術後28ヶ月

2004年6月

ミノのお友達
 逆流さん この期間になってもなかなか彼も私に似て気分屋さんです。いまだ類は類を呼んでいます。
しかし、先月も
プチプチプチプチ逆流さんです。ほとんど遊びにきませんでしたが一回だけ長く楽のしんで帰りました。

好きな食べ物なチョコ、唐辛子などの辛いものなど
好きな飲み物は牛乳です。
好きな果物はりんごです。

術後24ヶ月から夜食にりんごジュースを飲んでいるのがいいのかもしれない。
また「フオイパン錠」を毎食から晩、1回に変更してもらっているが頻繁には遊びに来なくなりました。
 つかえさん 逆流さんに遠慮してか?ほとんど遊びにこなくなりました。でも大切なお友達です。
 ころころさん お調子もんの「ころさん」はやっぱりお調子もんですが、「つかえさん」と同じくほとんど遊びにこなくなりました。
かわいい彼女と仲良くやっているようです。
 ダンさん ダンさんもみんなと同じくあまり遊びに来なくなりました好物は朝食です。必ずといっていいくらいに朝食後に遊びにきます。一緒に遊んでやりたいのですが出勤前の貴重な時間なので相手ができません。

そんな訳で「ダンさん」は何時も機嫌が悪く、私とミノが何もしたくないと思ってしまう全身の倦怠感、発汗、などの悪さをします。そして1時間ほど遊んでから帰ります。


 術後835日 04年6月5日 今日は芒種とシラネアオイ
今日は24節気の夏の芒種である。「芒種」は稲や麦などの芒(花の外側にある突起)のある穀物を植えつける季節をあらわします。
昔は梅雨入り間近のこの時期が田植えの時期だった。そして、たっぷりと恵みの水をたくわえた山河がしっとりとした風情を漂わせる頃でもある。

そんな芒種の今日、まもなく梅雨に入るのでその前に登山をしておきたいのと、どうしてもシラネアオイに逢いたくて浅草岳に出かけた。天気は快晴最高の登山日和である。.2年前の秋は術後まもなかった為一番楽チンなコースから登ったが今回は一番急登なコースを選択する。このコースは、一番景観が優れとており大好きなコースでもある。

登りは順調に写真などを撮りながら山頂に到着した。シラネアオイや天狗さんにも会え昼食を取ってから下山を開始してまもなく体に異変が生じてしまった。どうにも体が重く倦怠感、脱力感に襲われた。まるで早期ダンピング症候と同じくである。下りなのに足が前に出ない。おかしい。どうにも進まない。
もしや、水分不足による脱水症状ではないかとも思ったりもする。少し木陰で休憩して水分を補給したが回復せず焦ってしまった。
このような状態になると体は純粋の水分を欲しくなるようである。

登山では疲れた時ポカリやフルーツの詰め合わせなどで糖分とビタミンB1が摂れるので疲労回復にいいはずなのだが、なぜか、体が寄せ付けない。30分くらい休憩後なんとか落ち着いたのでまた下山を開始した。そして、水場に着き、飲んだ水の美味しかったこと。いままでの登山でこんな症状は初めてであった。登山口に戻った頃にはいつもの体調に戻って一安心の一日であった。


 術後843日 04年6月13日       今日は薔薇・ばら・バラ
午前中は先週の浅草岳の教訓を生かし、足腰のトレーニングで弥彦山に登ってくる。それにしても早朝から登っている人が多い事。神社前の駐車場は満杯状態である。明らかに皆さんとトレーニングと解る軽装である。下山した頃からようやく登山の伊達たちの人が多くなってきた。

その後「だいろの湯」で汗を流しさっぱり気分で今年に入ってから恒例の、巻町にあるカーブドッチワイナリーの葡萄に逢いに行く。今回は、かあちゃんは都合が悪く俺とミノだけで出かけた。もし、葡萄やワイナリーの花を撮るためでなければとても俺とミノだけであのような所へは、こっぱずかしくて、いけたものではない。ワイナリーにつくと物凄い人込みである。いままでで最高ではないか人だらけである。皆さんやはりお目当ては薔薇?今回も結婚式が行われており今日のような天気がよくそして素敵な花が咲いて最高の雰囲気であった。まずは、葡萄たちに逢いに行く。
青い空・初夏の風 太陽にむかって もうこんなに大きく
葡萄たちも気持ちよさそうである。

今回も食事をワイナリーで食べようと思い来てみたがどこも混雑しており並んで順番を待っているよな情態である。しかし勇気をだして男一人「ガラスのメルヘン美術館」の脇にあるカフェでえびピラフを注文した。他のお客さんからまだかとの問いが多く30分ほどの待ち時間になっていた。
ただ、待っているのも時間がもったいないので隣にある「ガラスの美術館」を覘いてみた。ガラス館というとよく観光地にあるようなところと思っていたのでなんどとなくワイナリーに来ていたが見学などしなかったのである。

