今日、3校時に、全校「いじめ見逃しゼロ集会」を行いました。各学級で相談して決めためあて発表や交流ゲームなどをしました。
会の中で、生活指導部から「こんな時、きみならどうする?」という行動選択も取り入れた活動がありました。
◆全校で取り組む「ぽかぽか言葉、ちくちく言葉」
須田小学校では、各学級に相手のことを考えた言葉「ぽかぽか言葉、ちくちく言葉」が掲示してあります。日々の中で使う言葉を見直す手段の一つとして全校で取り組んでいます。
・ぽかぽか言葉…相手がうれしい気持ちになる言葉
・ちくちく言葉…相手が嫌な気持ちになる言葉
◆とっても大事な「あれあれ言葉」って?
でも、もうひとつの言葉「あれあれ言葉」について話してました。
・あれあれ言葉…正しいことかもしれないが、相手にとっては「ちくちく言葉」に変化しやすい言葉
例えば、帰りの会の準備が出来ていない友達に、「○○さん、もっとはやく!」など注意する言葉です。準備が終わっていない子供を注意するか?それとも、準備が終わっているほとんどの子供を褒めるか?
現実には、前者(注意する)が殆どです。でも、後者(出来ている子供を褒め、手本にしようと言う)は、人間関係にぎこちなさは生まれにくいと思います。また、準備が遅い子供へのサポートにもなります。
須田小学校の生活指導部の「こんな時、きみんらどうする」も、子供によって判断は様々でした。子供たちのまわりには「あれあれ言葉」を使わなければならない場面も当然あります。問題は、「あれあれ言葉」を、「ぽかぽか言葉」に少しでも近づける指導だと思います。