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つぼげんのぼやき


家具はむずかしい

 仕事が終わった夕方の一時間ほどを利用して、ただいまちゃぶ台を作っています。7年くらい前にリサイクルショップで5000円で売られていたモノ。分解して部品ごとに仕上げをし直したらさぞかしキレイになるだろうと思っていたのですが、そんなことをすっかり忘れていて、気がついたときは倉庫の奥でした。
 「おい、この材料は何だ?捨てるぞ」
 倉庫の整理をしていた親父に言われて、見てみると、そのちゃぶ台でした。いや〜買ったときはとりあえず5000円したので、捨てるはちょっと待ってくれ〜
 元はといえば、新しい商売のネタはないかと考えていたときに「リサイクルで捨てられるような家具を持ってきて仕上げをし直せば高く売れるのじゃないか?」といったスケベ心だったのですよ。
 たいていこういったスケベ心は失敗する。
 実際に修理しはじめて実感しましたが、私の得意とする木工ではなかった。私は両手でもてる程度の大きさのモノ、かなり小さいものをつくるのが得意であって、家具関連はシロウト同然でした。シロウト同然というか...家具製作で必要とされている設備がうちの工房には全くないんですよ。たとえば「手押し鉋」モーターで高速回転している刃物に常磐上から木材を押し当てることによって表面を真っ平らにする機械...とか「角孔機」ほぞ孔をあける専用機、などなど家具を作る工房の必携機械がないのです。
 まあ、当初の予定では5000円くらいで仕入れてきた家具を修理して50000円くらいで売れたら上出来だと思っていたのですが、とてもそれでは割に合わない仕事量になってしまいました。つまり全行程「昔ながらの手作業」になってしまったのです。この調子だと今作っているちゃぶ台も一体イツできるコトやら〜ヽ(´ー`)ノ
 ちゃぶ台一つ作る時間があったら、一体いくつ彫刻が作れたコトやら〜ヽ(´ー`)ノ
 やはりソコは「餅は餅屋」自分お得意とする木工で勝負するべきだった。これにて家具部門進出計画、断念!!とりあえず今作りかけのちゃぶ台は自家用に使おうと思っています。実際に使うとなると「ちゃぶ台」というものは日本家屋にこれほどマッチする家具はないです。なにせ使わないときはたたんでそのへんに立てかけておけばいいんですから。狭い空間を有効利用するための日本人の知恵だと再認識しています。ベットを使わず畳に布団を敷く発想といっしょですね。

(2005.11.30)


無題



(2005.11.29)


まだまだ続く倉庫整理

 ここ数日カミナリがひどかったので、パソコンが壊れないようにモデムの電源を切って、電話線もはずしていました。そんなわけで日記も更新はお休みです(ヒドイいいわけだ)
 相変わらず倉庫の整理が続いています。一体何時になったら終わるのかわかりません。社長と一緒に整理していたのですが、あまりに本業の製作の方がはかどらないので、ここ数日は私は整理作業やめて、製作の方に回りました。次回催事までまだまだ時間があると思っていたのですが、気がつけば十一月はもう数日じゃないですか?年末年始の催事ラッシュまで残すところあと三週間あまり...まだやらなければならない仕事は山のようにあります。片っ端からちぎって投げるように仕事します。
 さて、倉庫整理で廃盤になっていらなくなったモノや試作サンプルなど、細々したモノが沢山出てきました。商品として販売するにはあまりに種類が多すぎて対応できませんので、ネットで注文された方に無理矢理押しつけてしまえプレゼントしようかな〜なんて思っています。何が行くかは届いてからのお楽しみ。なくなり次第終了します。
 もっとも最近の注文状況を鑑みると、なくなるまでには一年以上かかるのではないかと思いますが(←おいおい)

(2005.11.26)


