術後32ヶ月

2004年10月

お酒を飲み始めてから3か月が過ぎ
ミノのお友達もお酒の味が解ってきたようです。

ミノのお友達
 逆流さん この期間になってもなかなか彼も私に似て気分屋さんです。いまだ類は類を呼んでいます。
しかし、04/7月から飲み始めたお酒のため、飲みすぎて眠くなりつい横のなってしまった時など遊びに来ますがそれでもプチプチ逆流さんです。

好きな食べ物なチョコ、唐辛子などの辛いものなど
好きな飲み物は牛乳です。
お酒は好きなのかな??
好きならしい
好きな果物はりんごです。

術後24ヶ月から夜食にりんごジュースを飲んでいるのがいいのかもしれない。(果汁100パ−セント)
また「フオイパン錠」を毎食飲まず時々に変更してもらっているが頻繁には遊びに来なくなりました。
 つかえさん 逆流さんに遠慮してか?ほとんど遊びにこなくなりました。でも大切なお友達です。
 ころころさん お調子もんの「ころさん」はやっぱりお調子もんですが、「つかえさん」と同じくほとんど遊びにこなくなりました。
かわいい彼女と仲良くやっているようです。
 ダンさん お酒を再開して少しダンさんも驚いていたようです。術後28ヶ月までは時々遊びに来ておりましたが、術後29ヶ月はまったく遊びにきませんでした。もしかすると、ダンさんはお酒が嫌いなのかしれません。それとも、今年の猛暑の影響で夏バテなのかな?とおもっておりましたがやはり律義なダンさんはたまに忘れた頃遊びに来ています。




 術後954日 04年10月2日噂の玉川温泉でキ○○マがピリピリ。
胃がんの手術後、癌に関することを調べているとかならず登場するのが秋田県にある世界の名湯として知られている「玉川温泉」である。この温泉で癌や他の病が消えたとか。余命3か月の人が癌が消えて延命しているとか、という話があとを絶たないまた、雑誌の名湯、秘湯などにも紹介されて
昨年行きたかったが予約が取れず今年ようやく玉川温泉の源泉をそのまま引いた「新玉川温泉」の予約が取れたので友人のW夫妻と4人で出かけた。
10月1日の夜23時に我が家を出発し日本海側のR7号線を北上して2日の朝、桜と武家屋敷で有名な角館町に到着し観光をしてから宿に入る予定だったが角館観光が早く終わって少し時間があったので本当は3日に入浴する予定だった玉川温泉を先に体験した。
日帰りの駐車場は雨の影響か混んでいなかった。
こんな感じだとお風呂もそんなに混んではいないのではないかたとW夫妻と話ながら噂の玉川温泉に入った。旅行前にJTBから送っってもらったパンフレットに入浴の心得が一緒に同封されておりかならず全身まず掛け湯をしてから入り、できればまずは源泉50%から入浴するように記されてあった。


まずは、掛け湯をしてから源泉50%の湯に入り体を浸す。しばらくしてからお待ちかねの源泉100%の湯に浸かる。何かが違う先程の50%とは明らかに体の反応が特に皮膚感覚がまったく違ってきた。なんというか体の皮膚の毛穴に温泉が浸透してい様子が感覚で解る感じである。そんなことを感じていると急に男性の大事な○○を包んである嚢がピ
リピリと痛みを感じてきた。となりの友人は先程から首の周りがピリピリしてきたらしい。体の悪い箇所が反応したのか友人は昨年高血圧の症状がでており首は納得であるが俺の場合は○○ということはもしや子だねがなくなったのかそれとも○○で はないかと友人がからかい始めた。
我慢できなくなりまた源泉50%の湯に浸かると先程までの痛みは和らぎ一安心である。一通りすべての浴槽に浸かって掛け湯をして脱衣所に戻るとこんどは両足の先から太ももにかけてじわじわしびれるようなむずがゆいよう感覚が伝わってきた。これも強い塩酸を主成分とした強酸性塩化物鉱泉のなせる技なのか。友人は首の周りが赤く腫れていたような感じである。女性に聞けば男性のようなことはなかったらしく女性は脂肪が邪魔しており鈍感なのかなどと思ってしまう。
施設内の見学は明日の朝にして車で5分ほど戻り「新玉川温泉」に到着した。部屋に案内されてさっそく温泉に入る。こちらも浴槽作りは同じ構成になっておりやはりこちらでもキ○○マちゃんがピリピリする。少しは大事なキン○○が慣れたと思ったがやはりまだ無理なようである。
そして、楽しい夕食タイムである。案内では朝,夕食はバイキング形式となっていたのですこしがっかりしていたが食べ始めるとバイキング形式の良さがわかってきた。ぐるっと見回してもほとんど同年か年配者が多い。なかには頭に毛糸の帽子をかぶっている人や夫婦ずれが多くいた。
料理の内容は湯治客が多い年配者に配慮されたヘルシ−な料理がおおくだされていた。食べ初めて暫くすると右隣の人から声をかけられた。その人はまだ若そうな(^。^)男女2組がこのような温泉宿になぜ泊まりにきているのか不思議に思ったらしく声をかけたらしい。俺が胃がんの手術の件を話すと納得したらしく自分の病気について話し始めた。

