北緯38度 |
385m |
2006年4月15日 |
第1章
「北緯38度0分2秒にてバカマに遭遇」
第2章
「ショウジョバカマとさくらで春爛漫」
爺、朝早く北に向かってでかけてんでしょ。あそこへ。 | |
姫さようでござる。久しぶりの連休ですが明日は雨模様。今日しかないでござる。新潟バイパスで朝日がのぼってきので撮りたいのでござるがいかんせん車が。でも素敵な一日の予感でござった。 |
爺。なあにこれがあそこの登山口。 | |
姫登山口はこの雪崩の巣窟の脇を歩いた先でござるが不気味でござる。 |
爺事前に情報を仕入れていたんじゃなかったの。 | |
姫そうなんでござる。まあそんなにたいしたことはないだろうと思ってきたでござる。「聞くと見るとでは大違い」ではないがこれには爺も、ちと恐怖心が湧いてきたでござる。気を取り直して「みんなで歩けば怖くない」などと思い30分ほど誰かお仲間が来ないか待ってみたでござる。しかしだれも歩き出す人もいなく。 |
「行きはよいよい帰りが怖い」という感じだね。帰れなくなったら自己責任どころではなくなるね。 | |
姫さようでござる。そんな訳でここが駄目ならばと第2案の「お気楽お花見トレッキング」に変更したでござる。 | |
ほんとは「お気楽お花見歩き」のほうがメインだったりして? | |
誤解でござる。是で気分は落ち込み意欲半減。しかたなくでござるほんとうでござる。 |
爺ところでどこにいったの2案の「お気楽お花見歩き」は。 | |
姫そう「お気楽お気楽といわないで下され。じつは北緯38度線あたりをうろうろうろしたでござる。 |
爺ここが38度線のお気楽な登山口なの。 | |
姫さようでござる。暗い感じの登山口でござる。救いはそこにお花がさいていたでござる。50mも進むとほれきれいな御社があったでござる。 |
姫新緑がまぶしかったでござる。しかし爺はどうも晴れ晴れとした気分にはなれなかったでござる1案の失敗で。 |
姫しばらくするとこんなおおきな石がよく見ると何か書いてあるでござるが。 | |
爺ここまでどうしてあげたのかなヘリコプタ-だね。 |
爺お城があったんだね。爺はいい加減だけど歴史がすきだからね。 | |
姫さようでござる。ここは中世の歴史とロマンが漂うでござるな。 |
爺かたくりの大群落もいいけどこんなふうに咲いているカタクリもいいね。 | |
姫さようでござる。見飽きた鳥秋田でござるがでもなぜか惹かれるでござるなカタクリに。 |
爺これはなあに。なにか裏が。 | |
姫、裏も表もなくたんなる老木と見晴広場まえの急登でござる。 |
爺、でも木々には山桜が咲き足元にはスミレと春本番だね。 | |
姫さようでござるな。里山の春って感じでござるね。 |
姫、見晴らし広場でみなさんくつろいでおられました。爺はここでは休憩せず先にすすんだでござる。 |
姫ここが山頂でござるなしかし展望がありませぬ。 |
姫さきほどの山頂からすぐにこんな標柱があったでござる。 | |
爺北緯38度線と言えばあの北朝鮮と韓国との国境線もたしか38度線だったような。 | |
姫なかなかよく勉強されておりますな。 |
姫、右は「箱岩峠」とか書いてあったでござるが爺は左の道に進んだでござる。 |
姫しばらくするとこんなバカマが。ピンクのバカマはよく見かけるでござるがムラサキ色したバカマは始めてでござる「北緯38度0分2秒でござる。 | |
爺そうだね赤とかピンクだよねばかまは。しかし爺どこまで行く気なの。 | |
姫、二王子岳あたりが展望できるところまで歩いてみたいと思っていたでござる |
第1章
「北緯38度0分2秒にてバカマに遭遇」
第2章
「ショウジョバカマとさくらで春爛漫」