ミニ油化プラント事業 |
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てんぷら油で車が走ります |
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環境にやさしい町づ<り |
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軽油代替燃料 | ||
素敵な燃料を見つけました。 | ||
BDF(バイオ・ディーゼル・フューエル) | ||
私たちがてんぷらやドレッシングなどに消費する食用油は1年間で約200万トン(国内)そして捨てられる廃食油は年間40万トン。そのうち飲食店や食品関係業者から出される廃食油は回収され飼料、石鹸、塗料などに再生されています。 しかし、一般家庭から出る残り20万トンは、その多くが生活排水に流され環境破壊の原因となっています。 大さじ1杯の油を魚が住めるまでにするには、風呂桶10杯もの水が必要です。「固めて又は紙に含ませて捨てる」といった個人の努力は新たな゛ゴミ"を生み出します。廃棄物とは行き場所を間違えた資源です。廃食油も発想の転換で貴重な資源に生まれ変わります。 |
今までごみにしていた廃食油が生まれ変わって車を動かす燃料になります。 100gの廃食油から約95gの燃料ができます。 しかも大気汚染の原因である硫黄酸化物はゼロ、呼吸器官障害の原因といわれる黒煙は軽油の1/3以下と地球にやさしいクリーンエネルギーです。 日本人すべてが廃食油を捨てないで燃料に精製すれば、なんと40万台のティーゼル車を走らせることができます。 |
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BDF6つのメリット | BDF海外事情 | |
これからのリサイクル燃料 |
欧米では植物性油を原料としたディーゼル燃料は一般的にBDF(バイオ・ディーゼル・フューエル)と呼ばれ、次世代を担うクリーンエネルギーとして注目されています。ヨーロッパでは主として菜種油のバージンオイルを用い、ドイツ、フランス、スイスなどは補助制度を導入して石油輸入の削減をはかっています。 フランスでは菜種油性BDFを5%軽油に混ぜたものをスタンドで販売・ドイツは植物油専用のエンジンを開発、国内に400ヶ所の植物性燃精専用のスタンドを設置しています。EU統一規格も制定されています。また、米国ミズーリ州ランバート・セントルイス空港では200台のバスをBDFで運行、更に大気汚染防止法により燃料の20%は植物性燃料を使うことが義務付けられています。染谷商店は世界で初めて植物性廃食油から独自開発した軽油代替燃料に、B(バイオ)ではなくV(ベジタブル)、植物への思いを込めてVDF(ベジダプル・ディーゼル・フユーエル)と名づけました。日本では欧米諸国に比べVDFの普及はまだまだですが、1997年11月4日、運輸省が車検証の備考欄の記述に「軽油と廃食油燃料併用」を認めるなど着々と前進しています |
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BDFの原料は廃食油.これまで捨てられていた廃食油を再利用する資源循環型の新燃料です, しかも化石世料とは違って植物油だから持続可能な地球にやさしいエネルギーです. |
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黒煙が1/3以下 | ||
呼吸器官障害の原因となる黒煙が軽油の1/3以下(財)日本自動車輸送協会調べ | ||
信頼できる安全性 | ||
BDFの引火点は85℃、軽油は約50℃.保管してお<上でも安全です. | ||
硫黄酸化物が発生しない | ||
BDFは植物油から作られます.だから酸性雨の原因である硫黄酸化物(SOx)は発生しません. | ||
軽油と変わらぬ燃費と価格 | ||
走行性、燃料、価格、どれをとっても軽油と遜色がありません。BDFの発熱量は約9600kCa/s。比重を考慮すれば軽油の約10,930kCa/Kgと変わりません。 価格は約80円前後予定です。 |
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車の改造一切不要 | ||
市販のすぺてのディーゼル車に使用できます,またBDFは、車検表燃量「軽油」に加え、備考欄に「廃食油燃料併用」と申請し運転できます。 | ||
日程計画予定 | ||
平成13年1月 ミニ油化プラント基金寄付開始 | ||
平成13年11月 設置場所の決定、回収システム調査 | ||
平成14年2月 起工式 | ||
平成14年6月 竣工式 | ||
平成14年8月 事業所向け事業開始 | ||
平成15年4月 市民向けモデル事業開始 | ||