その方は兄弟で三重県からきておりきょうで一週間目らしい。聞けばお兄さんは末期癌に侵されており医者からはもう薬もないと見放され、藁にもすがる思いでこの温泉で治療を始めたらしい。当初は歩くのさえままならなかったのがお風呂に入り北投石からでるラジウムを岩盤浴で吸収してから日に日に症状が回復し、いまでは歩いて新玉川温泉から玉川温泉までいけるようになったと言う嘘のような本当の話である。そのうちに今度は女性の左の方からも声がかかりやはり末期癌の方らしくこちらで湯治をされてから
癌の影が減少されたらし一年に3回程来られている。友人夫妻も感銘を受けたらしくしきりに話を聞いていた。

こんな感じでお隣同士で食事をしながらいろんな話相手ができ「同類相憐れむ」ではないがお互いに励ましあったりして癒されこれがここのバイキングのよさでありこの温泉の持つもう一つの効能ではないかと考えてしまう。たしかに温泉や北投石の効果もあると思うが「病は気から」であり悩みや苦しみをみんなで分かちあいお互いに癒し癒される事のほうが病気を克服する効果が大きいのではないかと思われる。聞けば聞くほどまだ俺とミノは恵まれており感謝しなければと思いとても有意義な夕食時間であった。
部屋に戻ってからもう一度の飲み直してたが昨晩からの強行軍の寝不足がたたりお互いに直ぐにダウンしてしまった。外は雨である。


 術後955日 04年10月3日 玉川温泉で岩盤浴体験。
朝になり一風呂浴びてから朝食前に友人と昨晩聞いたラジウム放射能が強く出ている場所に出かけた。ご婦人たちはラジウム体験よりお眠りが好きらし爆睡中である。あいにくの雨降りなのにそこにはもう先客が3人おり一人の方が起きたので確認するとやはり間違いがないらしく、この場所では20分が限度らしい。20分したら起きて休み他の方と交代しまたラジウムを体に吸収するらしい。

そうしないと強すぎてめまいや吐き気、ときには鼻血や貧血を起こす人が多くいるらしい。俺と友人も近くの岩の腰掛けて先程の方の話を聞けばこの方も末期がんで余命一年と言われ苦しんでおられたが玉川温泉で療養したら腫瘍マ−カ−の数値が正常値にもどったらしく担当の先生も驚いているらしい。これで3年目に入ったこのこと。ここでも嘘のようなほんとの話である。

そんな話を聞いている間にもござなど手に携えてくる湯治客が寄ってきた。20分過ぎたのでその場を離れ見学に出かけようとすると友人はすこし頭痛がすると言い出しはじめた。冗談だろうと聞けば嘘ではないらしい。何か感じたようである(^。^)鈍感な俺とミノはなにも感じなかったが(^_^.)。
散策路を歩いてい見学(場違いかも)しているとふと思う事はここに来られている方はみなさんよく言えば「生」対するあくなき執念である。歴史などでよくある不老不死などという、たわけた考えではなく少しでも長く生きたい、病気を治したいという執念であり純粋であるがゆえに良く見ていると場所取りも真剣そのものである。
待つ事さえいとまない感じである。このパワ−に圧倒されるそうである。朝の6時でこんな状態である。昼間はどんな感じなのかさぞ混雑するであろうと思いながら戻ると駐車場の前の道路の片側は路上駐車の車の列ができていた。