ところが、入ってみて驚いてしまった。こんな素敵な「ガラス美術館」があったとは。もっと早く見学していればと反省してしまった。確かに「メルヘン」という名前がついている訳である。そして、ここの責任者の「松田尚子」さんがなんとあのテレビ番組の
「TVチャンピオン・ガラス職人選手権」に出場するポスターが貼ってあった。がんばれ尚子さんである。尚子さんのホームページアドレスは(サウンド付きです)http://www.glass-meruhen.com/です。

花が歓迎 30分以上待ち えびピラフ ポスター
館内 作品 お気に入り1 お気に入り2

また、一つワイナリーに来る楽しみが増えてしまった。どうしたらよかんべな。
そんな事を思っているとようやくピラフがきた。
周りの人達は男一人変なおじさんがカメラであちこち映している様をどう思ってみているのか少し不安になったがまいいか。人それぞれ。人いろいろでありんす。

ようやく食事も終わり待ちに待った薔薇とのご対面である。先月の咲め始めの頃とは大違い。園内は薔薇ばら、ばらでいっぱいそして薔薇の香りがかすかに漂ってくるような感じさえする園内といきたいのだけれどこの人の多さでは。それでも素敵な薔薇たちが歓迎してくれたそれでは。まずはアーケードからお入りください。(画像をクリックしてください)


 術後847日 04年6月17日  今日は楽しいがんセンター外来日
一ヶ月ぶりにがんセンター外来である。2ヶ月程遅い時間帯しか取れなかったが今月は午前中が取れた。いつものように先ずは、婦人科があるフロアーの川柳コーナーに向う。

今月はなかなかいい感じの川柳が多かった。そんな中、始めの句に「異常なし」という句を読んだ川柳が多く寄せられていた。病院だから、当たり前と言ってしまえばそれまでだが、しかし、「異常なし」という言葉はうれしい言葉である。しかし、やはり婦人科の待合フロアーは何度きてもやはり恥ずかしいものである。


川柳コーナーでの写真撮りを終え外科外来で待っていると直ぐに名前を呼ばれラッキーである。先生に前回血液検査をお願いして白血球とCRP値は当日に確認済みであったが他の血液検査項目は確認しておらず今日、改めて聞くと先生「異常ありませんでした」。(^・^)
俺「腫瘍マーカーはどんなですか」との問いに「術後からこんな数値で異常あ
りません」(^・^)
そして他の数値を見ながら
でも「、ちょっとこの数値が低いかな」おいおい先生異常なしじゃありませんじゅあないですか。俺、「大丈夫でしょうか。」(@_@)
先生「経過観察ですね」とお答えである。
先生に来月に人間ドックの受診があるのでその時の結果を待ちます。と返答すると「それでいいと思います」とのお答えである。
そんかこんな会話をして外科外来を終える。
一句「異常なし でも その一言が 気にかかる」ヒデ

会計を待つ間に1階フロアーの自販機でコーヒーなど飲もうと行って見るとなにやら前にいる人が買うのに戸惑っている。先月の外来で気がついていたが
自販機が入れ替わり、硬貨投入口が変わっていた。ついつい、今までの自販機と同じように細い投入口を探してしまう。よくみれば解るのだがそれが解るまでの数秒間が長く感じて焦り、なお後ろ待っている人がいたならなお焦る。
そんな訳で、少しの時間、自販機人間ウオッチング楽しんでみた。

やはり皆さん戸惑っている。でも、考えてみればいままで何にも不思議に思わなかったがなんで最初から大きな投入口にしなかったのか。技術の進歩なのか。体に障害がある方など便利である。また最上段の物が欲しいときは投入口の脇に選択ボタンがありこれも背の低い子供など便利である。


旧タイプ 新タイプ
そんなことを考えてみた今日の外科外来であった。



 術後851日 04年6月21日   なんだこの暑さは「小満」
今日は24節気の「小満」である。みずみずしい若葉を揺らし、さわやかな風が吹きぬける初夏。万物がしだいに満ち始め山野の草木が生い茂り明るく華やいだ色合いをみせる花たちも、生き生きとしておどりだす頃である。

しかし、台風の影響で暑い事。暑い事。新潟県は35度であった。これからまた試練の季節である今年はどんな夏になるのやら昨年は冷夏で過ごしやすかったが。たまらず扇風機をだして涼んでしまった。



 術後857日 04年6月27日   ロマン街道清水峠をゆく
前々から気になっていた清水峠に出かける。今は電力会社の送電塔が立ち並びいささか興ざめするけれど、なぜか惹かれてしまう峠である。天気予報はあまりよくないが雨さえ降らなければいいと思って出かける。ところが、峠の登山口近くの清水部落を過ぎた辺りから青空が広がってきた。だから山の天気は魔か不思議である。
術前はピ−クハンタ−ばかりを目指していたが術後は体力的な問題もありいままでと違った山の楽しみ方ができるようになってきた。それでは皆さんもよろしければロマン漂う清水峠に出かけてみませんか。