泣きそうな空からぽつりぽつりと雨が落ちてきた午後、たくさんの保護者から来校いただき、校舎の中は、快晴に向かいました。
◆1年生の音楽で手遊び等
リズムと歌と手の動き、それも相手とシンクロした動作、とっても難しいのに、「何度も何度も『やりたい!』」が出ていました。これが「意欲」なんでしょうか。
◆2年生の国語で読み聞かせ
図書館職員から持ってきて頂いた本は、「さかさま」がテーマの読み聞かせでした。途中まで聞いた後、「後は、自分で読んでね。」は、子供たちの「読みたい」気持ちのスタートラインを何度もフライングさせていました。
◆3年生の国語「どっちの文章がいい書き方?」
教科書の2つの文章(ポスター)を比べて、どっちがいいか理由を付けて説明する学習でした。表でまとめるか絵でまとめるかで、ずいぶん印象が違ってきます。子どのたちのノートを見ると、自分の考えをノートの半分以上を使ってまとめていました。
◆4年生の道徳で「どんな言い方がいいかな?」
前に貸した本を返してほしい時のやりとりの3パターンを読んだ子供たち。
貸してあげたのに、まだ読んでいないから返さない「ジャイアン」タイプ、貸し主と借り主の言い分を整理して解決する「できすぎさん」タイプ等から、望ましい対応について自分の考えを出し合う子供たち。
◆5年生の道徳で「何が、人のやる気をおこすのかな」
学芸会の準備で、やる気の出ない仕事を担当した主人公の女子が、同じような状況で仕事を一生懸命している男の姿に感動して、みんなで協力することの大切さに気付いていくというお話でした。何故、この女の子は気持ちが変わったのか?役割演技をした子供から「褒められたからやる気になった」。きっと自分の日常体験から出た意見でしょう。でも、この男の子は、だれからも褒められていないのにやる気を出している。ここからが本当の深い学びです。さあ、何故でしょう?
◆6年生の体育で「ダブルダッチ(2本の縄跳び)」
3つのチームに分かれてダブルダッチ(2本の縄跳びを交互に跳ぶ)んい挑戦。最後には跳べるチームもあったそうです(その場を離れている間に成功!)。たった2本の縄を使う技なのに、奥が深いですね。
子供が何度も何度もやる(止めましょう、と言っても続けたくなる)状態が「やる気」「意欲」「自主性」「主体的」で、無駄のない学びだと思います。そのことを目指して、頑張っていきたいと思います。