新玉川温泉に戻り朝食後おみやげを買い改めて玄関の前に置かれてある杢卓の意味が解ったような気がしてきた。
世界の奇跡癒し新玉川温泉
まさしくそのものであると感じた玉川温泉の旅である。
そして、あの温泉の泉質は一度は体験すべきでありいままでの温泉のイメ−ジがかわってしまった温泉である。
宿をでてからしばらくしてかあちゃんの安物の指輪が黒く変色してきた。温泉に入るときは指輪は外して入ったらしいが今頃になり皮膚の中に浸透していた温泉の成分が表面に出てきたのが原因らしくこれでまたびっくり。
盛岡市で念願のわんこそばを食べに東北道、磐越道経由で新潟に戻るときに友人夫妻は多いに玉川温泉が気に入ったらしく来年もまた八幡平温泉郷に来たいと言うほどの実りある2日間の旅であった。おわり。

そうそう、新玉川温泉は部屋にバスタオルがありません。貸し出しもありません。それから部屋にある冷蔵庫は何も入っておりません。以上。


 術後967日 04年10月11日 巻機山は今日もガスだった。(^_^.)
10月11日は鍛錬の日である。そして天気になる確率が高い日でもある。そんな今日沢コ−スがあり登山事故が多い巻機山にでかける。
この山はどうも相性が悪いのかそれともいいのかいままで3回ほど登っているが一日晴れてくれたことがなかった山である。今年もまた途中からガスが出てきてしまったが沢コ−スはすばらしい山である
(画像クリック)



 術後972日 04年10月16日 リベンジ巻機山 結果は?
先週の巻機山もまたしても天気予報がはずれ午後からくずれてきてしまった。しかし、今日は間違いなく晴れマ−クである事を確認し再度リベンジするために巻機山に向った。ところが結果は雪の巻機山になってしまいました。


(ヌクビ沢コ−スにある布干岩)



 術後983日 04年10月27日 楽しい健康診断日 結果は?
今年の新潟県はいったいどうなっているのやら。7、13水害あり台風ありでそして23日のあの大地震、新潟県中越地震である。我が下越地区も震度4の地震であったが中越地方などのような大きな被害はなっかたようである。

地震から4日目の今日は会社の健康診断日である。思い起こせば3年前この健康診断で胃に陰影が発見された記念日でもある。今回は7月より再開したお酒の効用がどんな数値に表れるか楽しみにしている。特にコレステロ−リ値など上昇して欲しいと思っている矢先にAM10時40分にまたしても震度3の余震があり全員屋外に退避し30分ほど様子をみてから健康診断を受けた。はたして結果は(^。^)(-_-;)。


 術後987日 04年10月31日 ワイナリ−の花たち
23日の大地震から一週間が過ぎようやく余震も落ち着いてきたのでカ−ブドッチワイナリ−のぶどうたちとお花に逢いに出かける。駐車場に着くと観光バスから礼服姿の男性やドレスで着飾った女性が降りてきた。今日も結婚式があるようだ。23日の地震から暗い話題ばかりだったのでこのような艶やかな雰囲気を見ると少しは気分が明るくなる。

早速ブドウ畑に行ってみる鮮やかに紅葉した姿を予想して来たがもうすべての葉を落とし寒い冬に向って準備万端であった。来年はどんな成長をしていくのか楽しみである。また、園内も行く秋の風景になってきておりすこし寂しくなってしまう。
そんな寂しい園内では思ったような花が咲いておらず残念であった。少しは秋の薔薇が咲いているかと思ってきたが春の薔薇とは雲泥の差で僅かに咲いているだけだった。しかしここ、メルヘン美術館脇の喫茶ではテ−ブルに飾られている花たちがグラスにそれぞれ着飾って咲き誇っていた。今回はそんな花たちの紹介である。(左画像クリックしてね)