   ＮＯ．3（２００３．7．29） |
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梅雨が明けました。今年は、いつもの７月と違い、低温注意報が出たり、変な気候でした。息子の保育園でも７月中旬からプールが始まったのですが、低温のため中止の日が続きました。一昨日の梅雨明けから、ようやく夏らしくなりました。やはり、酒屋も暑い夏にならないとビールも売れませんし、お酒も出ないようです。ましてや、お中元期ですが、お客様もその気にならないのか、ギフト商品もちょっと低迷ぎみでした。
昨日、息子（正尚５歳）が保育園から帰ってくると、「お父さんいいもの見せてあげる」とカバンの中を見せてくれました。中からセミの幼虫の「もず」が出てきました。それも抜け殻ではなく、生きている「もず」です。驚きました。私もテレビや図鑑では見たことがあっても、実際に見たのは初めてでした。さっそく家の網戸に止まらせました。
「いつ、セミになるの？」
「朝、早い時間だと思うから、脱皮するところ見られないかもしれないね」
「何時ごろ？」
「４時ごろかな」
「早起きして、見る！」
そんな会話をして夕食を食べました。
ところが、夕食が終った午後８時３０分ごろに見たら、脱皮し始めました！私も息子も大興奮でした。初めて脱皮をするのを見ましたが、とてもゆっくりと脱皮をします。まるで観察者に合わせてくれているかのようでした。その様子をデジカメで撮影しましたが、接写なので、フラッシュがうまく焚けません。フラッシュ無しで撮りました。シャッタースピードが１秒近いため、手ぶれになりやすく、何度も撮り直しました。できのよかったものを左に載せました。顔が写っているのが息子です。本当に大興奮の一夜でした。
翌日（今日）朝見ると、もう飛んでいなくなっていて、抜け殻だけになっていました。いつも８時近くに起きる息子も６時過ぎに起きて見にいきました。抜け殻を見て息子は「オレ抜け殻が欲しかったんだ」と言っていました。負け惜しみか、本音か分かりませんでしたが、私は、何でも楽しく感じられる５歳の感性をうらやましく思いました。
夏本番を告げるような出来事でした。
今週は、週末に地元の夏まつりを控え、月末も重なり、この夏一番の忙しい週になりそうです。皆様もお身体に気をつけて、暑い夏を元気に乗り切りましょう！
（左の写真をクリックすると拡大します）