小蓮華山 |
2768m |
2007年8月19日 |
第4章
「さくらさんにさよならにて候」
姫、雲の合間にみえるのは猿倉と白馬尻の大岩でござるな。 | |
爺、この日も大勢の人たちが登っていたんだろうね。 | |
姫さようでござるな日本一の人気雪渓歩きでござるに。 |
姫、しかしやはり雲の中でござる。 |
姫、白馬岳は諦めさくらさんに会いに行ったのでござる。 |
姫、はまだ栂池はきていないでござるが爺は術後最初の年に悪友と秋に一度訪れておるでござる紅葉はちと遅かったでござるが綺麗だったでござる。 | |
爺、リハビリを兼ねて奥方も一緒だったじゃん。 | |
姫さようでござる。 |
姫、登る時はこんな印は見つけられなかったでござる。 |
姫、さて帰りはこの船越のお頭の登りがちと難儀かったでござるな。 |
姫、そしてうしろ90度には青空がひろがっているのでござるが。 |
姫、180度では御覧のように暗雲がただよっているのでござる。 |
姫、こんな天気になりもう残すはさくらさんのみでござるゆっくりとさくらさんとのお別会を楽しむため、すたこらさっさとさくらさんの咲く湖畔にかえおりたのでござる。 |
爺、すたこらっさと下ったと言っている割には大池の画像ばかりだぞ。 | |
姫それなのでござるが雲の合間から大池に太陽の光が差込みむと時のコントラストがすばらしく足をとめたのでござる。 |
姫、まあちんぐるまさんも少しさよならしたでござるしかしやはりさくらさんでござる。 |
姫、しかしながら、悲しいさよならになってしまったでござる午前中よりは光の関係で少しは多くお話ができたのでござるがやはり遠くからしかさようならが言えなかったのでござる。もう少し望遠がほしかったでござるな。 | |
爺、ますますお花は保護されてきているのでこれからは望遠がないとお花は撮れなくなるかもだね。 | |
姫さようでござるな時期も少し遅かったのも問題でござった。 |
姫、来年は是非さくらさんが咲き乱れる頃におあいしたいものと思いながらさくらさんにお別れして蓮華温泉に下山したのでござる。 |
姫、天狗の庭でみなさん休憩されているのがみえるでござる。 |
天狗殿にもお別れのご挨拶でござる。 |
姫、無事蓮華温泉に戻り疲れたからだを温泉で癒しかえってきたのでござる。 | |
爺、北アルプスはやはりいいね来年は姫も一緒ぞ。 | |
姫かしこまり候。 |
姫、帰る途中に夕陽がみれたのでござるが観音様が御手をあげさようならしてくれたでござる。 | |
爺、姫はお猿さんに見えるけど。 | |
姫感性の問題でござるな。 | |
爺、爺に言われたくないわ |
姫、そんなこんなですばらしい小蓮華山の旅でござった。 |
めでたし めでたし