術後37ヶ月

2005年3月

 術後1122日 05年3月6日 今日は白山ふあふあ新雪
新潟県は19年ぶりの大雪の関係で2月の休日は晴れの日がなくトレ−ニングの弥彦山さえも登らずじまいでいささか欲求不満な今年の冬である。3月に入っても雪が積もっている。そんな今日も予報は雪マ−クだったが前日の夕方に晴れマ−クに変わった。これを逃せばまたいつ行けるかわからず急遽他の用件をキャンセルし白山にでかけることにした。皆さんと新雪のラッセルを交互に変わりながらたのしい雪山の一日を過すごす事ができた。



 術後1133日 05年3月17日今日はドッチと御膳で満腹外来
今日のがんセンタ-の外科外来は午後からなので午前中に新潟駅東口のオレンジアベニュ−で予約しておいた柳都御膳というお弁当を取りにいく。いままでの二つのお弁当はあまりよくなく今回の柳都御膳は期待しており楽しみにしている。そんなオレンジアベニュ−の近くに、にいがた銘品館というお店がある。このお店ではおもに新潟県のお土産品を販売している。新潟のお土産といえば笹団子としか浮かばないがこのお店にはおおくのお土産が販売されていた。

数あるお土産品のなかで先月一番売れた商品はなんと新潟県のお酒八海山を使用して作った地酒まんじゅうが一番だったらしい。やはり新潟県はお酒であった。いままであまりわが県の土産品など興味はなかったがよく見てみると面白いものがあった。早速地酒まんじょうを購入して帰る果たしてどんな味なのかこちらも楽しみである。

今日の昼食は巻にあるカ-ブドッチが新しく今年の3月7日に新潟市の県立自然科学館の隣にか-ぶどっち・とやのをオ−プンさせており、そちらのレストランでリッチなランチである。パンはこちらでも焼いており巻と同じパンデパンである。平日のお昼にもかかわらずおおくの女性客と家族ずれなどで満席で待ち時間さえある程の賑わいであった

りっちな昼食も終わり満腹でがんセンタ-に向かう。いつものように近況報告をし今回よりまたフォイパン錠を少なくしてもらい血液検査をして終わる。

家に戻り今晩の夕食は豪華な柳都御膳である。ついついお酒も進んでしまうほど美味しいお弁当であった。また地酒まんじょうはそれなりの味でありました。

(画像クリック)

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 術後1135日 05年3月19日 今日は酒の陣酔って候
新潟冬・食の陣のガイドブックにこの酒の陣が載っておりぜひ行ってみたく心待ちにしていた。術後すこし味覚が変わったらしくいままで飲んでいた清泉という日本酒が美味しく感じられずいろんなお酒を飲んでみたがどれもどこか違っており少し日本酒を控えていた。そんな訳でこの冬の陣でおいしい日本酒を見つけるべくかあちゃんとでかける。
では画像をクリックして
いざ出陣でござる



 術後1136日 05年3月20日 ふるさと村でら-めん祭り
2月の食の陣で久しぶりにふるさと村にでかけてボルシチなどおいしい物を食べており今月はふるさと村で第5回新潟ら-めんまつりが開催されている。きのうのお酒がまた残っているような体であったけれど喰いいじのはっている俺はふるさと村にでかける。こちらも昨日の酒の陣同様に大勢の人たちでにぎわっていた。7店舗がそれぞれの特徴をいかしてら-めんで競い合っているラ祭りに参加してみませんか。画像くりっくして並びましょう。



 術後1146日 05年3月30日 今日はHP公開記念日
思い起こせばど胃がん闘病記を立ち上げてちょうど2年が過ぎようとしている。当初はまだ術後1年ということでだんさん、逆流さん、つかえさんなどのお友達と遊んでもらっており不安定な状態での立ち上げであった。そんなたのしいお友達とも術後3年が過ぎ疎遠になってきてしまっているけれど、やはり大切なお友達でありこれからもお世話になりながら俺やミノがオ−バ−ワ−クになりそうなときなど戒めてほしいものである。
またこれまでの経過はすべて順調とはいかないけれど幸運にも今のところ再発・転移は見られず術後3年が過ぎ4年目に入っている。しかしこの時期こそ初心に戻る心構えで日々を送らなければと思う今日この頃であるけれどお酒が美味しくて困ってしまう(~o~)今日この頃でもある。


術後38ヶ月

2005年4月

 術後1156日 05年4月9日 こちらも大切なお友達
そうそうお友達でもう一人忘れてはならないお友達がおりました。そのお友達は期間限定の大切な(~_~)お友達である。中国の諺にもあるように?春はライオンにように突然やって来るらしい。そんな諺のように今日突然前触れもなく一年ぶりに遊びきてくれた。春というお土産を持って。確か昨年は3/13だったが今年は3月になごり雪などもあり春は遅くなると言われていた。お土産をいただきうれしさのあまり涙はとまらすはずかしいことに鼻水さえ出る始末、ポケットテッシュが幾つあっても足りないほどで午前中遊んで帰っていった。



