今日の昼休みは「ひまわり遊び」でした。「ひまわり遊び」とは、1年生から6年生までの異学年が1つのグループ(ひまわり班)を作り、一緒に給食を食べたり清掃したりと、それぞれの持ち味を生かすことのよさを学び取ることをねらいをしています。子供が地域で「群れ」ていた昭和の時代では「当たり前」のことを、学校で体験する場を用意してます。
経験値の違いを活動に生かす~論理的な考え
年齢差は経験値の違いを生み出します。「みんなで一緒に遊ぼう」というねらいなら、1年生でも「おにごっこ」「かくれんぼ」などの遊びを考えることはできます。ここで、リーダーとしての高学年の出番が出てきます。「みんな」という主語を分解して、「1年生でも」「アウトドア派でもインドア派でも」「体力のある人でもあまり自信がない人でも」と、様々な想定をして、遊びの内容や遊び方(ルール)を、グループ全員に説明したり調整したりします。普段の横の関係(同一学年での活動)とは違い、時には「指示する」などの場面もでてきます。
体育館での「だるまさんがころんだ」では、鬼になった1年生の調整役を6年生がし、ゲームをスムーズにながしていました。教室内でゲームをしているグループでは、1年生にルールを教える5年生も。