昨日の運動会には、実施に学校にお越し頂いたり、ネットを通して訪問頂いたり、本当にありがとうございました。子供たちが満足感をもって参加できた背景には、当日朝からの会場準備作業に、例年以上の安全に配慮した作業内容が多くあったことが挙げられます。その一つが、子供たちの応援場所のテントの設置です。例年の4張りに加え、全部で6張りの設置をお願いしました。ありがとうございました。
運動会後の反省をする際に、昨年度の日記の運動会に関わるところを読んだところ、思わず思い出し笑いをしてしまいました。今年の分と合わせて、進歩のない自分の反省を込めて書かせてもらいます。
▶須田小の広報マンとして、カメラのファインダー越しに見る子どもたち。どういう位置・角度・枠で撮影すればよいか考える暇も無いくらい、「絵になる」子供たちの姿に感動した。特に、入学してわずか2ヶ月にしならない一年生の成長ぶりに感動。どうしてなのか。上級生に比べれば上手くこなすことはできないが、どんな些細なことでも前のめりになって取り組む真剣さが、見る人を感動させるのでは。
▶2年生から6年生までも、必死さを感じつつも、1年間以上小学校生活に慣れた子供たちには、別の成長「たくましさ」を強く感じた。運動会の会場が変わることは、小学生の子供たちにとっては、今までの練習内容が「ほぼ」消えてしまう状態。でも、子供達たちは動いていた。「指示されたことはやるが、自分から進んでしない」と、子供たちを「言い切る」人たちがいる。でも、そうでないことを実感した。「子供たちに指示した内容が、いつでも・どこでも応用できる自然なものなら、子供たちは使う。その場限りの不自然なものなら使えない。」事前練習から、学校教職員が、子供たちにとって「シンプルな」指導をしていたことが、寧ろ、子供たちの柔軟な動きに繫がったと思う。
と、全く二年連続同じ感想をもちました。後半に書いた「シンプル」は、本年度特に全校で頑張ったこと(今後もも頑張ること)です。
運動会では、たくさん「感動」します。でも、「感心」することもあります。一番は、最後の子供の運動会の感想発表でした。その言葉の中の「来年も運動会を創っていってください」に、「うん」と頷きました。私の開会式の際の挨拶「みんなで運動会を創っていきましょう」という、つたない表現を救ってくれました。「運動会にしよう」でなく「運動会を創ろう」という、「自分の個性をどんどん出していこう」という主張が強く感じられました。この素敵な言葉に感心して思わずうなりました。言葉には力があります。