飯豊山
2105m
2007年10月13・14日

第4章
「朝寝坊の大日岳」



姫、朝はパンにて軽めに済ませ日の出を拝むべく本山に向ったのでござる。日の出ともう一つの今日のメインである大日岳は昨晩はよほど冷えたと見えてあたたかな雲を纏い、いまだお目覚めではなかったのでござる。
爺、そんなに冷えたのか。
姫、さようでござる。爺は撮らなかったでござるが小屋の排水溝にあった水が全て凍っていたでござるよだからあんなにさむかったのでござるな。



姫、日の出も雲が邪魔しており綺麗に昇ってくれません。
爺、そんなにすべてうまくはいかないよ。
姫、それではこまるのでござる。すべて想定どおりにいかないと。



爺、まあこんな日の出もありじゃないの。
姫、ありがたきお言葉。でもでござる。




姫、その後本山を後にして駒形山まで大日岳を起こしに向ったのでござる。



姫、駒形山山頂からの本山と本山小屋でござるな。




姫、しかしいまだ目覚めずでござる。



姫、それならばと北俣岳方面はどうかと目をやると烏帽子岳、梅花皮岳、は目覚めておるでござるが北俣岳もいまだ目覚めずでござった。まったく困ったもんでござる未来のの飯豊連峰はいったいどうなるんでござるかな。
爺、ばかばかしくて話にならないよ。






姫、まったくのんきなもんでござるな北俣岳も。



姫、しかたなくもう目覚めさすのはあきらめて本山にお帰ることにしたのでござる。



姫、でももしかしてと思い今一度大きな声で馬鹿野郎!!!と起こしたのでござるがまったく反応がなかったのでござる。
爺、馬鹿野郎はないだろう。爺が馬鹿や労ジャン。
姫、さようでござるな。



姫、駒形山からの本山に戻るのでありました。





姫、途中北俣岳にも大きな声で馬鹿野郎!!!!と叫んだでござるよ。
爺、こまったもんだね爺は。




姫、気落ちした爺は足取り尚重く本山に向うのでありました。






姫、本山山頂にもどるとダイクラ尾根の宝珠山は朝日をあび気持ちよさそうに鋭利な山頂を輝かしていたのでござる。
爺、ダイクラ尾根も一度は登山したいな。
姫、さようでござるな。近いうちに是非ともでござる。




姫、先ほどまでよりは眠りがあさくなったようでござるがもうあきらめたでござる帰ることに。すると男性が一人御西岳のほうから本山に向っていたのでござる。







姫せっかくなので男性を待ち情報収集をとおもった次第でござる。男性は12日から丸森尾根、梅花皮小屋、大日岳、御西小屋今日ダイクラ尾根を下って帰るとのことで10年ぶりの飯豊山らしく山小屋がよくなったと聞いてはいたがきれいになって驚いていたのでござる。
爺、ほんと朝日連峰といい飯豊連峰といいみんな綺麗になったね。
姫、さようでござるな。それにひきかえ越後はおくれております。なんとかしないといけませんな。姫お願いでござる殿にご寄付など頼んでくだされ。




姫、男性と話を終えてお互いに大日岳をバックに写真を撮りあいお互いの山行の無事を願って分かれたのでござる。そして寝ぼすけの北俣岳もようやく目覚めてのでござる。
爺、山頂の写真がないじゃん。またいつものように見苦しいいんだ。
姫、さようでござるな。撮るのは慣れているのでござるが撮られるのはどうもなれないもので緊張してしまうでござる。




姫、今日のような日はダイクラ尾根は好条件でござるな。気温は低く展望もありでござるに。






姫、小屋に戻って荷物をまとめ出発するまえに大日岳をみればようやくお目覚めのご様子。馬鹿野郎でござる。きょうはメインなのに。



姫、まずはお目覚めの大判で1枚でござるな。



姫、8時出発でござるもうこれ以上遅くなるとライトをつけなければなりません。下山は8時間と踏んでいたのでござる。結果的には予定通りに登山口に着くことができたのでござるが。
爺、このリックは空身にて本山にむかったひとたちかな。
姫、さようでござるな。爺が最後でござった。








姫一王子からののおおばかもんの大日岳でござる、。
爺、!!!!!。
姫、朝寝坊のおお馬鹿もんでござるまったく。






姫、天気は晴れ模様。いままでのもやもやした気分など吹き飛んでしまうほどの展望をたのしみながら御前坂を下山していったのでござる。




姫、おおばかもんの大日岳で今回では一番お気に入りでござるな。
爺、よくある定番じゃん。
姫、定番でも特番でもでもなんでもいいのでござるとにかく一枚でござる。






姫、そして昨日は逆光にてあまり撮らなかった大日岳方面の紅葉がでむかえてくれたのでござる。
爺、まあまあかな。




姫、しばらく飯豊山の紅葉を堪能あれ。
























姫、御秘所でござるな。
















姫、姥権現様にお世話になったお礼を述べ草履塚へ向ったのでござる。












姫、草履塚でござる説明はいらないでござるな。
爺、いらないよにくたらしい!!!。姫もここにいたかった。
姫、さようでござるな今度は大日岳のときは是非ご一緒したいものでござるな。








姫、切合小屋からの本山小屋の展望でござる。








姫そしておおばかもんのねぼすけの大日岳でござにここで別れを告げたのでござる。
爺、さいごまでおおばかもんか。
姫、さようでござる彼のみが初日から爺の思い通りにいかなかったのでござる。本当は2泊3日の大日岳山行だったのでござるに。




姫、切合小屋から御沢の水場に行く登山道からの展望でござる青いそら、白い雲たまらなく幸せなひと時でござるな。






姫、昨日は遠く感じた地蔵岳も帰りは近くに感じられ、今日はうれしくなってきたのでござる。
爺、展望が一番だもの。
姫、さようでござるな。




姫、そしてお局様の艶やかさといいもう最高でござるった。









第5章
「お局様に感謝」


姫、。
爺、。
姫、。





めでたし めでたし