足元からの人権教育

昨日、同和教育巡回研修会(会場 田上町交流会館)に参加してきました。5人グループで、「差別をなくすために何をしていくか」をテーマに話し合いました。

参考 新潟県の人権教育

私たちのグループの話し合いの末のゴールは…

・異質なこと(自分とは違う考え)でも否定しない(受け止める)こと
あたりまえを見直すこと(身の回りに隠れている差別の芽に気づくこと)
謙虚であること(自分の姿を離れたところから冷静に見ること)
・大人が子供に姿をお手本(モデル)になること

どれも簡単ではないですが、この研修会からの参加者には、保護者・学校職員・公民館職員等、職種も年齢も性別も違う方々がいました。参加者の一部(30人程度)の一部しか聞いていませんが、気付いたことがあります。

上記のように「きれいに」まとめてしまっていけない! ということです。

人権教育の課題の一つ、男女平等を例にとっても、

>今日の朝、自分の使った茶碗を洗った? 本の一部!
>PTA参加者のほとんどが……女性(お母さん)!

「人は、すべてを見ているわけではなくて、見たいものだけを見ている」と二千年以上前に生きた人も言っているように、まず、自分の足元から見直したり、他の人から指摘されたりすることが大事と感じました。他人に迷惑を掛けながら活かして貰っているくらいの気持ちで。