悪戦苦闘大掃除

 ここ数日、坪源は倉庫の整理に追われています。かなりいらないモノが詰まった倉庫なので、年末になる前に、雪が降る前に何とかしようとしています。勤労感謝の日も仕事しました。もちろん今日も仕事です。
 なんでこんなに時間がかかるの?
 ソレはつい思い出に浸ってしまうからです。倉庫や物置などを整理していると、必ず「この品物はいるのか?いらないのか?」と悩みます。悩んでいるだけならいいのですが...「これを作っていたときは、ちょうど娘が生まれて大変だったよな〜」とか「これはかなり売れて儲かったんだよな〜」とかそのモノに関することを思い出してしまうからです。
 倉庫整理の秘訣は「思い出にふけらない」
 いるものといらないものを瞬間に判断して、くよくよ考え込まないでどんどん捨てる。そうしないと絶対に片づきません。
 そこまでわかっているのに、なんでこんなに倉庫整理に手間取っているのか...
 たとえば今日。倉庫の中から昔、東京の見本市に持っていった坪源の看板が出てきました。縦150センチ横100センチの巨大なもの!邪魔なので、バラバラにしてストーブの薪にしようと思ったのですが...もったいない。かなり出来のよかったモノなので、事務所に飾ることにしました。
 飾ることにするのはいいけど誰がするんだ(あ、オレだ)こんなばかでかい看板を飾るスペースなどは当然ないので、まず事務所の整理から始まる。いらないモノをどけて看板を飾るスペースを壁に確保して、それに併せて壁のレイアウトを変えて、飾り棚の配列も変えて、最後に展示品のホコリをキレイにはらってあげて、完成。
 文章にすれば短いけれど、仕事が終わってみれば午後三時。よく考えてみれば、巨大な看板をかたづけるだけのために、ほぼ一日が過ぎてしまったコトになる。作業効率非常に悪し。で、毎日がこの繰り返しみたいなモノなので、はかどらないったらありゃしない。
 それでもようや終わりが見えてきたって感じの今日でした。
 いや〜ソレよりも年末年始の催事ラッシュに備えて製作の方に力を入れなきゃ行けないんですけれどもねえ...、あ、やります、ちゃんとやります。明日からやります。約束します。

(2005.11.24)


寒くなってきました。

 そろそろ冬支度ということで、作業服専門店へ行ってきて防寒着を買ってきました。防寒ズボンです。うちだけではないのですが、木工所という所はたいていどこも「寒い」です。何せ「木」はよく燃えますから、あまり火を使わないのです。いやそれだけではなくて、たいていの木工所には薪ストーブがおいてあり、一年の作業で溜まった廃材(地元ではこれらを「木っ端(コッパ)」と呼んでいます)を燃やして暖をとっているのです。
 正直、坪源は寒いです。
 コッパが出ないんですよ、ほとんど。そりゃ多少は出ますが、かなり小さな材料でも、何とか思考を懲らして製品にしているので、本当に細かなコッパしか出ません。そしてこれらを薪ストーブで燃やした場合、あっという間に燃え尽きてしまいます。薪ストーブの場合、体積の大きな薪ほど暖かさが持続するのですが、細かなモノなど、あっという間に燃え尽きてしまいます。
 じつは毎年、知り合いの工房から余ったコッパをもらってきている状況です。正直、あまりに寒いので、石油ヒーターを併用しています。これではかねがね叫ばれている「ウオームビズ」に逆行する状況ですので、何とかしようと作業服専門店へ行っきました。
さすが専門店。ウオームビズを完璧に先取りしていました。そこで暖かそうな防寒ズボンを買ってきて、早速今日から使っています。
 すごい暖かい〜これなら暖房装置がなくても冬が越せそうです。といいますか、本来このズボンて冬季野外作業だから...暖かいはずです。これから寒い時期。それだけではなくて新春早々からデパート催事が目白押しなので、何とか体調管理だけはしっかりしないといけません。政府がいっているウオームビズとはちょっと趣旨がちがっているかもしれませんが。暖かい越冬に越したことはありません。
 これでも寒かったら、次はホッカイロだな。

(2005.11.21)


芸展、入選しました

 苦節三年。四度目の正直で、やっと「新潟県芸術美術展(芸展)」入選しました。初めて挑戦したときはお気楽に応募していました。しかし、こう何回も落選するとサスガに自信喪失していたのですが、あきらめずに挑戦し続けていてよかったです。
 彫刻部門の展示は新潟市美術館でやっています。木彫で女性の顔を作りましたので、見ればわかると思います。てか、木彫作品、毎回少ないですから...
 今日は午前中に審査員の先生の解説があったので、ぜひ行きたかったのですが体調不良で行けませんでした。風邪ではなくて、昨日したインフルエンザ予防接種の副作用の様です。ああ、からだがだるい。
 明日には何とか会場へ行ってみたいのですが、大丈夫だろうか?
 とりあえず芸展の会期は来週の日曜日までとたくさんありますから、そのうちに行けると思っています。

(2005.11.19)


新潟県芸展公募搬入

 新潟県芸展の公募の搬入が今日だったので、新潟市まで出かけてきました。実は今年は忙しすぎて、応募を半分あきらめていたのですが、数日仕事をさぼって(←おいおい)なんとか間に合うことができました。
 会場に着いて、他の人の応募作品を見ていると自信がなくなってしまいますねえ〜力作が沢山ある〜今回もいつもと同じ彫刻部門への応募なのですが、彫刻はいつも他の部門に比べると作品数が少ないように思えます。難しいのかな?私は普段の仕事通りに木彫を応募したのですが、ほとんどの人は彫塑です。今回も公募作品の中での木彫は私の他に一人(三時半現在)でした。応募締め切り時間は午後四時。こりゃまたいつにもまして木彫作品の少ない状況だなあ...
 新潟県の芸術公募展といえば県展が有名です。その他に県展の他にレベルの芸術公募展があるというのは、他の地域に比べて多いのか少ないのかよくわかりません。私のように仕事をしながらその合間に作品を作るとなると、年二回の公募展は結構きついと思いますし、ソレを毎年続けてている人は、かなりエライもんだと(←てか、自画自賛?)これで入選でもすればいいのですが...新潟県芸展は過去三年間全部落選でした...トホホ。
さて今年はどうなるコトやら?とりあえずできることはやりましたんで、後は結果を待つだけです。

