高校入試の問題でも、できる!

今日の新聞に高校入試問題が掲載されていました。国語と算数の一部の問題には、小学生にもチャレンジしてほしいものがありました。「習ってない」から分からないと諦める受け身ではなく、今までの知識を総動員して、自分の言葉で考え解き進める主体的な姿勢が求められています。

と、子供に言う前に、まず大人がお手本を示す必要があります。

「できない理由」を見付けて諦めるのではなく、「できるための方法」を見付けて挑戦する姿勢については、前号の学校だよりの巻頭言にも書かせていただきました。

今、職員玄関前の廊下に「サクラソウ」のプランターが20個以上並んで咲いています。昨年の10月から始めたものですが、高さが1㎝ほどの苗を一本一本ピンセットで植え付け、一つずつ増やしていったものです。当初は、花屋さんに置いてある花を見て「ダメかな」と諦めることもありましたが、少しずつ伸びていく苗も見るにつけ、「なんとかなるさー」とやってきました。それでも、「今日はかれてないか」と確かめるのが日課になりました。

美しい花は一瞬。そこに目が行きがちですが、そこまでの長い過程があるからこそ美しく感じることができると思います。

さて、話を高校入試問題に戻します。

今日の朝刊に載っていた、新潟県高校入試問題(数学)をベースに、小学生用に手直しした問題を2つ作ってみました。5年生の子供たちに印刷して渡してみました。結果は後程お知らせします。