墨壺コレクション / Antique6

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Antique6

 デザインのシンプルさも、ここまで来るとかなり究極的です。左右対称は普通ですが、これは対象とまでは言いませんが、前後がかなり対象をイメージして作られています。かなり使い込まれたあとがあり、壺口も糸でこすられてかなり大きな穴となってしまいました。壺車をとめる心棒の入る穴も同様です。一生に近い長い時間使い込まないと、こうはなりません。大切に使われてきた墨壺なのでしょう。