(2005.11.15)


新潟県芸術展

 通称「芸展」なのだが、今年もまたその季節がやってきました。とはいえ未だ1回も入選したことナシですが、とほほ。そんなことは気にしないで、連日の催事続きから解放されたこの数日、ぽっかり時間が空いてしまったので、芸展挑戦用の作品を作ろうと今がんばっています。
 芸展公募展搬入日は11月15日。今日は10日...間に合うのか?
 とりあえず間に合わなかったら来年の県展に応募しようと思っています。ま、大丈夫、間に合うとは思うのですが...本当にそんなので入選するのか?
 現状は公募搬入日まで数日というシリに火がついている状況です。今日も気がついたら午後九時ちょっと前まで作業していました。娘に「夕ご飯にしなさい」といわれるまで気がつかなかった。とにかく作っている最中も「ああ、あそこが悪い、ここが悪い」とアラばかり見えて、ちっとも作業がはかどらない。
 才能無いのかもしれない(←おいおい)
 ま、公募展のギリギリになって淡くって作品作るのは、今に始まった話ではないので、多分締め切りには多分まにあうと思います。また、結果報告はこの日記でします。
 ああ、今年こそ、目指せ初入選(大丈夫か?)

(2005.11.10)


体調には気をつけよう

 坪源のこれからの催事、実演販売予定を更新しました。

 一週間続いた新潟大和デパートでの実演販売が終わりました。自分的にはかなり久しぶりの大和デパートだったので、調子が出るまでちょっと時間がかかってしまいました。県外のデパートとはあきらかに売れ筋商品が違っていました。基本的に地元での催事は欠品の追加などで頭を悩ませなくてもいいですし、何より夕食がちゃんと食べられるというのが助かります。県外催事だとこうはいきません。夜遅くまで働いて、スーパーで弁当と総菜とビールを買って、一人ホテルの一室で食べて、その後コインランドリーへ洗濯へ行く。それに比べれば、かなり楽です。
 ま、あまり売り上げはありませんでしたが(←おいおい)
 毎日のバス通勤で、帰宅は八時頃。割と楽だと思っていたのですが、途中から先日ひいた風邪をぶり返してしまい、またまた連日歯痛との戦いとなってしまいました。毎日朝鎮痛剤を飲んで、デパート終了一時間前にも飲む(このタイミングで飲まないと、帰宅後の夕食が歯痛で食えない)とにかくこの仕事が終わらない限りは医者へ行かれないので、とにかく耐えました。そしてやっと今日、これで医者にいけれると思ったら...今朝、歯痛が治ってしまいました。
 結局虫歯ではない風邪からくる歯痛なので、ぐっすり熟睡して疲れがとれれば、それでなおってしまうのですね。まあ、またぶり返さないように今日はこれから医者へ行ってこようと思います。ただの風邪ですらこのざまなのに、これがインフルエンザなんかだったら悲惨この上ないです。今年の年末年始はデパート仕事が沢山詰まっているので、この際今年はちゃんとインフルエンザの予防接種をしようかと検討しています。出張先でインフルエンザ...うわ、ちょっと考えただけで熱が出てきそうですね...

(2005.11.09)


ようやく準備完了

 大和デパートで明日から実演販売が始まります。その準備で今日は八時までデパートに居残り残業でした。もっとも午後九時終了の催事で鍛えられた体には「午後八時、楽勝じゃん」てな所です。明日からの催事も午後七時終了です。ある意味天国。後は成績を上げるだけです。しかしソレが一番難しいのですよ。
 最近社長(てか、マイおやじ)は催事での成績がいいものでして「オマエはそんなものか。ふふん」と鼻で笑われています。どうやら接客商売こそが彼の天職のようです。そこまで売り上げはないものも、それなりにがんばってはいるんですけれどもねえ...私も。
 しばらくは新潟市へバス通勤する身になります。バスの中では通勤読書します。なるべくおもしろそうな本を選ばないと、車酔いしちゃいます。今更ですが「通勤時間をいかに自分の自由時間に転換できるかが、長時間通勤を続けるコツだ」とは、その昔東京で一人暮らししていたときに、通勤時間数時間の先輩から教わったコトです。
 よろしくお願いいたします。

(2005.11.01)


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