委員会のことをどのように説明しますか? 私は、4年生までに学級でしてきた「係と当番」の全校版と言います。
でも、今度は「係」と「当番」の違いを、どう説明しますか? 私は、自分たちの学校生活を健康で楽しく過ごすために必要な仕事でも、なかなかなり手がいない仕事が「当番」と説明します。例えば、日直当番、給食当番、清掃当番は、学校生活に必要な仕事ですが、毎日してくれる人を見付けることは難しいです。ですから、みんなで平等に仕事を分けます。当然「当番」は、全員が平等にします。
これに対して、自分たちの学校生活をより楽しくするために、「あるといいな」を思う仕事で、希望者がいる場合は「係」になります。当然、希望者がいなければ「係」は成立しません。成立した「係」は、「当番」と違って、希望したメンバーで知恵を出し合い「係」を運営します。
低学年から中学年までの経験の積み重ねが、豊かな「委員会」活動に影響します。委員会見学をした4年生も、最初は「当番」的な仕事をすることになりますが、徐々に「係」的な仕事も発案して欲しいです。