「いくとびあ」で動物たちと触れあってきました。この施設には、やぎ、ひつじ、モルモット、アルパカなどの動物が飼育されています。
子供たちは、まず、それぞれの動物たちの体つき(大きさ、毛、目の位置、ツメなど)や食べ物といった「違い」に目を向けました。ここから、それぞれの特徴(体つきや食べ物など)を「関係」づけて、それぞれが工夫して生きていること(共通)を発見していきます。
※1・2年生の国語の教科書には、関連する教材があります。(勿論、他学年でも)
◆いくとぴあの動物と掛けて、「私」と解く、その心は?
動物たちを見学した「私」にも目を向けていきます。「私はどんな生活をしているかな?」生活科の学習は自分に必ず返ってくる学習になっています。
今日の学習のように、一頭一頭違うところも在るけど、「体のつくりと生活の仕方」という共通点にも目を向けさせていきます。共通点を見付ける力を付けることが、来年度完全実施の学習指導要領でも重視されてる「論理教育」に関係してきます。
【論理教育で重視される考える力】
(小学校)
1・2年生…共通、相違、事柄の順序
3・4年生…理由や例をもとにした考え、中心的な内容(要点)と全体の内容
5・6年生…ものごとから原因と結果を言える(説明や質問する)
(中学校)
1年生…
・ものごとから原因と結果を見付けて言える(説明や質問する)
・根拠を明確に示して意見を言える(説明や質問する)
2年生…
・根拠を明確に示して意見を言える(説明や質問する)
・具体的なことの説明と抽象的な説明を行き来しながら意見が言える
3年生…
・具体的なことの説明と抽象的な説明を行き来しながら意見が言える