【健やかな体づくり編】子供の育ち~(児童アンケートと体力テスト結果から)

対話のある学びの姿】【時間編集力】に続き、子供たちの「育ち」と「伸びしろ」について、ご報告させていただきます。

体力テストの結果(概略)については、すでにお知らせしていますので、今回は、その結果と、児童アンケート結果と比較して見えてきたことについても詳しく見ていきます。

まず、健康・安全面の姿を、次の6つ項目項目から見ていきます。

 

 

 

 

 

対話や時間編集に関わる子供の実態と同じ傾向(肯定評価と肯定評価の差が大きく、日常的なものとは言い切れない)も見られますが、給食指導と交通安全指導に関して、日々指導する場面(給食時間や帰りの会)があるため、「はっきりできている」と評価する子供の割合が高いです(上の2つグラフの間が狭く近付いている)。

一方、授業中の姿勢については、今後の指導を検討します。

◆全校の8割以上が、前年度より向上

体力テストの結果(全校の姿)については、学校だよりHPでお知らせしました。今回は個々の育ち(2年生以上の子供の前年度との比較)を見ます。須田小学校では、前年度の得点の1.2倍になることが「体力向上(県平均以上の伸び)」、1.1倍程度を「体力向上傾向(県平均並)」1.0倍以上を「体力維持(県平均以下)」という「ものさし」を作って、子供の成長の姿を評価しています。

 

 

 

 

上のグラフにあるように、全校(2年生以上)の約3分の1の子供が「体力向上」、半数以上の子供が「体力向上傾向」でした。

◆めあてをもって取り組むことの、体力向上効果◆

体育の授業も、その他の教科授業と同じように、授業のはじめに学習課題(◎)を子供にしまします。黒板で示す場合もあれば、口頭の場合もあります。

上の児童アンケート「めあてをもち体育授業に取り組み、体力向上している」では、9割以上の子供が「肯定的評価」、また、約7割以上の子供が「肯定評価」です。

この2つのデータ【めあてをもって運動する意欲】と【実際の体力向上】を比較すると、【実際の体力向上】をしている子供と、【めあてをもって運動する意欲】をもっている子供には、相関性が見られました。2学期以降の具体的な指導アイディアに生かしていきたいと思います。