タモリの水難事故 
今でこそ、お茶の間での不動の地位を獲得したタモリ氏でありますが、そんなタモリにも、自らの命の危機を感じた事がありました。
今回は、そのタモリが体験した命に関わる出来事と、その事故からタモリ氏が習得したピンチの脱出方法について、書いていこうと思います。

とある日の『いいとも増刊号』の、ファンクラブ通信で、「危機一髪の瞬間」という題目で、いいとものメンバーが自分の命に関わる出来事について、語る機会が有りました。
その時タモリは、自らの命に危機感を感じた出来事を、「大寒の日に海に落ちた事」と語っていました。
その当時タモリ氏は、友達と呑みに行き、ちょっとしたハプニングで、タモリ氏が、2月の海の中へ落ちてしまうという出来事が有りました。2月といったら冬の真っ只中です。
タモリ氏も、防寒の装備も万全で、その日はコートに背広という出で立ちでいました。

 しかし、寒さを耐えしのぐには、非情に有効なコートですが、一度水に落ちてしまうとその装備は大量の水を吸ってしまい、服の重みで全く浮力が無くなると言った、大きな問題を抱えてしまいます。
その当時の事について、タモリは「まるで水の中に引っ張られていくようだ!」と語っている事から、コートという物が水の中では、凄まじい『おもり』になってしまう事が、伺えます。

 コートを着て自由に身動きが取れないまま、海に放り出されたタモリ氏は、パニック状態になり、「死んでもいいかなぁ?いいとも〜」と、諦めで頭の中にどうでも良い事がよぎるようになると、妙に冷静に対できるようになるようで、全く身動きが出来なくなかったタモリは、泳ぎの妨げになっているコートと背広を脱いでしまう事を思いつき、実践してみました。

 すると、以前よりもはるかに泳ぎやすくなり、なんとか泳いで無事に海岸までたどり着く事ができましたようですが、タモリ氏によるとここからが大変だったようです。
まず、知り合いに「海に落ちて大変だから迎えに来い。」と連絡しようとしたところ、口が寒さに凍えて喋なくなっていたようです。
当時から酒好きのタモリですから、電話を受けた相手側はロレツの廻ってないタモリに対し「酔ってるのか?」と思い困惑気味なのですがタモリ氏本人はかなり真面目で「酔ってない!水に落ちたんだ!」と言おうとしても、やっぱりちゃんと喋れないので、相手側は「ふざけているのか?」と、自体はどんどん不味い方向へ!
結局最後はちゃんと解決したようですが、タモリ氏はこの言葉の通じない所に危機感を感じたようです。

その話の教訓でタモリ氏は寒い日に海に落ちてしまった時の注意を以下のように語ってました。この機会にまさかの時のために、対策を練ってみては如何でしょうか?


☆タモリ氏が語る水の中に落ちてしまった時の注意☆

・コートやジャケットは泳ぎの妨げになるので脱ぎましょう。

・冬の海は外気より水温の方が高いようです。

・真冬に海に落ちると、助かっても他の人に連絡をとるときに、体が冷え切ってしまって
 うまく喋れなくなるので、注意しましょう。
 

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