鏡 山 |
1339m |
2006年5月21日 |
第1章
「鏡山がおいでおいでと」
第2章
「静寂と新緑のハ−モニ−」
エイホ!エイホ!ヒデ爺とみの姫は米沢藩のまる姫からお願いされた光兎山のやまのぼり絵図を関川村で届けた後に二人を乗せた御籠は越後の津川を過ぎ会津藩の西会津町にある鏡山へと向かっている。この鏡山は飯豊連邦の南の展望台として有名であり近年弥生からの林道が開発され2時間弱で登れる楽チン登山ができるようになった。 |
弥生コ-ス |
林道通行止め(70分)林道終点登山口(20分)弥平四郎口分岐(1時間40分)山頂 |
タイム | 3時間10分 本来は林道終点登山口から登れるので2時間弱でいける |
姫懐かしいでござるな2度ほどしか通らないかったでござるが10年前の記憶がよみがえってきたでござる。しかしこんな案内板は無かったはず。 | |
爺も少しは記憶力が残っているんだ。ところでまる姫様って爺の写真よりも全然かわゆいじゃん。楽チン登山で時間がいっぱい余るじゃん若松城下で素敵な手鏡などかって帰りたいな。 | |
姫さようでござるか了解でござる何今日は楽チンでござるに。 |
姫ここから弥生集落そして林道終点に向かうでござる。弥生とか鏡山とか、なかなか煌びやかで粋な名前でござるな。もしかすると平家の落人伝説などがあるかもしれないでござるな。 | |
爺ほんとなにかすてきな名前だね。なんだ2時間かからないじゃん。 | |
姫、爺は屁はこくでござるが嘘つかないでござる。 |
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爺あの雲がかかっている山なんていわないよね。 | |
さようでござるな。手前の山だと思うでござるが確信はもてないでござる。とりあえず歩きましょう。 |
爺あのおじさん、さっき私たちが準備していたときに追い越していった人だよ時間を聞いてみたら。 | |
さようでござるな。それでは「たのもう〜〜〜〜そこの御人」。 |
爺は早速、山菜取りおじさんに登山道の状況を尋ねると、先程の土砂崩れ箇所がなければ林道終点手前まで入れるらしく、ここからだとこ1時間程くらいかかるとのこと。それならば戻って弥平四郎口の林道はどうなのか、また祓川登山口はどうなのかたずねた。 すると、弥平四郎口はどうなのか解らないらしい。また祓川駐車場までの林道の状況を尋ねると、昨年の夏に親子で登山にきたが間違って細い林道には入ってしまったのでバックする際、車を誘導をしていた母親を轢いてしまった事故があったらしい。又、秋の土砂降りの雨の中、きのこを採っていた男性が転落して亡くなった事件などがあり林道走行に過敏になっているのでたぶん無理ではないかとのことであった。 来週はここの山開きらしい。そして山頂からの展望がすばらしいので是非ここから歩いてでも登ってくるようにと励ましてくれた。 |
爺は嘘つきだけどおじさんは信用できそう。しょうがないけど歩いていこう。 | |
姫さようでござるな。おじさんも励ましてくれたことでござるに展望を楽しみに歩いていきましょう。 |
爺なかなかすてきな林道あるきじゃん。 | |
さようでござるな新緑のなか明るくていいでござるな。 |
。爺ぶな林に入ったよやっぱりぶなはいいね。 | |
さようでござるな新緑パワ−をいっぱいいただくでござる。 |
爺ここで林道が終わっているみたいじゃん。歩き始めて70分だよ つかれてしまったよ。 |
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さようでござるな林道はつかれるでござる。たしか左右に踏み後があるけれど右側が鏡山の登山道のはず。ここまでくれば後は楽チンらんらんのはず | |
爺の言葉を信用すると後のショックが大きいから信用しない |
でもこの青い空爽やかな5月の風それに新緑は気持ちいいね。 | |
姫それに残雪とすてきなぶなさんたちが待っていてくれるいはずでござる。。 |
歓迎ぶな門だねそれにしても広い登山道だね。 | |
姫この登山道は以前炭焼きか何かに使われていたような単なる登山道ではないような感じでござるな。 |
あれ爺に似ているぶなさんがいるよ「反省ぶな」さんだ。 | |
姫さようか爺はこんな顔でござるかショックでござるな。 |
爺。きもちがいいね。青い空白い雲まぶしい新緑気分がますます高揚するね。ところであの山はなんていう山なの。 | |
姫臭い親父ギャグでござるな。あの山は高陽山かと思われますです。 |
爺またぶな門があるよ。 | |
姫時間的には分岐点あたりと思われますが。 |
姫やはり分岐点でござる爺嘘つかないでござる。 |
爺ちょっと弥平四郎側に行ってみないどんな感じの道かな。 | |
姫さようでござるなでもすぐあそこに残雪が。 |
爺早く素敵な眺めだよ林道からの眺めと似ている感じ。 | |
姫なかなかいい眺めでござる一番手前が山頂かと気分が高揚するでござるな。 |
爺、「清水あります」だって。もう一言「旨いんです」なんて書いてあったら最高なんだけどな。 | |
作用でござるな。水場と書いてないとこがいいでござる。 |
爺、「雪だよ雪だよ残雪だよ。 | |
姫。生まれて初めて雪を見たのではあるまいし騒ぎすぎでござる。 |
大日岳がかすかにみえてきたでござる。 |
爺また夏道なったよこの登山道はいいねぶなの落ち葉が絨毯になっていてふかふかじゃん。 | |
さようでござるぶなはいいで。 |
姫ますます展望が開けてくるござるな飯豊はよいで | |
爺早く山頂にならないかな。 |
姫あれが山頂でござるそしてその左が飯豊連邦の本山がみえてきたでござる見えたでござる見えたでござる懐かしきかな飯豊。 | |
爺感傷に浸っている場合じゃないよなにかいるよあそこあの木のあそこ爺ズ−ムしてみてもしかしたら熊の親子。 | |
姫どれまさかそんなばなな。 |
お猿さんの親子でござるな。 | |
なんだお猿さんかがっかり。熊さんだったら良かったのに。 |
姫青い空。残雪そして、新緑気持ちがいいで。 |
姫青い空。残雪そして、新緑気持ちがいいで。 | |
爺ほかになんかいいかたないの | |
姫ほかにどんな言葉がいるでござるか飯豊はいいでで充分でござる |
すこし平坦な所にでたでござるしかし木々が邪魔して飯豊がよくみえないでござるな。 |
爺山頂がすぐそこなのに下るとはもったいないね。 | |
姫さようでござる。後少しでござる。 |
爺の大好きなイナバウワ−だよ。 | |
さよう究極のイナバウワ−でござるなさすがは好いで。 |
どうも広すぎておさまらないでござる。 | |
爺パノラマ画像にすればいいじゃん。 |
姫こんな感じのパノラマでござるな。 | |
爺やはり飯豊はでっかいデイ。 |
爺あと少しで山頂だねたのしみだな。 | |
姫さようでござるはたしてどんな展望が待っているのでしょうか。 |
姫ようやく展望台に到着でござるあれカメラの三脚だけが。 | |
爺静かに。 |
第2章
「静寂と新緑のハ−モニ−」