下のブログの方と、無事連絡つきました。
一安心です〜よかったです〜
これからは気をつけます。m(__)m
(2009.01.24)
先日メールにて墨壺の塗装についてのお問い合わせをいただきましたお客様。
お返事をしようとしたのですが、うっかり操作ミスからメール全文を削除してしまいました。
返信すら送れない状況になってしまいましたので、もしこれをお読みになっておられましたら、もう一度メール頂けましたら幸いです。
メール本文の内容はほとんど覚えていますので、大丈夫なのですが、いかんせんアドレスが削除されましたので、こちらからご連絡をとることができないのです。
お読みになられるかわかりませんが、ここでメールのお返事を書きます。真保成孝氏の墨壺は確かに当社で作ったものです。ウレタンで塗装してあり、それが剥がれたとのこと。真保氏製作の墨壺はほとんどがオイルフィニッッシュでして、ウレタン仕上げはほとんどしていません。私もウレタン仕上げをした覚えがありませんので、ひょっとしたら昭和60年代頃の作かもしれません。
さてウレタン塗料ですが、少し大きめのホームセンターなどで手に入ります。ただ当社で扱っているウレタンは主剤と硬化剤を混ぜる二液混合性の油性ウレタンを使用しておりまして、ホームセンターでは販売していないと思います。ホームセンターで売っているのはほとんどが水性ウレタンでして、仕上げの感じが多少違ってくると思います。またスプレー缶式のウレタン塗料も販売してますので、そちらの方が使いやすいかとも思います。
ただ実際にお手元の墨壺の状態を見てみないことには、どう作業を進めてよいものか説明できません。一番良いのは実際に当社に現物の墨壺を送ってもらうことです。私が手に取り見ることができましたら、どの程度まで修理できるのか判断できますし、こちらである程度修理することも可能かもしれません。修理代+送料で賜ります。
よろしくお願いいたします。
昨日沖縄三越の新潟展から帰ってきました。沖縄は連日天候にも恵まれ、ここ新潟とはとてもおなじ日本とは思えないような穏やかな日々でした。仕事の方も結構うまくいき(去年が悪すぎたのですが)おかげさまでまた来年も沖縄へ行けそうで、とてもうれしいです。
またいいわけがましくて悪いのですが、出張先からは主にケータイでメールチェックをします。そこで対応できることはすぐするのですが、できそうにないことは出張から帰った後でまとめて行います。そのため、お返事がかなり遅れることがあります。今回の未返送メールの削除というミスは、そんな中での出来事であり、せっかくメール頂きましたのに、この様なことでご迷惑をおかけしましたことをこころよりお詫び申し上げます。
追伸です。(1月21日PM23:00)
やはり真保氏の墨壺でウレタン仕上げというのがひっっかっかりまして、社長に聞いたところ、真保氏の墨壺はウレタンでは仕上げないし、仕上げたこともないとのことです。墨壺の彫刻を生かし、かつ木地の美しさ、そして経年変化による味わいを醸し出すためにはオイルフィニッシュの方がよいので、真保氏の高級彫刻墨壺はそのようにしか仕上げをしません。
そこで考えられる事は二つです。
その墨壺を購入した前の所有者が購入後にウレタンを塗ったか、その墨壺を扱った中間の問屋がウレタンを塗ったかです。
またお客様が汚れを気にして墨壺を洗ったところ、表面の塗装が落ちたとのことからもこの推理が有力だと思います。木工の知識のない人が、当社の知らないところでウレタンを塗った可能性が非常に高いです。普通の木地の上に塗ったウレタンなら、水洗い程度で剥がれ落ちることはまずありません。シンナーやベンジンなど有機溶剤でつけ置き洗いしたとかならまた話は違ってきますが、ちょっと考えにくいです。
一番の問題は、いっけん乾燥したように見える表面でも、オイルフィニッシュした表面にはウレタンは定着しません。オイルという天然素材系の仕上げとウレタンという化学系の仕上げは馴染み合うことはありません。たとえばオイルの上に蜜蝋など天然系どうしなら問題なくキレイに仕上がりますし、ウレタンの上にラッカーでも、それなりに何とかなりますが、オイルの上にウレタンという仕上げは無理です。
つい長々と書いてしまいましたが、やはり実物を見てみないことには修理の可否も判断しようがないのが正直なところです。
今回はただこの文章をお客様がご覧になられることを願うばかりです。
重ねてお詫びします。
(2009.01.21)
毎年恒例になりました沖縄三越への出張がもう間近になってしまいました。ただ今気合いを入れて新製品の仕上げ作業にかかっています。まあ、大部分の商品はすでに去年の時点で発送していたのですが、それに間に合わなかった商品を鞄にはいるだけ持って行こうという計画です。
計画というならもっと計画的に去年の時点で完成させておけば善かったのですが、やはりソコは仲間たちの忘年会の誘惑には勝てませんでして、製作がずるずる年を越してしまったわけです。でもその後は計画的に作業は進み、どうやら沖縄に持って行けそうです。
商品がとても小さいので、鞄にも余裕ではいると思っていたのですが、荷造りした後で入れ忘れた作業道具がゴロゴロ発見されまして、結局いつも出張でもっていくのより大きな鞄を使わなければならないようです。社長のがかなりでかいので、ソレを使うつもりです。それだけ沖縄にとどまるつもりだと言わんばかりの大きさです。
まあ沖縄は大好きですので、この際このまま住み着いちゃおうかと、何度思ったことか〜いや、ちゃんと帰ってきますけどね。
出発は12日成人の日。一週間の予定です。
(2009.01.08)