 術後1164日 05年4月17日 今日は酒天湯子のはずが
3月の酒の陣でようやく自分なりに美味しいと思うお酒に出会えほぼ毎日晩酌を楽しんでいる俺であるけれど本来の凝り性というかなんというかつまりお酒が好きなだけなのだがどうせ飲むならと少しお酒について勉強しようと思い幻冬舎から出版されている本を2冊購入していた。その本の著者は「尾瀬あきら」という人物であのお酒の漫画で有名な「夏子の酒」を書いた漫画家である。

題名がたまならくいい。俺とおなじくお酒はお燗でということで美味しいお燗の方法やどんなお酒がお燗向きなのかとか。ほんとに知識ゼロの俺でもわかりやすく書かれておりいっきに読み上げてしまった。この本によればほとんどお酒はお燗して飲めるらしいが香りの高い大吟醸酒はお酒の命であるフルティ-な香りやフロ−ラルな香りが飛んでしまうらしい。もう一冊はお酒に合う料理などが紹介されといる。

そんな中で一番おどろいたことはお酒の割り水である。疲れたときや長く飲みたい時などお酒を水で割って飲むといいらしい。
その際は水道水ではなく市販されている名水がよくお酒の5%位の量でかならず水のなかにお酒を注ぐということ。そしてお燗よし冷でもいいらしい。こんな勉強をしたのはお酒について少し知りたかったことと酒の陣のような試飲ができる越後の酒天湯子という企画が先週と今週に月岡温泉で開催されており出かける予定であった。
ところが、金曜日ころから疲れからか体調が思わしくなく出かけられず残念!!!
でも夏も開催されるのでその時はかならず。



 術後1168日 05年4月21日 今日は愛の朱鷺
今日はがんセンタ−外来日である。まずは初めに一階の休憩室に急いだが今月はなにも展示されていなかった。それではと思い耳鼻咽喉科のフロア-へいつもの575コ-ナ-を覗いてみたが新しい歌は張られておらずこちらも残念である。耳鼻科は季節柄おおぜいの患者さんが待っており9時の予約時間でも10時になってしまった。その後外科外来に行き先週の体調不良があのまま継続するようならば先生に相談しようと思っていたけれど一日休養すると少し回復したので相談はせず、前回の外来時の血液検査結果を聞く。検査結果は問題がなくコレステロ−ル値もまだ低いけれど基準内であり鉄分も改善されている。これもお酒の効用なのか。また、薬局で血圧を測るとこちらもいままでより数値が良くなっている。これもお酒の効用?

そんなうれしい気分で今度は愉しい昼食である。今回は久しぶりにら-めんを食べる。あのら-めん祭りでら-めんを食べすぎあの匂いが頭からはなれず少しら-めんを避けていたがやはり喰い意地は抑えきれなかった。お店の名前はら-めん好きならだれでもが知っている「万人家」である。お味はというとこんな感じである(画像くりっく)。
そして、今日の一番の愉しみはそうあの駅弁を買うことである。新潟駅のオレンジアベニュ−へ行くまでは以前紹介した「まさかいくらなんでも」という駅弁を購入するつもりでいたが、いざ駅弁コ-ナ-をみると素敵なネ-ミングの駅弁があった。その名は「愛の朱鷺」というなかなかおしゃれな駅弁があり、常日頃相に餓えている俺は迷わず手に取り買ってしまった。ところが、いざ自宅にかえり夕食で食べ
るとこれがなかなか凝った作りで味のほうもおいしくいただくことができ大満足の一日になる。(画像くりっく)




 術後1171日 05年4月24日 ワインでおつむも春爛漫
2004年2月にカ-ブドッチでぶどうの苗木のオ-ナ-制度(一口一万円で10年間ワインのプレゼントをもらえる)の申し込みをしてから一年がすぎた2月にカ-ブドッチからワインのプレゼント交換の案内が届いていた。しかし、なかなか訪問する事ができずにいたけれど、ようやく今日かあちゃんとカ-ブドッチを訪れた。カブドッチはこの一年ではますます進化しており今年3月の「カ-ブドッチとやの」とこの4月に信濃川河口「みなとぴあ」のなかに「ぽるとカーブドッチ」を開店している。
そんな本家であるカ-ブドッチワイナリ-も少し改築など行っておりパンデパンでランチを食べワインショップでプレゼントのワインを一本いただく。そしてワインショップではワインの試飲が有料で、できるが会員は無料なので俺の分と合わせて2杯も自分で飲んでしまった。また、今年で10年目を向かえるカ-ブドッチの事などが紹介されている本が新潟日報事業社から発売されておりさっそく購入して帰った。ところが家に戻りかあちゃんに本はと聞くと探してみたがどこにも見当たらないらしく焦っている。
かあちゃん仕方がないので恥を忍んでレシ−トを見て電話をし郵送してもらうことにしたらしい。かあちゃんのおつむはワインで春爛漫になってしまったらしい。そんなかあちゃんと夜いただいたワインをふたりで飲む。

後日郵送されてきた本と一緒に担当のNさんの直筆でかかれたポストカ−ドも同封されており、これにはかあちゃんおおいに感激してそのポストカ-ドを大切に保管している。さりげない心配りがまたカ-ブドッチを訪れたくなってしまうものである。今年は、はたしてどんなふうになるのかな。4月のぶどう達やワイナリ-の様子などはワイン画像をくりっくしてみてください。