〜








爺。せっかくのお花畑なのに残念だね。
姫さようでござるな登るとき欲張って撮って置くべきでした。反省(~_~;)。






爺。はれていればかえりもこんな稜線漫歩ができたのにね。
姫さようでござるなしょうがないでござるな。




姫。川頭のお頭の番人。




姫川頭の木人でござる。




姫こちらは江戸の凡人さんたち。






爺。今日のコ−スで一番神経を使う桧の廊下だね。
姫さようでござるな下山時など特に注意でござるね。




姫お疲れ様でした。
爺もお疲れさんよかったね茂倉岳けっこう穴場じゃん展望とお花もぐうじゃん。そして彩雲なる現象と黄門様にも会えたしねよかったね。


第1章
「未知との遭遇の巻」

第2章
「黄門様もお戯れの巻」





めでたし めでたし